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休みについてのあれこれ(指定期間内・会社側)

 通常、診断書で休養が必要と書かれた社員に対し、どのように対応するか?


 恐らく、管理職や人事系の仕事に関係なければ、あまり考えないし体験しないと思います。唯一の例外は、実際に診断書を出された人間ではないでしょうか。僕は残念なことに、どちらの人間にもなってしまいましたが。

 最初に断わっておきますが、僕は管理職の人間ではありません。ただの平社員で、その辺にいる新人と同じようなものです。ただ、こういう性格をしているせいか、僕は様々な仕事に首を突っ込みます。なので、会社側がどんなことをしているかを、薄らと分かってしまうという残念な感じです。


 さて、職場に診断書がある社員がいる場合、会議が入ります。会議というほど大きくなくても、偉い人たちが話し合いを始めます。どうして診断書を必要としてしまったのか。休職だけで済む話なのか。職場環境に問題はなかったか…。この辺をざっと話し、部署で現状把握を行ってから庶務や総務など、人事部門の総括である人たちに話が届きます。庶務や総務の人は有給休暇や休日出勤の振替日の消費等の計算や、診断書を受け取る仕事があるので、この辺りは「診断書」という言葉が発されて3日以内で行われると思います。その後、関係者各位と産業医との話し合いがあるようですが、緊急性が無いので事実関係の確認と、また2~3週後に会いましょう、程度の話でお開きになるようです。

 その後、もし仕事内容に問題があるようであれば、部署移動や席替えなどが発生するので、次の会議までに関係者に話をつけたり、指示を出すようです。また、必要があれば労働組合に話が送られ、労働組合が介入することもあるそうです。


 会社による、というのもあるとは思いますが、大体そんな感じで1ヶ月が経過します。書いた話以外にも何かしているかもしれませんが、僕が在籍していた時に知り得た情報はそんな感じでした。


 そしていよいよ、休養期間の終わりが近づくと、会社の窓口となっている人(僕の場合は上司)が、「最近、どうだね?」とメールを送ってきます。心臓がキュッとなりますが、仕事や休養に問題がある訳ではありません。そろそろ産業医と面談しないか?というメールです。

 復帰には産業医の面談が必須なので、その日程調整のメールでした。普通に復帰させてくれる気がないとか、そういうことではなく、お決まりの手順になります。身体でも精神でも、何かしらを病んで休養した場合は産業医の面談が必要、だそうです。これは僕の会社だけなのかな?


 その面談が、片手じゃ足りないぐらいの回数を必要とするなんて、当時の僕は知りませんでしたが。

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