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【勇者様は今日も常識はずれ】ー荷物持ちの俺は心臓が持たないー  作者: 憂姫
理想と現実の間で

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4

旅の終わりを告げる鐘が、遠くで鳴っていた。

 北方辺境の村での任務を終え、勇者一行が王都へ戻る道を歩んでいる。

 ミナは空を見上げ、どこか落ち着かない様子だった。


 「……王都に戻ったら、報告書を書かないといけないんですよね」

 「ええ。あなたの“奇跡”についても」

 ライルの声は低く静かだった。


 村での出来事――ミナが命を削り、子どもたちを救った奇跡。

 それは人々の間で“神の御業”として語られ、やがて王都へ伝わった。


 「でも、あれは……私、勝手にやっちゃったし」

 「問題はそこです」


 ライルは眉をひそめ、書簡を取り出した。

 封蝋に刻まれた王家の紋章。

 それは“勇者召喚担当局”からの召還命令書だった。


 ――『勇者一行、王都に帰還し詳細な報告を提出せよ』


 文面の最後には、こう記されている。

 『勇者の奇跡に関し、教会および王政による共同調査を実施する』


 「調査……? 私、なんか悪いことしました?」

 「いいえ。問題は“功績の扱い”です」


 ミナは首を傾げた。

 ライルの表情には、深い警戒が浮かんでいた。


 「王国は、あなたの奇跡を“神の加護”として公表するつもりでしょう。

  だが、それは同時に、あなたの行動を教会の支配下に置くという意味です」

 「……え、それって、自由がなくなるってこと?」

 「簡単に言えば、はい。あなたの力を国家資産として管理しようとする」


 ミナの瞳に、戸惑いと怒りが混じる。

 「それ、ひどくないですか? 人助けしただけなのに」

 「この国では、“結果”よりも“誰の指示で動いたか”が重要なんです」


 ライルの声には苦い響きがあった。

 彼は何度もこの理不尽を見てきた。

 “善意”が“政治”の道具にされる現場を。


◇◇◇


 王都に戻ると、空気が一変していた。

 街道沿いには勇者の旗が掲げられ、人々が彼女の名を叫ぶ。

 「勇者ミナ様が病を癒された!」

 「神の子が再び奇跡を起こされた!」


 ミナは苦笑した。

 「……なんか、話が大きくなってません?」

 「誰かが意図的に広めています」

 「誰が?」

 「おそらく、教会です」


 王城に入ると、使いの神官が二人、すでに待っていた。

 彼らは笑みを浮かべながらも、その目は冷たい。


 「勇者様。神の奇跡をお示しくださり、感謝いたします」

 「え、いえ、そんな……」

 「本日、教皇代理がお待ちです。王の御前にて、正式な報告をお願い申し上げます」


 ミナは不安そうにライルを見た。

 ライルは短く頷いた。

 「落ち着いて。言葉を慎重に」

 「う、うん……」


◇◇◇


 謁見の間。

 王と教皇代理が並び座り、左右に重臣と神官たちが並ぶ。

 厳粛な空気。

 ミナは緊張した面持ちで跪いた。

 ライルはその斜め後ろに控える。


 王が口を開く。

 「勇者よ。北方の民を救ったという“神の奇跡”――実に見事であった」

 「は、はい……あの、でもあれは、私が勝手に……」

 「謙遜は要らぬ。そなたの力は神より賜りしもの。

  ゆえに今後は、その力を“神殿管理下”に置く」


 ミナの表情が凍る。

 「神殿、管理下……?」

 教皇代理エルマンが静かに告げる。

 「勇者殿。あなたは神の器です。

  その力を正しく導くのが、我々教会の役目です」


 ライルの拳が、わずかに震えた。

 ――やはり、そう来たか。


 「陛下、発言を許可いただけますか」

 「申せ、ライル・グレイアード」

 「勇者様の力は、まだ安定しておりません。過剰な使用は生命の危険を伴います。

  神殿による“研究”は、勇者様の命を危うくする恐れが――」

 「黙れ」


 王の声が響いた。

 「王の命を疑うか?」

 「滅相もございません」

 「ならば、忠実に従え。勇者は王国の栄光だ。

  その光を、民のために最大限に使わねばならぬ」


 ライルは唇を噛んだ。

 “民のため”――その言葉ほど、権力者が都合よく使うものはない。


◇◇◇


 謁見を終えた後、廊下でミナが小さく呟いた。

 「……ライルさん。私、怖いです」

 「当然です。今、あなたは“希望”として祭り上げられた。

  けれど、その裏で誰かが糸を引いている」

 「嘘の報告、ですよね」

 「はい。彼らは真実を都合よく書き換える。

  “勇者は神の祝福を受け、人々を救う存在”――そう記すために」


 ミナの手が震えた。

 「じゃあ、私は……本当のことを言っちゃいけないんですか?」

 「言えば、消されます」

 「……そんなの、間違ってる」

 「間違っていても、正しいとは限らない」


 ミナは俯き、拳を握りしめた。

 その手の中で、光が微かに揺れる。

 ライルはその光を見て、静かに息を吐いた。


 ――これが、最初の“嘘”だ。

 だが、この嘘がなければ、彼女は守れない。


 「……報告書は俺が書きます。あなたは何も言わないでください」

 「ライルさん……」

 「俺の仕事は、“支えること”ですから」


 ミナの瞳に、涙が滲んだ。

 その光は、王都のどんな灯りよりも真っ直ぐで、痛いほど眩しかった。


王城の石造りの廊下は、昼でも薄暗い。

 陽の光が届かないその静寂の中で、書類を抱えた文官たちが忙しなく行き交っていた。

 紙とインクの匂いが混ざる場所――王国の政治の心臓部。


 ライルはその一角、勇者召喚局の事務室にいた。

 机の上には厚く積まれた報告書の山。

 その一番上にあるのが、今回の件――「北方辺境での勇者の奇跡」に関する正式報告だ。


 だが、その報告書にはすでに“手”が入っていた。

 内容の一部が書き換えられ、事実とは異なる文言が追加されている。


 ――『勇者ミナ、神の啓示を受け、奇跡を発動』

 ――『病に苦しむ民を救済し、聖光の奇跡を成す』

 ――『この功績により、王国教会の正式な加護対象とする』


 すべて、嘘だ。


 ライルはペンを置き、深く息を吐いた。

 「……こうなると思っていたが、早すぎる」


 机の向かいには、王国文官局の筆頭補佐官――ドレイスが座っていた。

 小柄で神経質そうな男だが、その目だけは猛禽のように鋭い。


 「おや、サポーター殿。何か不満でも?」

 「事実が歪められています」

 「歪めたのではなく、“整えた”のです。

  陛下も教皇もお喜びですよ。勇者様が“神の子”として民に希望を与えたのですから」


 「希望を与えるのは構いません。

  ですが、命を削る行為を“神の祝福”と呼ぶのは、冒涜です」

 「おや、ずいぶんと神経質なお考えだ。

  勇者様の命も、王国のために使われるならば本望では?」


 その一言に、ライルの手が震えた。

 静かな怒りが、胸の奥から滲み出る。


 「……勇者様は人間です。

  王国の道具でも、神の器でもない」

 「ですが、“そうあるべき”なのです」


 ドレイスの目が冷たく光る。

 「この国は、象徴を必要としている。

  貴族も平民も、誰もが崩れかけた秩序に縋りたいのです。

  ――そのための勇者、ではありませんか?」


 「違います」

 「では、あなたは勇者様をどう思っている?」

 「……支えるべき“ひとりの少女”です」


 ドレイスは口の端を上げた。

 「なるほど。噂通り、随分と勇者様に肩入れしておられる」

 「仕事です」

 「ええ、“職務”という名の恋心かもしれませんね」


 皮肉な笑み。

 ライルは何も返さなかった。

 沈黙が返答代わりになることを、彼はよく知っている。


◇◇◇


 その夜。

 勇者宿舎の部屋では、ミナが報告書の写しを読んでいた。

 読み進めるほどに、顔色が変わっていく。


 「これ……全部、嘘じゃないですか」

 「想定内です」

 「想定してたんですか!?」

 「はい。だから、あなたに署名はさせません」


 ミナは信じられないという顔で報告書を見た。

 “奇跡の場において勇者は神の声を聞き――”

 “勇者は民の罪を浄化し、病を祓った――”


 「私、そんなこと言ってないのに」

 「言っていなくても、書かれてしまえば“真実”になる。それがこの国の政治です」

 「じゃあ、本当のことを言う人はいないんですか?」

「いますよ。……消されましたが」


 その冷静な口調に、ミナは言葉を失った。

 「……そんなの、間違ってる」

 「間違っていることを理解できるあなたが、まだ“外の人間”だからです」


 ミナは俯き、両手を膝の上で握った。

 「私、怖いです。

  助けたのに、みんなが違うことを言ってる。

  私がやったことが、全部“誰かの物語”に書き換えられる」

 「それが“権力”のやり方です」


 ライルの声は淡々としていた。

 だが、その瞳の奥には確かな怒りが宿っていた。


◇◇◇


 翌朝。

 ライルは密かにギルドの地下書庫へ向かった。

 そこは“表に出せない記録”を保管する場所。

 監査部でもアクセス権を持つ者は限られている。


 奥の机に座り、彼は羊皮紙を広げた。

 報告書の“真実の写し”をそこに書き残すためだ。

 “勇者の魔力暴走。生命力減退。行使は自発的行動による。”

 “王命による許可はなし。奇跡は命力変換による犠牲を伴う可能性あり。”


 書き終えると、彼は小さな黒い魔石を取り出した。

 掌に光を集め、書面の一部を覆う。

 魔法封印――“閲覧者指定”。


 「閲覧権限:ライル・グレイアード。勇者本人。」


 淡い光が書面を包み、すぐに静まる。

 その瞬間、足音が近づいた。


 「……こんな時間に、何をしているのですか?」


 声の主は、エステル・レイヴァンス。

 王国騎士団の女隊長にして、この任務の監督者だ。


 「隊長殿。閲覧記録の整理を」

 「ふぅん。ずいぶん真剣な顔でね」


 エステルは机の上の封書をちらりと見た。

 「これは……“勇者報告”の原本?」

 「写しです」

 「あなた、何を隠しているの?」


 ライルは返さない。

 沈黙が、すでに答えだった。


 エステルの目が細くなる。

 「嘘の報告に、耐えられないタイプね」

 「正確には、“嘘に慣れてしまう自分”に耐えられないだけです」

 「……なるほど。私も昔、似たようなことをしたわ」


 ライルが驚いて顔を上げる。

 エステルは笑った。

 「報告書を改ざんされたの。

  戦場で部下を救うために命令を無視したら、“裏切り者”と書かれた。

  真実なんて、誰も求めていなかった」


 「……それでも、あなたは騎士を続けた」

 「“誰かが残らなきゃ、嘘だけが残る”からよ」


 エステルは背を向け、去り際に言った。

 「あなたも同じでしょ? 勇者を守りたいんでしょ」

 「はい。

  彼女だけは、誰の物語にも染めたくありません」


 その言葉に、エステルの肩がわずかに揺れた。

 「なら、気をつけなさい。

  “真実を知る者”は、この国では生きにくい」


 彼女の足音が消え、再び静寂が訪れる。


◇◇◇


 夜。

 ミナは王都の宿舎の屋上で星を見上げていた。

 ライルが隣に立つ。


 「ねえ、ライルさん。私が助けた子どもたちのこと、

  “神の奇跡”って呼ばれてるの、やっぱり変ですよね」

 「変です。でも、人は“名前”がないと信じられないものを恐れます」

 「だから“神の奇跡”にしたんですか?」

「そうでしょう。信仰という名の脚本です」


 ミナは少し考え、微笑んだ。

 「……じゃあ、私は“嘘の中の勇者”なんですね」

「違います」

 ライルは静かに言った。

 「あなたは“真実の勇者”です。

  嘘の中で、それでも人を救おうとした。

  その一点だけで、本物です」


 ミナの瞳が潤んだ。

 「……ずるい。そう言われたら、泣けなくなっちゃう」

 「泣いても構いません。人間ですから」

 「じゃあ、泣きます」


 彼女は笑いながら、頬を拭った。

 遠くの鐘が鳴る。

 その音は、まるで“真実”がまだ息をしていることを告げるような……


◇◇◇


翌朝、王都の空は曇っていた。

 昨日までの陽光が嘘のように翳り、城の尖塔が灰色に沈む。

 ――天もまた、沈黙しているかのようだ。


 王城の南翼、報告評議会室。

 そこには王国上層部、教会代表、そして勇者召喚局の面々が集まっていた。

 机の上には、一枚の羊皮紙。

 “勇者報告書”――勇者ミナが北方で起こした「奇跡」について、正式に記録された文書だ。


 その文面には、ライルが書いた報告とは全く異なる“真実”が記されていた。

 ――いや、“真実を装った作り物”が。


 『勇者は神の啓示を受け、民を救済した。』

 『王国はこの奇跡をもって、勇者を“聖女”に叙する。』

 『勇者の行いは、全て神の御心に基づくものである。』


 ライルは無言のまま、それを見下ろしていた。

 昨夜、自分が封印した“本当の報告書”とは、似ても似つかない。

 そして、筆跡も違う。――偽造だ。


◇◇◇


 「勇者殿」

 教皇代理のエルマンが口を開いた。

 「貴女の奇跡は、この国に再び希望をもたらしました。

  今後は、王国教会の庇護のもとで、その力を人々のために用いていただきます」


 ミナはうつむき、黙っていた。

 彼女の隣で、ライルはわずかに前へ出た。


 「……勇者様の意志は確認されたのでしょうか?」

 「無論です」

 「彼女本人は、教会の指導を受け入れてはいません」

 「それは形式的な手続きを省略しただけです」


 エルマンは淡々と告げた。

 「勇者は“神の器”です。器に意志は不要。

  ただ、光を宿し、神意を伝える存在であればよい」


 その言葉に、ミナの肩がぴくりと震えた。

 ライルの拳も、机の下で握り締められる。


 「……その“器”に、命が宿っていることを、お忘れでは?」

 「命など、神が与え、神が奪うものだ」

 「違う」

 ライルの声が、低く響いた。

 「命は、本人のものだ」


 会議室の空気が一瞬で凍る。

 誰もが言葉を失い、ただライルを見た。

 王の近侍が口を開こうとした瞬間――

 王が片手を上げてそれを制した。


 「グレイアード。お前は勇者補佐の立場を理解しているか?」

 「はい。ゆえに申し上げます。

  勇者様は人としてこの世界に立ち、人のために力を振るっておられます。

  教会がそれを“神の意志”と称するのは、勇者様の意思を奪う行為です」


 「……口が過ぎるぞ」

 ドレイスが低く唸った。

 「サポーター風情が、王政と教会に口を挟むとは」

 「職務ですので」

 「またそれか」


 エルマンがため息をついた。

 「では、問おう。勇者ミナ殿、貴女自身はどう思われますか?」


 突然の指名に、ミナは顔を上げた。

 その瞳は揺れていた。

 けれど、逃げることはしなかった。


 「……私は、助けたいと思って魔法を使いました。

  神様に言われたわけじゃない。

  私が“そうしたい”と思ったからです」


 室内がざわめく。

 それは勇者が“神の指示”を否定したことを意味する。


 エルマンが眉をひそめた。

 「勇者殿、それは神への冒涜とも取れる発言です」

 「そうですか? でも、助けられた人たちは笑ってくれました。

  それで十分じゃないですか?」


 静かな声だった。

 だが、その言葉の一つ一つが、真っすぐだった。


 エルマンは無言のまま立ち上がった。

 「勇者殿には、信仰教育を施す必要があるようだ」

 「待て」ライルが前に出る。

 「彼女は勇者であって、教会の信徒ではない」

 「黙れ」


 その瞬間、ライルの肩に騎士の手が置かれた。

 「補佐官殿、これ以上の発言は不敬にあたります」

 エステルの声だった。


 しかし、その表情はどこか複雑だった。

 目だけが、“我慢しろ”と告げている。


 ライルはゆっくり息を吐き、言葉を飲み込んだ。

 ――今ここで戦っても、勝てない。


◇◇◇


 会議が終わり、廊下を歩く二人。

 ミナは黙っていた。

 足取りが重く、靴音だけが響く。


 「ライルさん……私、間違ったこと言いました?」

 「いいえ。

  ただ、正しいことを言うには、この国は少し“窮屈”なんです」

 「でも、嘘をつくよりマシです」

 「ええ。だから俺が代わりに嘘をつきます」


 ミナが立ち止まった。

 「……なんで、そこまで」

 「職務です」

 「……またそれ」


 小さく笑ったその顔に、涙が滲んでいた。

 ライルは彼女の頭にそっと手を置いた。

 「泣かないでください。まだ、戦いは終わっていません」

 「戦い?」

 「剣ではなく、言葉と真実の戦いです」


◇◇◇


 その夜。

 ライルは再び地下書庫にいた。

 封印した“真実の報告書”を再確認するためだ。


 ――だが、机の上にあったはずの黒封筒が消えていた。


 「……誰かが持ち出した?」

 冷たい汗が流れる。

 閲覧権限は、自分と勇者本人のみ。

 となれば――誰かが“封印を破った”ということだ。


 机の上に、一枚の紙片が残されていた。

 『真実は、光に晒される前に燃えるものだ。』


 署名はなかった。

 だが、その筆跡をライルは知っている。

 ――ドレイス。


 「……やられたか」


 彼は深く息を吐き、そして苦く笑った。

 「なら、次の一手を打つまでだ」


◇◇◇


 翌朝、勇者宿舎。

 ミナが目を覚ますと、机の上に一枚の紙が置かれていた。

 そこにはライルの字で、短くこう記されていた。


 『真実は消された。

  だが、希望はまだ残っている。

  ――今日も笑っていてくれ。』


 ミナは紙を胸に抱きしめた。

 「……はい。任せてください」


 窓の外、朝日が昇る。

 王都の空に、新しい光が差し込む。

 それは嘘を塗りつぶすような、静かな黄金の光だった。

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