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今日から夫婦
突然ですが、僕は『女の子』になってしまいました。
「透さん。おはようございます。朝ですよ。」
「ん〜。ああ、おはよう。空」僕の名前は広井 空。身長145cm体重35Kgそして声は高く童顔。どうみても女の子にしかみえない容姿である。ここは『私立無咲偉学園』の学生寮の一室。203号室での出来事。僕は同室者の紺野 透さんゆ起こす。『さん』って付いてるから先輩に思えるけど同級生です。付けたくなるような人です。
「透さん。朝ごはん出来てるよ。」
「そうか。今日も一段とかわいいな」
「透さん。僕は男の子ですよ〜」
「そうだった。そうだった。いっけね〜空があまりにも可愛かったから、つい」
「恥ずかしいよぉ。」僕はちょっと膨れた。
「でも、今日は本当に違うな。」
「実は、朝起きたら女の子の体になってました。だからね…」
「好きだ。そら」
「透さん。僕、ううん。私も」二人は唇を重ねた。
「「あ、遅刻だ〜!!」」僕たちは急いで部屋を出た。