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休養前の出来事に関する考察と補足

 未だに、僕は分からないことや理解できないことがあります。


 仕事の内容やできなさ具合は置いといて、幸運なことに、僕にはその時自分がとった行動やその時どうしてその発言があったのかを考える時間がありました。


 まず、診断書を書いてくれた医師についてです。

 僕は、この先生のことを主治医やかかりつけ医とは呼んでいません。何故ならば、この先生とは一生理解しあえないと思っているからです。まあ、人間ですから理解しあえなくて当たり前なのですが、どうしても反りが合わないのです。

 コミュニケーションというのは、自分のことを理解してもらおうと相手に伝え、相手のことを理解しようと耳を傾けることですが、残念ながらこれはとても難しいです。

 僕は、人間には3種類の人がいると思います。自分のことを理解してほしいと叫ぶだけの人と、相手を理解しようと耳を傾け続けてくれる人と、それらをバランスよく出来る人です。残念ながら、僕は叫ぶだけの人です。とても主張が強いとよく言われます。

 そして、診断書を書いてくれた医師も、叫ぶ人だと感じました。医師と患者が両方とも叫ぶ人なので、お互いに理解してほしいと叫ぶだけですし、相手に理解してもらえそうもありません。気分が落ち込んでいる時や、思考が停止している時は、強く言ってくれる人の方がありがたい場合もありますが、思考が動き始めたり、強制的に動かさなければいけない時は、闘わなければいけないので勇気がいります。

 また、叫ぶ人は唐突に意見を求めてきたりするので、ペースが合わないと大変です。胃にきます。腸がゴロゴロします。その胃腸にきた症状を話すと、更に薬物追加や病状悪化とカルテに書き込まれたりします。休養期間が延長になります。ふとした一言が悪い方へ、悪い方へと取られることもあります。

 休養中は余裕もないですし、心も折れかけることがあるので、自分の性格に合った人を探してください。診断書を書いてくれた医師とは、休養中も、休養が終わってからも会うことになります。基本的に同じ病院へ、長い場合は一生通い続けることになるので、行くのが憂鬱にならない人を選ぶのが、一番いいです。


 次に、診断書についてです。

 診断書は、病院によって三千円から一万円超えまでと値段が違います。これは病院によって変えていいとされているので、決まりはないそうです。友人に言わせると七千円の診断書は「高い。」とのことでしたが。

 また、診断書には手書きのものとPCから打ち出したものがあります。併用されている先生も見かけたことがありますが、それは稀です。僕が知る限り、紹介状や診断書などをPCで作成する病院は、患者さんが多く、常に待ち時間が30分以上のところが多いです。

 診断書は出した病院の封筒に入れられて渡されますが、大体定型郵便の一番大きい封筒サイズの封筒に入れられます。ご丁寧に郵便番号を記入する枠が書かれている封筒で渡されたこともあります。ですので、送る際は百円均一の無駄に大きな封筒を使用しました。定型外だったので料金が高くなりましたが、就活の履歴書やESを送る為に買い溜めしていた封筒だったので、再利用できてよかったと思います。

 診断書は同じ内容を再度出す場合でも、同じ値段です。あれは1通につき、いくらというカウントなんだそうです。僕の場合、長期に休む前に2週間休みを取った方がいいという診断書が出ていました。その診断書に関して上司と話し合った結果、僕は残業なしの就業となったのですが、やはりというか、残業の無い日など無かったので、2度目の診断書発行となりました。一度提出した診断書を取り下げたのに再度提出(前回よりも重症になっている)の場合は、なかなか復帰させてもらえず、復職可能診断書という復帰許可の診断書も2度発行することになるかもしれませんので、ご注意ください。


 最後に、会社の人との連絡についてです。

 仕事の内容を連想する会話をしないように、と言われても、職場の人に会えば自然と思い出すものです。同じ職場の人でも、同期でも、仕事抜きに話をできないかもしれません。

 その辺りを考慮をされているのか、今のところ、職場は上司からの事務連絡以外は何もありません。(先輩からのお仕事メール1回を除く。)風の噂を聞いたらしい同期から現状確認のメールがありましたが、同じ職場の先輩や後輩からは一切ありません。先輩は仕事と直結する可能性があるので、送ってこないとしても、雑談や趣味の話をよくしていた後輩から、一切連絡がありません。知ってた。そういう性格じゃないの知ってたけど、一度は連絡くれよ…と、自分の人望が無いことを無駄に自覚してしまいましたので、あまり気にしなくていいと思います。



 今振り返ると、様々なことがありましたが、休養期間は嵐のようにやってきたので、入る前のことはあまり覚えていません。本当に、病院行って帰ってきたと思ったら、手に診断書を握っていた感じでした。

 その時、働き過ぎはいけないと思いましたし、無理は禁物で、記憶力が低下しない程度に仕事は頑張ろうと思いました。


 僕が復帰してからも同じような働き方をしなければいいのですが。

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