表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奇病と男  作者: まっちゃん
3/3

妻の死

突然だか、私には息子がいる。今年で高校2年だ。

家事とか色々やってくれるいい息子だ。

そんな息子にも彼女がいる。(ちょっと寂しい)

早く息子たちが安全に暮らせるようにならないかな…

と、そんなことを日々考えている。


それから10年後…


妻が死んだ…

原因は、死病だ

死病とは、その病気になると確実に死んでしまう恐ろしい病気だ。妻はそれにかかってしまった…

妻は最後まで優しかった。

もう何もする体力なんてないのに、最後まで息子のことを心配していた。

息子も、息子の彼女も、私も泣いた。

喉がおかしくなるほどに…

死病は、数ある病の中で最も苦しいとされている

体中痛いし、血も吐くし、血便と血尿が止まらない

最後には、出血多量で死ぬか、骨が脆くなって肋骨が折れ、その骨のせいで内蔵が破裂し、激しく吐血しながら死んでいく。

私は医者だがどうすることも出来なかった

ただただ、妻が日に日に弱っていくのを…見届けることしかできなかった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ