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温泉完成!

 聞いたところによると、宿の跡地はあるらしい。

 俺たちはそこに向かい、その跡地を管理している領民に確認を取る。


「ここって宿にしちゃって大丈夫かな?」

「もちろんでございます! なんなら、ありがたい限りで……。なにぶん、宿が潰れて以降、仕事に困っておりまして」


「それならちょうどいいな。よし、任せてくれ」


 許可は貰った。

 後は俺好みにするだけだ。


 んで、宿と行ったらまずは建物がないといけない。

 あるにはあるが、少しボロい。


 なら、超高級な感じの建物にするか。


 俺は錬成スキルを応用して、建物の形や内装。

 何もかもを改装する。


「う、うわぁ……すごいです」

「アルンってやっぱすごい!」


 すると、ボロボロだった建物が見事な建物に変わる。

 東の国の建物が好きなので、それをイメージして作ってみた。


 なんだっけ。和風というんだっけか。

 こちらの国では絢爛な物が好まれるが、こういった落ち着いた建物もなかなかいい。


 それに、逆にこちらの国では『ここでしか楽しめない』特別な宿になるだろう。


「だが、これだけじゃないぞ」


 東の国の宿には温泉というものがあるらしい。

 幸運なことに、この土地にも温泉が眠っている。


 それを今回は掘り起こさせていただく。


「ここら辺を温泉にするかな」


 宿の中に入り、温泉になるであろうスペースに入る。

 うん。いい感じの雰囲気だ。


 後は……っと。


 俺は手を着き、一気に力を込める。

 すると、轟音とともに温泉が噴き出してきた。


「おお!! 温かいです!」

「なにこれ!」


 よし、後は整えてっと。


「これで完成だな」


 超高級宿。いや、東の国風に言い換えるなら旅館だ。

 宿の管理人に完成したことを伝えるとかなり喜ばれた。


 これで私たち家族も助かりましたと。

 まあ、これで彼らも一安心だろう。


 それに、ルインたちも労れる。


「みんな、こっちだ」


 そうして、王国騎士団が旅館の中に入る。

 やはりこんな内装、見たことがないのだろう。


 興奮した様子でキョロキョロと見渡し、布団に転がっていた。

 ルインは落ち着いた様子で俺のことを見る。


「アルン団長……さすがです」

「いや、別に俺はすごくないよ。この土地がいいだけだ」


 そして、団員たちが温泉に入っている間。

 俺たちは適当に談笑していた。


「はぁ……ビビリのやつがそんなことを」

「はい。本当に困ったもので」


 ルインも大変だったんだなぁ。

 リーンはそんな会話を興奮しながら聞いていた。


 やはり目の前に王国騎士団がいるのだ。

 そりゃ興奮してしまうのもわかる。


 ルーシャは落ち着いたものだが。

 まあ、彼女は王国騎士団なんて概念分からないだろうしな。


 団員たちが温泉から出てきた頃。

 黙っていたルーシャが突然俺にこんな提案をしてきた。


「一緒に温泉入ろ! えっと、ルインやリーンも!」

「い、いいんですか!」

「本当か! 団長と一緒にお風呂……ごくり」


 ん? ちょっと待て。


「一緒にお風呂入るの?」

「「「そう」」」


 まじかよ。


繰り返しになってしまいますが、皆様に【大切】なお願いです。



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ですので、少しでも面白い、続きが読みたいと思ってくださった方はお気軽に評価をしていってください!



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