師匠と弟子7 ~武具のステータス~
「やぁ皆、今日も元気にFROってるかな? 今日は普通に挨拶のマッスル仮面師匠だ! そしてこっちが……」
「どうもッス! いつも師匠がこうであって欲しいと願う弟子一号ッス!」
「さて弟子よ。今日の話は?」
「ウィッス! 今日は武具のステータスについて教えて欲しいッス!」
「その辺はヘルプを見たまえ……と言うわけでもなさそうだな」
「そうッス! 色々細かく書いててどれが大事なのかちんぷんかんぷんッス!」
「分かった分かった。では今日は武具のステータスの基本だ。とりあえずここを見ておくようにレベルのことを教えよう」
「ウィッス! お願いするッス!」
「まずは当たり前だが攻撃力と防御力だな。攻撃力は『Atk』、防御力は『Def』で書かれるぞ。それぞれアタックとディフェンスの略称だな」
「師匠、AtkもDefの頭に頭文字が付いてるッス! これは何なんスか?」
「うむ、ではそこも説明しよう。Atkは『D-Atk』『M-Atk』『O-Atk』、防具はO以外の『D-Def』『M-Def』と書かれているのは分かるな?」
「ウィッス!」
「それぞれは対応する攻撃力、ないしは防御力を現している。Dはダメージ、Mはマジック、Oはオブジェクトだ」
「つまり『M-Atk』はマジック・アタックの略称……と言うことは魔法攻撃力ッスね!」
「うむ、その通りだ! 防具の場合のM-Defは魔法防御力の事だな」
「なるほどッス! じゃぁD-Atkは普通に物理攻撃力ってことでいいッスか?」
「その通り。他のゲームでの攻撃力、防御力はこのD系列にあたるな」
「じゃぁこのOは何スか? 師匠はオブジェクトと言ってたッスけど……」
「O-Atkは対物、つまり岩や壁、木などの『物』に対する攻撃力になるな。この値が大きいほど切れやすく壊しやすい。基本的には武器よりもノコギリやハンマーなどの工具系が高い事が多いな。とは言えノコギリで石は切れないし、ハンマーで木を切り倒すことは難しいがな」
「へー、じゃぁこのナイフのO-Atkが低いのって……」
「武器の性能の部分もあるが、小さい武器だからと言うのが一番の理由であろう。流石にそのサイズで石を砕いたり木を伐採したりはやれなくはないが不向きだしな」
「なるほど、了解ッス! 他には何か大事な部分はあるッスか?」
「もちろんあるぞ、耐久値だ。普通に使っている場合でもそれなりに気を使うが、自身の武器以上の敵や物に攻撃したりすると耐久値の減りが早いから注意が必要だ」
「ちなみに減るとどうなるッスか?」
「例を挙げるなら剣だと斬れなくなったりするパターンや刀身が折れるパターンだな。前者は攻撃力がほぼ無くなり、後者は残った部分で戦えなくは無いが色々と制約がかかるだろう。壊れたら鍛冶スキル持ちのプレイヤーや街の店などで修理してもらう必要があるぞ」
「なるほどッス!」
「また武器の形状や攻撃方法でも少し変わる。例えば盾で武器の攻撃を受ける場合、剣の様な刃物だと受け止めるがハンマーの様な重量武器だと止めても吹き飛ばされたりすることがある。数値はもちろん大事だが、その武器がどの様な攻撃をするのかも大事だな」
「ふむむぅ……」
「後は武具によってはスキルが付随されているものもあるな。高価な上に能力は本職に劣るが、SPを使わずに扱えるというのは便利だぞ」
「ほほー……ちなみにどのくらいッスか?」
「なら取引サイトでも見てみるか? 【ブック】。……よし、大体これぐらいだな」
「うげ、滅茶苦茶高いじゃないッスか……」
「やはりこのゲームにおいてSP無しで扱えるようになると言うのはそれだけ有用なのだ。もしどこかで手に入れる事があれば大事にするといいぞ」
「了解ッス!」
他にも細々とした設定やステータスはありますが、目に見える部分での数値はやはり大事ですね。
とは言え小さい攻撃力でもクリティカル(対人なら首とか)なら一撃で済ませれる事もあります。




