第四十四話 新たな目標
第四十四話 新たな目標
素材市。
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グランベル商会との契約を終えた。
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リリスとラフタリアは広場を歩く。
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ラフタリアはまだ驚いていた。
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「リリスさん」
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「王都の商会と取引するなんて凄いです」
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リリスは照れ笑いを浮かべる。
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「私もびっくりしたよ」
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その時。
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ハロルドが広場へ姿を見せた。
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「おお」
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「ここにいたか」
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「ハロルドさん!」
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リリスは笑顔で駆け寄る。
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「素材市で暴走ベアを倒したそうだな」
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「もう街中で噂になっているぞ」
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リリスは少し恥ずかしくなる。
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「成り行きでした」
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ハロルドは苦笑した。
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「その成り行きで街を救ったんだ」
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「胸を張れ」
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リリスは照れながら頷く。
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その後。
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三人は屋敷へ戻った。
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夕食の席。
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ハロルドが一枚の地図を広げる。
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リーフェン周辺地図
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街の周囲には。
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森。
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洞窟。
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山脈。
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湖。
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様々な場所が記されている。
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その中で。
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一か所だけ赤い印が付いていた。
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忘却の森
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推奨Lv40
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「ここだ」
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ハロルドが指差す。
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「珍しい薬草や魔物素材が大量に採れる」
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「錬金術師にも人気の場所だ」
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リリスの目が輝いた。
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「薬草!」
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「素材!」
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完全に興味を引かれた。
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ラフタリアも地図を見つめる。
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「でも……」
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「推奨レベル四十です」
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少し不安そうだ。
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ハロルドは頷いた。
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「だからすぐには行かない」
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「まずは二人とも、もう少し力を付けるんだ」
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リリスは力強く頷く。
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「分かりました!」
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「もっと強くなります!」
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その時。
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新規目標
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忘却の森を攻略する
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画面が表示された。
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リリスは笑う。
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「よーし!」
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「次の目標決定!」
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ラフタリアも笑顔で頷いた。
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「私も頑張ります!」
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こうして。
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二人は次なる冒険に向けて。
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新たな目標を胸に刻むのだった。
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第四十五話へ続く
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