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物語は俺が断ち切る

 俺はガウルに発動しているスキルをすべて解除し、向かい合う。

 久々の戦いだ。


「千年ぶりの戦いだ。決着をつけようぜ」

「…………」


 無言か。

 少し寂しいじゃないか。


「昔ながら、の戦い方でいいよな」


 そう言って、俺は魔剣アルバルトを取り出す。

 これは攻撃に特化した魔剣。


 約千年ぶりに使うものだ。


「来いよ、ガウル」


 ガウルはフードをめくり、顔を露わにする。

 傷だらけの顔面は相変わらずだ。


 基本的に、彼は『無詠唱』でスキルを発動する。

 これが彼の面倒な点だ。


 なので、俺は相手の行動をすべて予測する必要がある。

 まあ、問題ない。


 ガウルが地面に手をつくと、黒い影が俺の方に近づいてきた。

 跳躍するが、影は地面から離れて追いかけてくる。


「ならこれだな」


 空いている左手を虚空に突っ込み、魔剣ディランを取り出す。

 空間と空間をつなぐ魔剣。


 ディランを薙ぎ払い、影を異空間に飛ばした。


「ちっ……」

「舌打ちか。想定外だったか?」


 着地し、ディランを虚空に投げ飛ばす。

 空いた左手を右手に添えて一気に振り下ろす。


 相手は空間に壁を作り、攻撃を防ごうとする。

 が、無意味だ。


 俺の剣はそんなやわなスキルには通じない。


「はぁぁ!!」


 壁を突き破り、ガウルに剣を振り下ろす。

 体に一直線の傷を与えた。


 ガウルはふらつきながら、とめどなく流れる血を見る。


「やはり……正面でぶつかると不味いか……」

「そうだな。お前の弱点はそこだ」


 彼はあまり戦闘には特化していない。

 どちらかと言えば支援系に優れている魔法使いだ。


「与えすぎたか……」

「与えすぎた……? 何を言っているんだ?」


 質問をするが、答えが帰ってくることはない。

 相手は再びスキルを発動する。


 幾重もの魔法陣が浮かび上がり、炎が放たれた。


「だから無駄だっつうの!」


 俺はすべて切り裂き、相手に剣を向ける。

 ガウルは他に仲間がいたら面倒な相手だが、単体なら弱い。


「殺すのか」

「ああ。お前は様々な物を奪いすぎた」 


 街も思い出も命も。


「やってみるがいい。だが、忘れるな。まだ物語は序章にすぎない」

「お前の物語なんて、俺が断ち切ってやるよ」


 そうして、俺はガウルにトドメを刺した。

 死亡を確認した後、ふうと息を吐く。


「これでひとまずは終わりだな」


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