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ヴィレアスレイヴ   作者: 不自然な霧
第一章 謎の組織
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第一話 「知らない場所」

「いたっ!」


かすかに頭が痛む。

地面が冷たい。

目の前には森が深く高く生い茂るのが暗闇からからわずかに確認できる。

ここはどこなんだ!?


「いっ!!!」


さらに強く頭が痛む、 体を起こそうとするが無意味のようでまったく動かない。

月の光に照らされ俺は静かに目を閉じた。






目の前には知らない天井が・・・

え?何でここにいるんだ?

さっきまでは地面に…

いや何で地面に倒れてたんだ!

しかもあそこはどこだったんだ?暗くて森があったことぐらいしか確認できていない。

どういう事だ!

いきなり場所が変わっていることなんてあるのか?

ふかふかのソファーに横たわっていた俺はゆっくりと体を起こす。

体がやけに重い。

背伸びをしながら辺りを見渡した。

窓からは心地よい光がふり込み、この部屋を明るく照らしている。

窓から外を見ると、人が何人か隠れることができる壁のような岩がいくつもそびえ、その下にきれいな緑色の草が芝生のようにびっしりと生えている。

窓から体を半回転するとちょうど正面に自分の体が映るほどの大きめの鏡があった。

そこに映っていたのは、ついさっきまで寝巻を着ていたはずの俺がなんとも動きずらそうな服を上下にきた自分が映っていた。


「え…?」


そりゃー暑いわけだ重いわけだこれは超重防具かよ。

俺はソファーに戻り腰を下ろした。

なんとなくだが俺は2回場所を移動している。

最初は俺自身の部屋で小さな物体に引き込まれ目覚めた時にはおそらく夜の森周辺、次目覚めたら今の部屋にいた。

とにかく誰かと話がしたい。

その時


「この部屋です」


部屋のドアの方から一人の美少女が入ってきた。

金色の長い髪はポニーテールで結ばれ窓からふり込んだ光によってか光り輝いて見える。

メガネをかけている

年は俺と同じくらいだろうか。


「お、彼ですか~?」


その後ろの方から今度は一人のチャラい男性がのん気な声で入ってきた。

白と所々黒が入った服はいかにも ミゥージカルでもするきか といわんばかりに派手だ、ピエロだ。

まあ、誰かが来てくれたのならよかった、話をしたい。


「あ、起きてたのですか、大丈夫ですか」


この美少女に話をできるだけ聞きたいな。


「大丈夫です、あのどうして僕はここにいるのですか?」


「あ~倒れてたのよ君が、防具はしてたけど無装備だったからとにかくここまで連れてきたんだけど・・・」


「ありがとうございます」


「いいっていいって」


この人が助けてくれたのか感謝しなければ。

倒れていたってのはおそらくあの森周辺、防具ってことはその時にはもうすでにこの状態だっただろう。

無装備とはなんだろうか?


「君、どうしてあんな所に倒れていたんだい?」


なんだいチャラピエロ、今からそう呼ぼう。

てかそれ俺が一番知りたいよ


「わかりません、ここはどこですか」


「それはですね~・・・」


なぜか数秒間の沈黙···


「いいじゃないですかべつに、ちがうみたいですし」


この美少女は今まで何してたんだ?てかなにがちがうんだ

俺はなんと見られていたんだ。


「まあ、上には何も知られていないのでいいでしょう。もしそうなら僕達で何とかしましょうか」


おお!チャラピエロがチャラくなくなった。

上ってなんだよさっぱり分からん。

知られてないってもし、知られてたら俺どうなってたの!!


「ここはセレンですね~」


あ、チャラくなった。

って、セレンってなんだよ、聞いたこともないぞ

「あの、セレンとは?」


「そうですね~正確にはここはセレンの端なんですけどね~他の国と比べると小さいですね~」


理解に苦しむ。なんで語尾伸ばすんだ?


「ちょっと長くいすぎましたね~。少し見てくるってことだったんですけど、もう戻らなければなりません」


「え、あ、はい分かりました」


もっと話を聞きたかったのだがしょうがないか・・・


「あの、君はどこか行くとこあるの?」


ああ、そうだ彼女がいるのだった。次は何してたんだろうか?まったく気ずかなかった。恐るべし。


「いえ、まったくないので困っているのですが」


「ならセレンにいればいいですよ、私と彼も住んでますし、いいですよね。部屋は私が準備いたしますから」


おぉ、神様だぁ~、よろこんでそうさせてもらいます。部屋が一緒でないのが残念だがしょうがないか。


「僕もいいと思いますよ~。連絡もとれたほうがいいでしょう」


さすがチャラピエロ、これがあるなら一石二鳥ってやつだ。


「それじゃ~、詳しい事は向こうで説明するとしましょうか。それでは途中まで一緒なので早速ですが行きましょ~う」


「お願いします」

「いきましょう」


俺と美少女の声と共に重い体で勢いよく立ち上がると、

ドアの方え行き外に出て心地よい風にあたりながら俺とこのチャラピエロと美少女の3人はセレン中心部を目指し外にでた。


間違えている所が多くあるかもしれません

すいません。

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