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花など咲かなくとも

作者: カーネリアン

私は草 名も知られていない草


みんなが雑草と呼ぶ 私はただの草


それでも生きては行ける 


大事にもされず 誰からも望まれてはいないだろう


それでもこの命として生を受けた 


それならば やることは一つ


伸びよう ただひたすらに天に向かって力強く


花などきっと咲かない


咲かなくとも今日も天に向かって伸びよう


綺麗な花は咲かなくとも、根は伸ばせる


深く深く誰よりも強い根を張ろう


周りは花を咲かせようと頑張っているようだ


でも、私は咲かない 元々花など咲かない種の草


どんなに綺麗な花を咲かせたくとも決して望みは叶わない


それならば天に向かって力の限り伸びよう


それが私の生き方だ


この詞は、娘が小学生の時に書いた詞を、少しアレンジした詞です。花が咲かないと分かっていても頑張ろうっていう雑草の気持ちを代弁したそうです。娘が抱く雑草への捉え方がなんだか深くて、面白い詞だなと心に残りました。彼女はもう覚えていませんが。



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― 新着の感想 ―
[一言] 花が咲く事に価値を見出しているのは人であって 植物自身ではない 自分の持つ特徴、特性の中で 出来ることをする その言葉が深く胸に刺さりました。 率直な感性だからこその言葉なのかもしれま…
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