冒険1216
玉皇帝からかけられた凄まじい圧を感じた後、ダンテや楊戩は戦うことをやめました。
「失礼いたしました!玉皇帝の目の前なのに、俺は何という失態を!申し訳ありませんでした、玉皇帝!」玉皇帝が怒っているのを知り、楊戩はすぐに床に膝をついて、謝りました。
そして玉皇帝に謝った後、楊戩は完全にダンテと戦うのを諦めて、左側の行列へ戻りました。
「そこにいる骸骨君、君は誰かね?どうして我々の玉皇殿に来た?」楊戩が素直に行列に戻った後、玉皇帝はダンテに聞きました。
玉皇帝や神々に正体や目的を隠す必要がいなかったため、ダンテは立っている状態で右手で金紫棒を掴んで、己のこと、英雄達が犯した悪事、自分が英雄達に負けて仲間達が囚われている事実、玉皇殿に来る目的を全部玉皇帝や他の神々に話しました。
ダンテが話したことを聴いた途端、玉皇帝や楊戩を含めて、誰でも信じられなかった。
「おい、貴様!嘘をつくな!確かに天滅からは嫌らしい雰囲気を感じていて、俺は彼を気に入らなかったが、それでも彼は玉皇帝が英雄王の称号を与えた者!そのような者がこれほどの悪事を犯すわけがない!」楊戩は己の身体をダンテの方へ回して、彼に叫びました。
誰もがダンテを信じられなかった理由、それは神々の心に天滅が善人であるイメージが強かった。それに天滅は玉皇帝から英雄王の称号を手に入れました、そんな彼が小さな悪事も犯さないと神々は勝手に判断しました。
「俺は嘘をついていない!これは信じ難い話だが、俺が言ったことは全部事実だ!天滅や彼が率いている英雄たちはお前らが見えないところに悪事を犯している!今でもあいつらのせいで苦しんでいる者が現れるだろ、でももう大丈夫!俺は必ずあいつらを潰して、そして俺の仲間たちを救い出す!」神々が信じてくれなくても、ダンテは彼が思っていることを玉皇帝や神々に話しました。
「お前らが俺と共に戦わなくてもいい、俺はただお前らが持っている真っ白の瓶が欲しいんだ!それがあれば俺は大事な仲間たちを救える!お願いします、俺に渡してください!」
玉皇帝や神々が黒い骸骨が言ってた真っ白の瓶を自分に貸すように、ダンテは土下座をして、自分の願いを言いました。
「。。。余は今でも天滅君や英雄達が悪事を犯したことを信じられません!ですが、もしも、もしも君が話したことが事実であれば、余は誰よりも大きな悪を犯しました!骸骨ダンテ、余は君に兵力を貸さない、ですが君が言ってた真っ白瓶は宝物殿にいる、そこへ行って勝手に取れば良い!」
数秒を使っていろいろを考えていた結果、玉皇帝はダンテに真っ白の瓶を貸すことを決めました。そして、玉皇帝の決断を知った途端、ダンテはすごく喜びました。
「ありがとうございます!ありがとうございます!本当に、ありがとうございます!俺は今からその宝物殿へ向かいます!」ダンテは土下座の状態で大声で玉皇帝に礼を言いました。
そしてその後、宝物殿へ出発するために、ダンテはすぐに立ち上がって、身体を回しました。しかしダンテが空へ飛ぼうとした時、哪吒は彼の右肩を掴みました。
「おい、待って!お前、宝物殿へ行く道がわからないだろ!俺が道を案内するから、俺はお前と一緒に行く!」ダンテが止めた時、哪吒は彼に言いました。
「えっ?!道を案内してくれるの?!それはありがたい!すぐに出発しよう!」
ダンテが返事をした途端、哪吒は彼と共に空へ飛ぼうとしました。しかし今度、楊戩は左手で哪吒の右肩を掴みました。
「おい、待って!どういうことだ、哪吒?!お前はどうしてそいつと行動する?!」楊戩は哪吒に大声で叫びました。
「だって、こいつと行動した方が面白いじゃん!俺は面白いことがしたいんだよね!玉皇帝、しばらくの間、俺はこいつと行動するね!」哪吒はダンテと一緒に行動する理由を大声で叫びました。
「。。。わかった、気を付けろ!」天滅や英雄達のことで頭がいっぱいになった玉皇帝は小さな声で返事をしました。
十分ほどかけて、哪吒の案内の下で、哪吒やダンテは宝物殿に着きました。宝物殿、それは玉皇帝や神々が見つけたいろいろな不思議の物を置く白色で大きな建物の名前でした。
宝物殿に着いた途端、真っ白の瓶を取り出すためにダンテや哪吒はすぐに中へ入りました。宝物殿の中には今でもたくさんの物置かれていましたが、場所が覚えている哪吒はあっという間に真っ白の瓶を見つけました。
「よしっ!これが!ダンテ、今からお前の仲間達を助けにいくぞ!」真っ白の瓶を見つけた途端、哪吒は宝物殿から出ようとしました。
しかし、ダンテは動かずに、宝物殿の中にいる五百個の大きい人面像を見つめていました。
「ねぇ、これは誰の物?」ダンテは右手で人面像を指しながら哪吒に聞きました。
「うぅん。。。こいつらは確か楊戩さんの物です。。。」
「あの三つ目野郎の物かぁ。。。これを全部奇襲に使わせてもらう!」ダンテは自分の決断を哪吒に言いました。
そして次の瞬間、ダンテの目的を気づいた哪吒は大声で笑いました。
「お前はやはり面白いなぁ!いいよ、全部使え!俺も手伝ってやる!」




