ガウルの場所
「アルンかい?」
「ああ、俺だ。急に悪いな」
ちょうど、リダー公爵は地図を見て唸っているところだった。
顔を上げ、俺の方を見て安堵する。
「ルル伯爵領が攻撃を受けたって聞いて心配していたんだ。対処はアルンがやったんだって?」
「そうだな。最悪の状況になるのは防ぐことができた」
それはよかった、と彼は頷く。
そしてもう一度地図に目を落とした。
「ルル伯爵領、それもバート領付近の街が襲われたと聞いて、すごく心配していたんだ」
「心配かけちゃったな。悪い悪い」
「ただ領民たちは全員無事と聞いているよ。さすがだね」
「どうにかな」
ちらりと、リダー公爵が見ていた地図を一瞥する。
ところどころにバツバークが付けられているようだ
「これは?」
「知らなかったと思うけど、僕の領地にはところどころ魔物探知の魔道具を設置しているんだ。だがね、今日になって急に強大な反応があって」
……なるほど。
魔物探知とは言っているが、魔族も一応は魔物に分類される。
さらに強力な反応があったとなると……間違いないな。
「あ、また反応した」
ピコン、と音がなって地図の上にバツマークが記される。
ここから北東の平原だった。
「確認だが、被害は出ていなんだよな?」
「うん、今のところはだけど。でも問題なのには違いない」
「この対処、俺に任せてくれないか?}
「いいのかい? いや……多分これだと僕には無理だから君に頼むべきだね。分かった。お願いするよ」
リダー公爵はどこか申し訳なさそうな表情を浮かべる。
それもそうか。前回の吸血鬼の件があるからな。
「そんな顔すんなって。任せてくれ」
「うん。やっぱり頼りになるね、アルンは」
「いつでも頼ってくれ。なんだって親友なんだからな」
「……ありがとう。それじゃ、任せたよ」
「ああ」
そうして、俺は転移スキルを発動する。
目標は北東の平原。
先程探知反応があったから、それほど移動していないはずだ。
それも平原。すぐに見つかるだろう。
「それじゃあな」
「期待しているよ」
さて、ひとまずリダー公爵が無事で安心した。
……ガウルさんは面倒なことしないでくれよ。
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