第六話 訓練の時間だ①
まじごめん。短め。
最近アメリカ版スーパー戦隊(POWER RANGERS)の曲をかけながら小説を書くのにはまってるKAIEIくんです。
早いとこバトルシーンとか書きたい。そのためにはいろいろそれまでに書いておかないといけないし…。
次の日からは皆がミハエルからもらった武器になれるための訓練が始まった。大まかに分けて三種。直接戦闘系、戦闘支援系、最後に物資作成系だ。直接戦闘系には光琉や真、それに愛葉、洋一郎が。戦闘支援系には佳乃が。物資作成系には明日人などが相当する。さて司はというと、直接戦闘系、戦闘支援系どちらにも相当する(魔法スペックの高いものはそう認識されることが多く、実際魔法使いで直接戦闘系の訓練を受けるものも存在する)のだが、司はなぜか明日人と一緒にいた。決め手は特殊技能がなしとされていることによる。その判断に司も何と言っていいかわからず、明日人とともにこちら側にいる。
「さてと、僕が二人を担当するね。」
「「お願いします。」」
二人の担当はミハエルだった。彼の兄曰く、彼は物資作成においてかなりスペックが高く、教え方も上手いらしい。ちなみに司たちは基本一対一、もしくは二対一で指導されている。
「さて、明日人君はその工具を使って慣れていこうか。材料はいろいろと用意しておいたから好きなようにいじってもらって構わない。」
そういいながらミハエルはどこからともなくくず鉄らしきものを大量に引き寄せた。
「練習用だから質は悪いけどその分、量だけはかなりあるから。」
明日人はそのくず鉄の山に目を輝かせ、ミハエルにおざなりな返事をすると昨日もらったハンマーを片手にくず鉄の山に走っていった。すぐに金属音が響くようになるが、ここはミハエルが城から好きにしていいといわれている工房なのでなんの問題もない。
「あらら。すごい集中力だねぇ。」
「あいつ昔からいろいろ作るの好きでしたから。それこそ針金とかよくいじってましたし。」
明日人は昔から大の工作好きで、高校生となった今でも授業中に針金をいじったり、休日にはアイアンマンのフルサイズモデルを作ったり、バッキー・バーンズの腕を再現して部屋に飾ったりしていた。
「なるほどね。で司君か。」
「お手数おかけします。」
「あはは。気にすることじゃないよ。」
ミハエルは笑みをたたえながら、司と司の持つ長杖に目を向ける。司も昨日のうちにこの杖を鑑定してみた。どうもこの杖は持ち主の魔力を使う際の負担を軽減し、また、魔力を流すという行為だけで杖に刻まれている攻撃用術式を発動させることができるらしい。加えて、司の鑑定ではまだ鑑定しきれていない要素があるようでもあった。
「この杖はいろいろとトリッキーなやつでね。魔法の補助はどうもサブの機能みたいなんだよね。」
司はその言葉に「え!?」となる。自分としてはいわゆる「魔法使い」の戦闘スタイルで「魔の者」を倒していくのだと思っていたのだ。司も先日はいきなりのことでかなり混乱したが、親の都合上いきなり環境が変わるという経験は少々あるのでなんとか現状を受け入れていた。
「メインの能力は幻影の生成なんだよね。」
「まじか…。」
それを聞いた司は明日人の言葉を思い出す。もしかしたら冠いるかも、と。
一方明日人はというと、すでに自分用のメタルマスクと洋一郎用のヘルメットの上部分。そして自分のと少し趣向を変えた司用のメタルマスクを作り上げていた。
読んでいただきありがとうございます。短めでごめんなさい。「訓練の時間だ」は⑤まであるかも。もしかしたらないかも?←ヲイ
コロナでいろいろと大変だと思います。自粛期間中のお供となれるような小説を目指すぞ!!
まあ、実をいうと、ある程度の文量になる頃には自粛期間が終わっててオリンピックを待ち望んでいることがのぞましいけどね。
評価、ブクマもよろしくお願いします。星一つ増えるごとに狂喜乱舞しておりますので。
…最近してない(泣)
誤字報告のほうも気づけばよろしくです。