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ママと騎士とお父さん???


「――美愛ちゃん起きた? 倒れてばっかりね。身体は大丈夫なの?」

「まま……うぅ……」


 起きてすぐ、後頭部の柔らかな感触で膝枕されていると気付く。そしてちょうどいいが過ぎる寝心地に上体を起こすのが億劫になって起き上がるのをすぐさま諦めた。

 さすがママ。なんて魔性の膝枕。


 ――まあそれはそれとして、確かに母の言う通り短期間で倒れすぎな気がする。

 こういう時のテンプレなら召喚関連のせいだったりするはずだけど……それにしては母がピンピンしてるということは違うのだろうか。


「――聖姫様。御気分はいかがですか」

「だ、だれっ?」


 完全に母と二人きりだと思い込んだままオフモードで油断していたため、急な男性の声にびっくりして反射で母の腰に抱き着いてお腹に顔を埋めた。

 母は動揺することなく落ち着かせるようにわたしの頭を撫でてくれた。


「先程は名乗りもせず、大変失礼致しました。私は専属近衛騎士、ミハエル・エルシュネインと申します。聖姫様と母君であるミユキを守護するという大役の任に就いております。以後お見知りおきを」

「あ、はい」


 なんでママは呼び捨てなの? とか。

 なんか名前も王子様っぽいな、とか。

 てかずっとそこにいたん? とかとか……。


 絶対後回しでいいだろうな、というくだらない疑問がどうしてか真っ先に思い浮かんでしまう。だめだ。頭まだ疲れてるな、わたし。

 と、ぼけっと聞き流したのがいけなかったのか、まだ二十代後半くらいに見えるミハエル騎士にとんでもないことを口走られた。


「今はミユキの婚約者ですが、いずれ婚姻したあかつきには父親として身の回りの世話もさせて頂きますので、気安くお父さんと」

「ごめんママ。わたしまだ眠いや。なんか幻聴聞こえてる。おやすみ」

「おやすみなさぁい」


 安心する母のぬくもりに包まれて、わたしは起きて早々今度は自ら強引に意識を手放した――。

( ˘ω˘)スヤァ。。。

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