休みについてのあれこれ(続・図書館へ行こう?)
図書館へ通うようになって数週間。僕は途中で思い出しました。「あれ?図書館じゃなくてもよかった?」と。
実は、僕は産業医から言われた言葉を断片的にしか覚えていなかったのです。
産業医の最初の言葉は、正確には「図書館、或いはカフェなどで勉強してください。」でした。
僕は、勉強と言えば図書館だと思い込んでいました。高校時代も浪人時代も、僕が勉強する場所は、予備校の自習室か図書館だったために、「勉強する」イコール「図書館で過ごす」と思い込んでいました。加えて、僕は貧乏性なためにお金のかかるカフェという選択肢を最初から排除していました。
この話は、思い出したというより、心療内科の医師や産業医との何気ない会話で「おや?」と気づきました。というのも、産業医が「毎日、どのくらいの人と接しますか?」というような質問をしてきたことがあったからです。
よくよく注意して聞くと、産業医は「毎日決まった場所で作業が出来るか?」「他人のいる場所で静かに作業が出来るか?」「長時間作業が出来るか?」という点を確認できる話題を振っていました。
なので、延長して1か月半後にしてやっと、「あれ?図書館じゃなくてもよかった…?」と気づきました。恐らく「一人じゃない場所」で「長時間」、「静かに作業ができる」というポイントを押さえれば問題ないと判断し、図書館だけでなく、ふさぎ込んできたら、気分転換に近所のモールやカフェで、図書館で借りた本を読んで過ごしたりしました。
遊んでいるように感じるかもしれません。しかし、環境を少しでも変えることで、ちょっとホッとし、心の安定を保てることもあります。休養の間は不安になることがそこかしこにあり、人によるとも思いますが、気分転換しないとやってられない事態がそのうちやってきます。
僕にとってはそう、復帰可能診断書があるにも関わらず復帰できない現実です。