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第四十話 黒き神鉱石

第四十話 黒き神鉱石


 素材市。


◇◇◇


 リリスの目の前に。


◇◇◇


 半透明の画面が現れた。


◇◇◇


━━━━━━━━━━


錬金術


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解析完了


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◇◇◇


「きた!」


◇◇◇


 リリスが息を呑む。


◇◇◇


 画面には。


◇◇◇


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虚空鋼


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神鉱石


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品質


極上


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◇◇◇


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説明


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神話級装備の素材。


通常の鑑定では判別不能。


高度な錬金術でのみ真価を見抜ける。


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◇◇◇


「神鉱石……!」


◇◇◇


 リリスは思わず声を漏らした。


◇◇◇


 店主が首を傾げる。


◇◇◇


「何か分かったのか?」


◇◇◇


 リリスは慌てて画面を閉じる。


◇◇◇


「い、いえ!」


◇◇◇


 今ここで正体を話すわけにはいかない。


◇◇◇


 価値が知れ渡れば大騒ぎになる。


◇◇◇


 ラフタリアも小声で尋ねる。


◇◇◇


「そんなにすごい石なんですか?」


◇◇◇


 リリスも小さく頷いた。


◇◇◇


「たぶん、この世界でも最高級の素材の一つだと思う」


◇◇◇


 ラフタリアが目を丸くする。


◇◇◇


「銀貨十枚で……?」


◇◇◇


「うん」


◇◇◇


「とんでもない掘り出し物だったみたい」


◇◇◇


 二人は顔を見合わせて笑った。


◇◇◇


 その時。


◇◇◇


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錬金術


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新レシピ解放


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神鋼武器


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神鋼防具


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※素材不足


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◇◇◇


「まだ作れないか」


◇◇◇


 虚空鋼だけでは足りないらしい。


◇◇◇


 だが。


◇◇◇


 目標ができた。


◇◇◇


 もっと珍しい素材を集めよう。


◇◇◇


 リリスの冒険心が刺激される。


◇◇◇


 その時。


◇◇◇


 素材市の広場が急に騒がしくなった。


◇◇◇


「どいてくれ!」


◇◇◇


「魔物だ!」


◇◇◇


 人々が逃げ惑う。


◇◇◇


 リリスとラフタリアは同時に振り返った。


◇◇◇


 市場の入口から。


◇◇◇


 一頭の巨大な魔物が姿を現す。


◇◇◇


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暴走ベア


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Lv25


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◇◇◇


 黒い毛並み。


◇◇◇


 鋭い爪。


◇◇◇


 怒り狂った咆哮が素材市に響き渡る。


◇◇◇


 人々は悲鳴を上げて逃げ始めた。


◇◇◇


 リリスは狼王の長剣に手を掛ける。


◇◇◇


 ラフタリアも剣を抜いた。


◇◇◇


「ラフタリア」


◇◇◇


「はい!」


◇◇◇


「街のみんなを守ろう!」


◇◇◇


「はい!」


◇◇◇


 二人は駆け出した。


━━━━━━━━━━


第四十一話へ続く


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