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仕事猫ニャゴロー  作者: どてかぼちゃ
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吾輩は無責任な人間が嫌いである!


 我輩は責任感の無い人間に聊か腹を立てている。

 近所の公園で餌をまく無責任な者がいるのだ。


 時に人間同士がその場で争っているのを目撃する事もある。

 勿論それは賛成派と反対派の戦い。


 否定派の理由は簡単、野良が増えるのだ。

 それにより我輩の仕事も競争相手が増える事となる。


 肯定派は決まってこう言う。


 「だってぇ、猫ちゃんが可哀そう。」


 そう思うならばキサマが飼えばいい。

 無作為に餌を与える為、それが噂となり各地から野良が流れ着く。

 ”あの公園へ行けば食いっぱぐれない”と。

 当然交配する確率も増え、猫口も増える事になる。


 綺麗な庭に糞をする我輩の仕事も週一程度で行われていたのだが、安易に同業他社が入り込み業者間抹殺が起きる。結果、毎日どころか一日に何度も違う猫達に糞をされてしまう。となれば当然悪徳業者も横行し、お客からもクレームが多発する事態に陥る。


 それだけではない。

 交通事故死の多発。

 公園周りで異常なほどの事故が起きているのをエサババァは知っているのだろうか?


 内臓を飛び散らしたり、目玉の出た惨い死体を見た事は無いのだろうか?

 間接的に原因を作っている事をもっと理解してほしい。


 ”猫に餌をあげないでください”との注意書きの下へエサがばら撒いてある。

 そこへ猫が集まり、公園の職員が追い払う不毛な毎日。


 知っているのだろうか?

 園内にある人間の子供たちが遊ぶ砂場は動物たちのトイレになっている事を。


 食べれば出る。

 それは自然の摂理。

 実はリードの無い犬達もそこでしている。


 そして週末には小さな人間の子供が親と一緒にキャッキャアハハと。

 動物たちは皆笑っている。

 俺達の糞で遊んでいると。


 とまあ、偉そうな事を述べては見たものの、詰まるところ我輩達の容姿が問題なのであろう。

 可愛すぎるこの容姿が。


 さて、話しすぎて少々小腹がすいたから、公園へ猫缶でもつまみに行くとするか。


 

 

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