吾輩は空き地が減るのが寂しいのである。
今回は初心に帰って仕事に取り組むとしよう。
ニャー吉情報によれば駄菓子屋の隣で地鎮祭が執り行われるらしい。
早速駆けつける。
ふむ、まだ誰も来ていないな?
とりあえず駆けつけ一杯、中心の山を崩す。
序に刺さっていた木で出来たスコップも爪を研ぐ要領で・・・
思いのほか柔らかい木であったな。
ちょっと力を入れただけで真っ二つに。
周囲を囲んであるロープは後でニャン吉達が噛み切るであろう。
我輩の仕事はそれにぶら下がる白いヒラヒラを・・・エイッ!
猫パンチで全部ビリビリにしてやった。
面積を見るにマンションでも建つのだろうか?
大きなテントが張ってあり、中にはパイプ椅子が複数並べられている。
知っておるぞ!
我輩コイツの構造を!
下へ回って鼻先でクイっと・・・
持ちあがったところで力を込めてジャーンプッ!!
{バッタンッ!!}
ふぅ~、計算通り。
その後同じ動作を10回繰り返した。
この時点でゼェゼェハァハァな我輩。
体力も残りわずか。
最後は倒れた各椅子の近くで・・・
「ジャアァァァァァァァァァアッ!!」
そして
「プリプリプリッ・・・プリッ!」
ふぅ~。
まぁこんなもんだろう。
急激な運動により、高揚した体を冷やす為、冷えた土の上で暫し休息。
すると、
「ニャーン?」
今頃になってニャン吉達のお出まし。
遅いんだよ!
まぁこれで安心だな。
残りの仕事は彼等に任せて今日は上がるとするか。
途中のゴミ虫家へ寄ってデカチチママに冷たいツナ缶でも貰うとしよう。
後、ゴミ虫が飲む黄色いオシッコのようなアワアワのシュワシュワも・・・。
今日は久しぶりにいい力仕事をしましたねぇ。




