ビビリ、他国と演習することになる(ビビリ視点・ざまあ)
「ど、どうしてそんなことになった!」
「それは……」
ビビリは国王の前で顔を真っ青にしていた。
それもそうだ。自分のせいで王国騎士団が王都からいなくなってしまったのだ。
誰一人として残っていない。
それがどういう意味かは言わなくても分かる。
だが、国王は責めるように事実を突きつけた。
「王国騎士団がいなくなったのがバレたらこの国は……かなり不味いことになるぞ! 他国からの侵略もありえる……」
それほど、王国騎士団の影響力は大きかったのだ。
そして、それほどまでにアルンに王国は依存していた。
その事実が露呈してしまうことになる。
「だ、大丈夫です父上! 僕の《剣聖》があればどうにでもなります!」
ビビリはまだ言っていなかった。
王国騎士団がどうしていなくなったのかを。
今のところ、父上には気がついたら王国騎士団の皆がいなくなっていたとしか伝えていない。
「そ、そうか。そうだな。《剣聖》は世界最強のスキル。王国騎士団がいなくても、お前がいれば問題ない」
「その通りです父上! なので安心してくだ――」
ビビリは安堵し、立ち上がろうとした瞬間。
「明日控えてある他国との演習もお前がいればどうにかなるな」
「え、演習?」
「そうだ。言っていなかったか?」
ビビリの頭の中が真っ白になる。
国家間の演習なんて本当に聞いていない。
まだ、まだ国家内の演習ならどうにかなったかもしれない。
けれど、他国との演習ともなれば大問題だ。
自分一人でどうにかなる問題ではない。
「し、しかしそれは僕一人で成立するのですか?」
「安心せい。知っていると思うが、我々の国にも軍隊がある。王国騎士団こそいないが、どうにかなるだろう」
そうだった。
王国にも、軍が控えているんだった。
「なら、当日は僕が軍を率いていけばよいのですね?」
「その通りだ」
良かった……なら大丈夫そうだ。
いや、まあ《剣聖》の自分の力があればどうにでもなると思うけど。
ルインに負けたのも、きっとたまたまだ。
まぐれまぐれ。
「明日が楽しみになってきましたよ、父上」
「ああ。任せたぞ」
ビビリは少しウキウキしながら、宮廷内をスキップする。
これで成果を出せば、自分の汚名は返上。
はれて第一王子として他国にいい顔ができるってものだ。
「ははははは! 楽しみだな!」
と、ビビリは思いこんでいる。
アルンを追放したことを、まだビビリたちは軽く見ていた。
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