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プロローグ
馬鹿だなあとお前は笑うだろうか。
きっと笑うだろう。でも本当のことなんだ。
わかる限りここにメモしていこうと思う。
これは短くて儚い…忘れられたことも忘れていた君との一週間。
その日はとても気持ちのいい朝からはじまり、確か…夜も星が落ちてきそうなくらい天気が良かった。
ぼくは気分がおどるように家を飛び出し、友達と近くの公園で暗くなるまで遊んだ。
天気が良かったからいけない。
気付けば真っ暗になるまで遊んでしまっていたことを覚えてる。
暗い道を歩くぼくたち。
真っ暗で、どこか遠くで何かのなき声が聞こえる。
ぼくたちはもう10さいになったんだ。
暗いのなんてこわくない、と強がって。
けれども手はずっと握り合っていた。
途中で友達と分かれて歩いていると、ふと遠くにぼんやりとした明かりが見えた。
首を傾げてみてみると、そこは神社のようだった。
神社に光がともっている。
誘われるようにしてぼくは神社に入っていった。