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仕事猫ニャゴロー  作者: どてかぼちゃ
92/218

吾輩は町の平和を守るために働くのである。パート1


 駄菓子屋近くの空き地へ大きな屋敷が建った。

 その建築スピードといったら目を見張るものがある。

 我輩は後の仕事へ生かすために毎日ジィーッと観察。


 普段なら一緒になって仕事をするのだが、今回はそんな暇もない。

 大きなトラックでほぼ出来上がったパーツが運ばれ、後は組み上げるだけ。

 我輩の介入する隙などコレッぽっちも見当たらなかった。


 瞬く間に完成したそのお屋敷。

 入居するのは政治家か医者、はたまたその筋の人か?

 早速引っ越しの為か、豪華な車が横付けを。

 

 問題はここからである。

 降りてきたのは・・・一番アカンやつ。

 そう、正装がパンチパーマのあの人達である。


 美也殿がよく見ている”警察24時”ではレギュラー出演を果たしている彼等。

 大概トラブル元の役をしている。


 しかし今、我輩の前にいる彼等は本物。

 ティービィーショウの俳優さん達ではないのだ!

 このままではこの町が撮影現場となってしまう。

 いくら宿敵のゴミ虫でも彼等の歯牙にかかるのは見たくない。


 となれば、彼等には申し訳ないが、速やかに出て行って貰おうか。

 

 町中の猫達を集めて公園でミーティング。

 何時ものメンバーを班長に、猫らしく自然を装って攻める事を説く。

 人間に勘繰られるのも好ましくないからな。


 実行日は雨の日。

 ゴロゴロ様が暴れれば尚も最高ってな感じで話を進めた。


 報酬は冷蔵庫の中身全て。

 彼等には十分すぎるほどであろう。

 まぁ、我輩の目的は他にもあるし。


 そんな訳で話し合いは終了。

 食堂で食べ物を食い散らかしたまま、各自塒へと帰って行った。

 

 あとは決行の時を待つのみ。

 様々な猫達はそれまでの間、何気ない日常を送る。


 数日後、ゴロゴロ様の大暴れする日が到来すると、全猫が一先ず公園に集合。

 我輩も戦闘態勢の如く、小織殿のファンデ―ションをまぶして準備完了!


 行くぞキサマ等!

 派手な花火を打ち上げてやれ!


 一際大きな雷鳴が轟くと、猫達は一斉に駆けだした!

 駄菓子屋近くの本拠地へと向かって・・・。


        

 ――――― パート2へつづく ―――――

 

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