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暗黒のノクターン - 濃尾

作者: 濃尾

「暗黒のノクターン」


暗黒のノクターン - 濃尾













空気が薄い。




私は喘ぎながら目的の頂上を目指した。




日暮れ前には何とかたどり着いた。




岩陰から向こう側の山稜をビノキュラーでそっと覗き見た。




夕闇迫る一望に山々の稜線が拡がっている。




ひときわ目立つ山頂上に置かれている巨大な黒い円筒の数は3体。




あれらの中身は人格なのだ。




彼らはサイバー戦に負け、身体を奪われ、入出力は何も無い。




いや、私の居るこの秘密の高みからのみ彼らの出す音が聞こえる。






あれは音楽だ。




悲しくも美しい調べが響く。




彼らを解放する機会を待ちながら私は只、その切ない旋律を聴き続けた。「必ず助けてみせる…。」




私は密やかな声で誓った。











あの戦争、第二次サイバー戦争から3年。




私は中日アソシエーションのサイバーセキュリティの上級顧問になった。




私は初めからサイバー畑の人間だった訳ではない。




私は軍の特殊部隊の戦闘員だった。






それが適性検査の結果、サイバー適正良好と診断され、半ば強引にサイバー部隊に編入された。




軍のサイバー部隊の役目は民間の巨大テックとさほど変わりはしない。




情報を護り、盗み、時には破壊する。




先日、上から中日アソシエーションへの「出向」を又半ば強引に下命された。






スタイロフォームのデッキから起き上がり、脳パルスヘッドセットを取った。




「脳内侵入痕跡ナシ」の結果を得たうえで、人間の秘書に案内されて建物屋上の庭園に着いた。




日本風回遊式庭園の離れに通され暫く端座していると、足音が聞こえた。




「待たせてしまいましたか?先島大尉。食事を楽しんでいますか?」中日アソシエーションのオーナー、シェイ・ウー。年齢は34歳、中央政界との深いつながりを持つ人物だ。




「まあ、ね。」




「しかし面白くない、といった顔をしていますね?」




「状況が呑み込めない時は人は不安になる。私は不安な状況は面白くない。」




「今から状況の説明をします。」




「ありがたい。」




「サイバー戦争以前から我々は貴方に注意を払っていました。」




「何故?」




「貴方が日本軍のサイバー戦の一員だったからです。貴方はサイバー戦ハイパー級スペシャリストだ。しかし我々にもハイパー級の人材はいる。それらがあなたの些細なミスを見つけました。痕跡を辿って貴方に行き着いたのです。彼らは言いました。貴方は日本で一番のサイバー戦スペシャリストだ、と。」




「ミスを辿られる程度のスペシャリスト、というわけか。」




「そう卑下したものでもありません。なにしろ我々と貴国では物量が違い過ぎました。」




「本題に入ってくれないか?」




「貴方方、日本がアメリカと組んであのサイバー戦争を仕掛けてきた時、我々は既に迎え撃つ準備が整っていました。情報戦の勝利です。」




「不安はまだ消えないな。面白くない。」




「アメリカが手を引いた時、貴国は単独講和を申し出てきて我々中華人民共和国はそれを受諾しました。貴国は我々とのパートナーシップを強め、アメリカを追い詰める側へシフトしたのです。」




「サイバー戦争史の講釈はいい。」




「ここからが重要です。アメリカ軍は物理的攻撃も行いましたが、それさえもサイバー戦の一部であり、同盟国日本にも物理的攻撃がアメリカから行われました。」




「…初耳だ。」




「でしょうね。しかし、貴国の上層部は我々と講和した時、この情報を手にしていました。」




「あんた方の欺瞞情報じゃないのか?」




「あれから3年ですよ?戦術的に少しの時間は稼げても、永遠には騙せません。我々は貴国の誠意あるパートナーたらんとする努力を惜しみません。」




「ふん…。」




「我が国と日本に物理的攻撃がアメリカから行われた際に奪われたものがあります。それを我が国と貴国は取り返したいのです。」




「それは何だ?」




「世界的なネットワーク支配を可能にするほどのある技術の「タネ」、とでも申しましょうか。」




「あれから3年。アメリカは現在、世界のネットを牛耳ってはいない。」




「その「タネ」は人間でした。詳細を言えば3人の人間でした。…先島大尉、貴方の妻、先島陽子博士は生きています。」




「…どういうことだ?陽子はあの戦争で…。」




「残念なお知らせです。3人の技術者、先島陽子博士、フォン・カイイ博士、リュウ・ウォン博士は肉体を剥奪されて人格のみがデータベース化されています。アメリカは3人を拉致して世界を我がものにするかもしれない技術を得ようとしました。研究は秘密裏に行われていましたが、ある事故が起こりました。3人は共謀してアメリカのほぼすべてのネットワークを押さえる寸前まで行ったようです。アメリカの当局は恐れをなして、肉体を剥奪して入出力なしのオフラインのサーバにそれぞれを監禁しています。」




「…それは殺人であり、国際法上の人道に対する罪に問えるのではないのか?」




「我々もそう思います。しかし、法廷に提出出来る証拠はありません。全て不法な手段で得た情報です。」




「なるほど。そしてアメリカを人道に対する罪で裁くよりも欲しいものがある、というわけか。」




「はっきり言えばその通りですが、我々は3人を救出後、人格を義体に移植するつもりです。」




「その情報を私にさらけ出して何がしたいのか分かってきたが、何故私なのだ?勝算はあるのか?」




「我が国にもハイパー級サイバー戦スペシャリストはいますが、特殊部隊のスキルを同時に併せ持った人材はいません。全目標達成確率は54%です。貴方が直接、目標人格との繋がりを個人的に持った人物であることは大幅にプラスに働くと計算されました。」




「人格を義体に移植するという話は本当なのか?成功確率は?」




「人格がどれほど完全に近い形でデータ化されたかに依ります。人格データ情報は不明です。」




「作戦の立案は終わっているのだな?」




「はい。あなたがこの作戦任務に就く事を拒否しても作戦は行われます。その場合の全目標達成確率は37%です。」






私の答えは決まり切っていた。









アメリカ合衆国ワイオミング州の標高4000メートルを超える山脈に軍の施設は設置されていた。




真っ黒な巨大円筒は高さ45メートル、直径120メートルにも及ぶ。




それ自体が人格なのではない。




あれはサイバーセキュリティシステムなのだ。完全オフラインの。




3体の円筒が設置された施設の大きさの割には、人間の兵士の人数は少ない。全28名。後は全て自律兵器で警戒、武装されている。




ピンポイントで指定されたその場所はもう軍の施設のすぐ外で、そこから先は関係者以外立ち入り禁止だったが、見た目は上部が鉄条網の只のフェンスで囲われているだけの外周部だ。




しかし、監視カメラ、監視小型ドローン、フェンス接触警報装置、外周上空警戒大型ドローンまであった。






私に直接施設に近づくのではなく、東側の稜線に出て施設の監視から始めろと命じたのには訳があった。




「ある種の音が出ているそうです。」シェイ・ウーは言った。




「地元の山岳ガイドなどから複数の情報が得られました。それはどうやら音楽の様なのです。音源はありません。録ろうとした者もいましたが録音されていなかったという事です。不思議な現象です。何かがわかるかもしれません。」






夕闇迫る一望に山々の稜線が拡がっている。




ひときわ目立つ山頂上に置かれている巨大な黒い円筒の数は3体。




あれらの中身は人格なのだ。




その3名の中に私の妻、陽子が入っている。




彼らはサイバー戦に負け、身体を奪われ、入出力は何も無い。




完全オフラインのはずだ。




しかし、夕暮れ時、それは確かに聴こえはじめた。




音楽だ。




悲しくも美しい調べ。






「陽子…。」私は思わず口走っていた。「必ず助けてみせる…。」






陽子の人格データからだと私にはすぐ分かった。




それは私の数少ない趣味、私の作ったノクターンだった。






これがどの様な機序で聞こえるのかは分からない。しかし、空気を振動させていない事は直ぐに分かった。正確には「音波」ではないのだ。




自分の脳波をチェックする。…聞こえている。もしかすると、サイバネティクスを使用して陽子が何らかの伝達をしようとしているのではないか?自分の脳波をスキャンして音響データを取り出す。




…暗号ではないかと思ったが、判らない。音響工学的には単純な音階の繰り返しだけのように思える。




もしかして人格データが不可逆的な破損を起こしてバグが起きているのではないか?という恐ろしい想像をしたが、それならば連中はあの施設の黒い物体を2つに減らしただろう。






この場所から音響データが録れた場合、レーザー通信で衛星に送る手はずになっていた。時間が来た。…送信完了。






37分後、衛星通信に感があった。…分析結果でノクターンの中に何かのアルゴリズムが隠されている事が判った。しかし中国随一の量子コンピュータを使ってももうしばらくは時間がかかるそうだ。






後はここで闇が増すのを待つ。











「アレはいつ聞いても陰気だな。気がクサクサするぜ。」一人の兵士が椅子にもたれたままそう言った。




黒い円筒のある軍施設はアメリカ空軍のレーダーサイト基地という事になっている。基地コードも存在した。




ゲートの守衛所には二人の守衛が居た。しかし、ここを訪れる者は物資運搬の無人機ぐらいだ。




「アレは一体何なのでしょうか?…アレの事自体、会話するのも本当は禁止ですよね?」




「アレについての噂は知ってるか?新米。」先任らしい兵士が聞いた。




「はあ、なんでも先の戦争で捕虜にした兵士の亡霊の仕業と聞きました。」




「何だ、知ってたのか。」




「本当なんですか?」




「知らねえよ。しかしアレ以外は何も起きねえ。それだけはホントだ。大体、俺たちはコレ自体が何の施設かも知らねえが、よっぽどな重要施設なんだろうことだけは確かだな。レーダーサイトだってよ。コレがかい?」窓の外に黒々と浮かびあがる円筒を指さした。




「それにここの司令官は空軍将校じゃないぞ。カンで判る。」




「何が判るって?」突然開いたドアの方から声がした。




「あっ!少尉!」先任の兵士は起立した。




「座ってよろしい。バロー兵長。」少尉は穏やかに言った。




「バロー兵長、君に何が判ろうとも、ここの施設についての私語は厳禁だという事は知っているな?」




「ハイ!少尉!」




「よろしい。君は二か月間休暇なしだ。それと、ジョ-ンズ一等兵?」




「ハイ!少尉!」




「君はここに来てまだ日が浅い。特別に罰は延期にしておく。」




「ありがとうございます!」




「君らの現在の任務はゲートの守衛だぞ。肝に銘じる様に。」そう言って少尉は守衛所から出て行った。




「…ついてねえ…。」バロー兵長はつぶやいた。






このやり取り全てを聞いていた人物がいた。先島だ。




彼はここにたどり着く前に、外部フェンスにあった監視小型カメラから侵入を開始していた。カメラに向かいレーザーポインターでシグナルを送った。先島にとってはセキュリティ管理システムまでは関門はないも同然だった。だが、ここからは少し面倒だった。管理システムログファイルに偽装したマルウェアを内部に仕込んだこの施設のセキュリティシステム管理責任者宛てにフランシス E.ワーレン空軍基地セキュリティ担当者からのメッセージに偽装したファイルを送り付けた。






釣れた。






管理システムログファイルに偽装したダイアログがセキュリティ担当者の一人のモニタに映し出された。




セキュリティ担当者はそのダイアログの詳細を見ようとタッチした。




マルウエアが解き放たれ、この基地全ての自律型セキュリテイシステムは何が起きても異常ナシとレポートするようになった。




全てと言ってもスタンドアローンの黒い円筒3体と人間の兵士は除いてだが。











先ほど守衛達を叱責した少尉が指揮所に戻ってきて報告した。「大佐、どうもここの兵の士気を維持するのは並大抵の事じゃ足りません。大体、兵の員数が少な過ぎる事、極めて僻地である事、冬季は極寒の地である事など、要因は枚挙にいとまがありません。」




大佐と呼ばれた男は言った。「ゲイツ、そのための自律型セキュリテイシステムじゃないか。我々はその維持管理に注力すればよいのだよ。兵はそのための労働力にすぎん。」




「で、ありましょうが、…兵がなまくらになるのを見るのは辛いです。」




「ここは半年交代の勤務だ。あと二か月、ゲイツ、帰ったらクリスマスだぞ?」




突然部屋が真っ暗になった。セキュリテイシステムのモニターまで落ちた。非常電源に切り変わらない。警報も鳴らない。




「何が起きている!報告しろ!」大佐は怒鳴った。




「ともかく明かりだ!携帯ランプを出せ!非常用電源を調べさせろ!」




携帯ランプを灯した兵が外へ駆けていく。




「電話だ。」大佐は言った。




「外線繋がりません!」誰かが叫んだ。




「なら衛星電話だ!…あっ電源がああじゃ、ダメか。個人用端末はどうだ?」




「…再起動マークが出ています。」少尉が言った。




「私の端末もだ…。…これは攻撃だ!各員戦闘配備!」




「戦闘配備!」「戦闘配備!」携帯ランプを灯した兵があちらの部署、こちらの部署へ散っていく。




何処かでM4カービンの銃声が三連射した。遠い。




「手りゅう弾!」と誰かが叫ぶ声がした。直後に爆発音。近い。




大佐は拳銃を自分のデスクから取り出そうと自室へ行こうとした。




「大佐いけません!いま一人で行動するのは危険です!これをどうぞ。」少尉が言って自分の拳銃を渡した。




指揮所の中にはセキュリティ担当者が5人と自分達2人だった。




武装しているのは大佐だけだった。




「グッ!ゴポッ!」暗がりで誰かがうめいた。




この音は聞いたことがある。大佐は思った。人が喉を掻き切られる音だ。




背後に気配がした。大佐は慌ててピストルを振り向けた。少尉だった。




「ゲイツ、危うく撃つところで…」少尉は立ったまま死んでいた。そして崩れ折れた。




気が付くともう兵が誰もいない。外もシンと静まり返っている。




「投降しろ、兵は皆死んだ。命の保証はする。」突然声がした。気配はしない。




「もう一度だけ言う、投降しろ。」




大佐は投降した。




背後に人の気配がした。「跪いて両手を頭の後ろで組め。ゆっくりとだ。」大佐はその様にした。




「貴官の氏名、階級、生年月日、及び識別番号を言え。」大佐はその様にした。




背後の気配は前に廻ってきた。顔を上げると薄明りの中にフルフェイスのステルススーツにサプレッサー付きの自動小銃を持った男が立っていた。中ぶりのナイフは血に濡れていた。




「スタンリー大佐、貴官の生命は私の一存で保証する。ただし、命令に背く場合は保証の限りではない。」




「皆死んだのか?お前独りでやったのか?」大佐はうめいた。




男は無言で頷いた。




「貴官には少々聞きたいことがある。時間が無い。手早く頼むぞ。」











先島はスタンリー大佐から聞いた通りの場所で黒い円筒3つのターミナルをそれぞれ見つけた。ターミナルのアクセスキーは大佐は持っていないと判明した。そして例の音楽が聞こえる黒い円筒の場所を聞いた。大佐から聞き出せた有効な情報はそれだけだった。






だから先島は中央の円筒から始めた。




ターミナル自体は先島の持ってきた端子がそのまま使えた。




アクセスキーは多分、あの音楽に隠されていたアルゴリズムの中にある。




衛星からのアクセスを待つ。






定時連絡が取れないと上部組織が気がつくまではまだ少しある。




定時連絡のシグナルを先島はとうに発見し、解析していた。




後は物理手段である自律輸送ドローンなどが近づいた場合だ。




これも先島は罠にかけるつもりだった。




じりじりとした時間が永遠に続くように先島には感じられた。






来た!アルゴリズム解析が終わったのだ。




やはり黒い円筒のセキュリティシステム内部への侵入アルゴリズムだった。




先島は陽子の人格データが囚われているターミナルへアクセスした。




内部は疑似体験型フローチャートになっていた。




先島は先へ急いだ。3つの関門に3つのアクセスキー。




全て一度で開いた。




先島は陽子の黒い円筒のセキュリティシステムをすべて解除した。




内部へと駆け昇る。




疑似体験型フローチャートはまだ続いていた。






“Y・S 01 - Personality data from specimens of Yoko Sakishima”






と書かれた扉を開けた。






居た。




陽子だ。






「おかえりなさい、貴方。」陽子が微笑みながら言った。






「うん、只今…。いや、…逆だろ。…さあ、行くぞ!」先島は電脳空間でも熱い涙が出る事を少し不思議に思った。






後は同じことの繰り返しだった。黒い円筒体のセキュリティシステムは皆同じ構造、同じフローチャート、同じアクセスキーだった。




官僚主義か、と先島は思っただけであった。




三人のデータを衛星にリンクして完了したら夜明け前に引き揚げた。











中華人民共和国、上海の中国電子工学科学研究院の或るフロアで、人格データの人義体移植が行われた。




3人共に成功だった。




先島には妻のどこが変わったのか見分けがつかなかった。






中日アソシエーションのシェイ・ウーが言った。「先島大尉の任務はこれですべて終了です。原隊に復帰してください。それから…先島博士。貴方の正当な所有者は中華人民共和国です。…お分かりかな?」




「はい。理論上はそうなりますね。不法に身体を剥奪された個人は死んで、人格データが不法に形成された。その人格データを不法に盗み、秘密裏に所有するのが正当な行為であれば。」




「我々は穏当に事の処理をしたい。日本とはこれからも良い関係でやっていきたい。それには3人の人格が形成しえたと思われるあの技術を二か国で共同管理したい。それまで帰国は伸ばせますかな?」




「条件があります。」




「何でしょうか?」




「先島大尉の中日アソシエーションへの「出向」をもう少し延長して、私の身辺警護の任に付けてください。」




「…何とかなるでしょう。日本政府への弁解はお二方からお願いしますよ?」




「ありがとうございます、ウーさん。」陽子は微笑んで先島の顔を覗き込んだ。




「私は軍人だ。日本政府が了承するのであれば致し方ない。」




固い口調でそう話す先島の顔には微笑みの様なものが少しだけ浮かんでいた。










              完

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