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【企画・詩】作品

冬を想う 〜Part 2  【冬の詩企画】

作者: 香月よう子



「シリウス」


冬の夜空

南天のシリウスを

見つめながら

あなたを想う


あなたもまた、今

あのシリウスを

眺めているのだろうか


同じ時間

同じ想い


きっと必ず共有している

それがわかっていながら


何故


こんなにも涙が流れるのだろう










__________________



「凍える街角」


凍えそうな夜

でも

あなたに逢いたくて


力一杯抱きしめて欲しくて


ずっと

ずっと


待ち続けていた

あの遠い日の冬の街角











__________________



「冬来りなば」


それは幸せな日々だった

ひたむきなまで焦がれた

あの夏の恋・・・


けれど


冬が訪れて

振り向くと


あなたはもうどこにもいない










__________________



「陽だまり」


訳もなく

哀しくて

急に涙溢れる

冬の陽だまり










__________________



「冬の夜」


ひとすじに

ただひとすじに

あなたを想う











本作は「冬の詩企画」参加作品で、同参加作品「冬を想う」の第二弾です。

併せてご覧いただけると嬉しいです。


企画の概要については下記URLをご覧ください。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2157614/(志茂塚ゆり活動報告)

なお、本作は下記サイトに転載します。

http://huyunosi.seesaa.net/(冬の詩企画@小説家になろう:seesaablog)

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― 新着の感想 ―
[一言] 真っ白い冬は別れの季節。 裸の街路樹の下をセーターを着てうつむきながら去って行く男の背中。 先ほど男から無情な言葉を受けた女。 そんな風景が見えるようです。
[良い点] 全体的に切ないです。 「陽だまり」のように温かいイメージのあるものから、涙があふれてしまう。それが一層切なく感じました。
[良い点] 前作に引き続き、企画へのご参加ありがとうございます! 「シリウス」が印象的でした。 思いは同じと分かっていても、物理的な距離に寂しさが募っていく様子が、星空の彩りの中で、すっと透明感をもっ…
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