第五話 ヴァンデル城にて②
昨日の続き、短めです。…昨日のとまとめてもよかったかも。
文章書きなれてないなあってのを痛感してる今日この頃です。
「えっと、そこの君。そう。リーダーの君だ。これはまあ君にしか扱えない。」
ミハエルが光琉に刃渡り1mくらいの片手剣を光琉のほうへ空を滑らせて渡す。
「これが…聖剣?」
「お、呑み込みが早いね。そう、それは聖剣。それは真の使用者にしかすべての性能を見せないようでね。魔道具学者としては恥ずかしい話なんだけど、どんな性能があるかなんて全然わかってないんだよね。だから、何かあれば随時教えて。」
恐る恐る受け取る光琉にミハエルはにこにことそう告げた。光琉は頷き、聖剣を鞘から抜く。刀身は淡い水色の光を放っておりとてもきれいだ。誰もが息をのんだ。
「さてと、めんどくさいから一気に送るよ。ほいっ!」
「お前というやつは…。」
またもやため息を吐くフレイム。そのすぐ目の前で武器が飛び交っていた。愛葉の下には細目の片手剣が。真にはガントレット。司には先に薄紫色の宝石がはめこまれた長杖。明日人にはハンマーやペンチなどの工具類。洋一郎には直径50cm程度のラウンドシールドが、飛んできた。
「お前…、もうそれロキじゃないか??俺冠つくろうか?」
「なんでそうなる…。確かに好きだが、あれはトム・ヒドルストンがやってこそだろ。」
「つーか、洋一郎は洋一郎でヘルメいるか?作るぞ。」
司の反応を無視し洋一郎へと振り向く明日人。司は話を聞かないモードになってる明日人にはぁとため息をついてから軽く明日人の頭をはたいた。
「冠はいいからそうだな、ゴーストとか、アイアンマンみたいなフルフェイスマスク作ってくれないか??」
「あー僕はキャップかレッドガーディアンみたいなやつをお願いしたいな。」
二人の要望に明日人はニッカと笑った。元々彼はモノづくりが好きなのだ。その作るモノは自分のため、人のため両者問わずだ。
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