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勇者の弟妹 ~~Tales of the new Legends~~  作者: ヒマジン
第2章 神々の試練編

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第19話 垣間見える世界の真実

 煌士が訓練を開始した頃。彼が休んだ第8中学校では授業が終わり、放課後に差し掛かっていた。今は丁度、最後の終礼を行っている所だった。


「まあ、そういうわけで、だ。期末試験は一週間ずれることになった」

「おっしゃー! つーか、どうせなら校長に掛け合って無くしてくださいよ!」


 御門の言葉を聞いて、生徒達が思わず大きく声を上げる。学校が一週間休校になった影響で、6月中頃に行われる予定だった期末試験を一週間ずらす事になったのだ。が、当然、これにはもう一つ、オチがついている。


「おーい、喜ぶのはまだ早いぞー」

「え?」


 御門の言葉に、ある生徒は両手を上げたまま、停止する。それを御門は楽しそうに眺めて、続けた。


「でだ。一週間休校になったから、その分短縮期間は撤廃で全部授業時間になるからな。なんで、期末試験が終わったらそのまま終業式、場合によっちゃその前の三者面談で追試だな」

「そん・・・な・・・」

「せんせ! それ酷いっすよ!せめて短縮を前にしてくださいよ!」

「言うなよ・・・俺だって短縮なくなるってことはその分授業やんないといけないんだから」


 絶望と悲鳴が飛び交う中、御門が本気でやる気無さそうに告げる。まあ、彼の場合は分身を創りだしてそれに授業をやらせて、後はバックレるという手段もあるのだが。


「つーわけで、ほい、日直、あいさ・・・と、忘れてた。天音、木場、お前ら後で一緒に来い。フェル、案内してやってくれ」

「わかった」

「良し。じゃあ、こんどこそ日直、挨拶して終わりだぞ、っと」


 フェルの返答を聞いて御門は一つ頷くと、日直に終礼の挨拶をさせる。そうして、フェルは浬と鳴海を伴い、移動を開始する。向かう先は当たり前だが、玉藻の居る部屋であった。であったのだが、そうなると当然一つ、問題がある。


「・・・ねえ・・・一体どうやって入るつもりなの?」

「少し待て」


 道中で侑子と合流した一同は、部屋へ入る隠し通路の前で海瑠が来るのを待っていた。だが、今は当然放課後に入って直ぐ、だ。しかもフェルは今学校で最も有名な人物の一人だ。そんな彼女が廊下の端に集まっていれば、当然、注目を集める。

 こんな状況でいきなり自分達が消えれば、明らかに可怪しい。どうするのか、一同には全くわからなかった。そうして、10分程待っていると、海瑠が教室から出てきた。


「ごめんなさい。ちょっと遅れちゃいました」

「・・・ああ、来たな。行くぞ」

「え、あ、ちょっと!」


 海瑠が来たのを見て、さも平然と隠し通路に消えていったフェルを見て、思わず浬が目を見開いて周囲を見回す。だが、不思議な事に、誰も何も騒いでいなかった。


「え?」

「人払いに近い結界を敷いている。私達が何かしたところで、誰も何も気にもとめんよ」


 一同の戸惑いを見て、フェルが隠し通路の先から告げる。当たり前だが、彼女とてそれぐらいの配慮はしていた。


「海瑠、お願い」

「あ、うん」


 浬に言われた海瑠は一同と手を繋いで、壁の先へと入っていく。ちなみに、すでに結界に手を加えているので実は浬達も自由に入れるのだが、それを知るのはまだ少し先の事である。


「来たな。行くぞ」


 一同が隠し通路に入ってきたのを見て、フェルが先導して玉藻の居る部屋へと入る。どうやら彼女は寝ているらしく、寝息を立てていた。が、流石に4人が入ってくると気付いたのか、むくり、と顔を上げる。

 ちなみに、4人なのはフェルが入ってきても気付かなかったからだ。彼女の能力が高く、寝ている状態では気付けない程に隠蔽が為されているが故であった。


『なんじゃ、また来おったのか』

「こいつらに説明をしなくてはならないからな。気にするな」

『妾の部屋なんじゃがな』

「カイトの部屋だ。ならば、私の部屋でもある」


 フェルは平然とそう言うと、部屋に備え付けのソファに腰掛けた。


「貴様らも座っていろ。インドラが来るまでは何か始められるわけでもない」

「え、あ、うん」


 一同一度顔を見合わせると、フェルも始めるつもりも無いと見てそれに従う事にする。まあ、立っているのも疲れると思った事も大きい。そうして30分程待っていると、御門が部屋に入ってきた。


「おーう、お前ら。全員居るな」

「あ、御門先生」

「おう。ということで、プリント作ってやった。これ見ろ」


 海瑠の挨拶に返事をして、御門は一同に3枚綴のA4サイズのプリントを手渡す。


「『よく分かる世界の情勢』? お前、ガキに教える用のプリントを作ってきたのか・・・」

「しゃーないだろ。最近教師の仕事やってっと、そんな風になっちまったんだから」


 フェルの呆れたような言葉に、御門が少し照れた様に呟いた。とは言え、3枚のプリントにして、1枚まるまる図解にした資料が分かりやすかったのは事実だった。


「なにこれ・・・」


 とは言え、分かりやすかったが故に、今の世界の危うさが浬達にもとんでもなく理解出来た。なにせ平然と、世界大戦の陣営の構築中、と書かれていたのだ。こんな状況で嘘を書くとは思えず、真実としか、思えなかった。


「これ・・・うそ、ですよね?」

「残念ながら、真実だ」


 侑子の問い掛けに対して、フェルが首を振る。当たり前だが、こんな情報は本来は国家の上層部でなければ入手出来ない裏情報だ。それを見て、愕然とするのは仕方がなかった。

 そこには、ここ当分テレビや新聞の紙面を賑わす紛争や小競り合いのニュースが全て、裏では一つに繋がっている、と書かれていたのだ。


「中東での事変に、東南アジアでの小競り合い・・・全部、繋がってるの・・・?」

「良くも悪くも、貴様の兄が起こした事がきっかけだ。あれが日本を取り纏めてしまった。それが、焦りを生んだわけだ。そして、戦いが起きた。まあ、早かれ遅かれ起きた物、らしいな。そこの所は気にするな」


 浬の愕然とした言葉に、フェルが少し申し訳無さそうに答える。だが、これは伝えなければならない情報でもあった。


「3枚目を見てみろ。カイトが為した事が端的に書かれている」


 御門の言葉に応じて、4人は3枚目を確認する。そこには、御門が知る限りのカイトの地球での活動履歴が存在していた。だが、それを確認しても、全く原因が掴めなかった。


「あの・・・これがどうして、その2枚目の原因に繋がるんですか?」


 海瑠が質問を呈する。そこに書いてある事を纏めると、兄がやっていたことは、確かに兄が言った通りにただ単に異族達の取り纏めと、売られた喧嘩を買っただけだ。隠された問題があると睨んだのだ。だが、それは彼らに政治的な視点が無いが故の、問題だった。


「まあ、俺の専門じゃないんだが・・・為政者として見れば、隣国に強力な指導者の出現は出来れば避けたい話だ。それこそ、叩き潰しに来ようとするぐらいには、な。3枚目の上の方・・・『占術師達と抗争』ってあるだろ?」

「え、あ、はい」

「その占術師ってのが、あの国の呪術師部隊だ。あいつ、その秘匿部隊を完全に壊滅させたんだよ。100年ほど立ち直れないぐらいにな。で、そこにジャクソン・・・ああ、米国の現職の大統領が切り込み入れてな。ここで、大戦を起こして覇権の補強を、だそうだ。軍事的に言わせて貰えれば、最善の一手、だ」

「は・・・?」


 言われた事が理解出来ず、一同が首を傾げる。たった数人で軍壊滅、と言われても、漫画やアニメでも無ければ、それが成し得る事とは決して思えなかったのだ。とは言え、それは魔術という物と、英雄という存在を知らぬが故、だった。


「貴様らはまだ、カイトの事を見誤っている。あれは、そういう男だ。容赦無く、叩き潰したのだろうな。それこそ、送り込んだ奴らの面子を丸つぶれにするぐらいに」

『こここ・・・そうせねば、各国から大挙して呪術師達が訪れていたであろうよ。そうなれば、日本各地で呪術戦、よ。死傷者は万は下るまい。あれは日本の事を考えればこそ、ほぼ皆殺しにしよった。もし、我が領地で暴れればどうなるのか、という見せしめよな。いや、まあ、妾も参加したんじゃがな』


 フェルの言葉を聞いて、玉藻が笑う。それは肯定であった。そして、同時に戦士として、女傑としての艷を見せた。それは明らかに、血を好む悪鬼の様相だった。


「皆殺し、か。今更だが、流石といえば、流石だな。あの容赦の無さは、英雄の英雄たる由縁だろうさ」

「そりゃ、なりふり構わず乗り込まれりゃな。あいつだって戦争になる」


 出た答えに、フェルが覇王としての笑みを浮かべる。当時を知るのは、御門と玉藻だけだった。その当時はフェルはまだカイトと出会っていなかったのである。だが、そんな笑顔を浮かべられないのは、カイトの弟妹達だ。


「みな・・・ごろし?」

「ふん。所詮は誰も表沙汰に出来ぬ裏での戦いだ。相手も殺しに来るし、此方も殺しに行ける。それが、裏のルールだ。それに、あそこで生かして返せば、確実に次も来る。更に大戦力でな。ならば、出せる結論はただ一つ。確実に、叩き潰す。決して、次を考えさせぬ程に」

「まあ、理解し難いだろうが・・・軍事の基本っちゃあ、基本ではある。それに、奴・・・いや、日本国は時間が欲しかったからな。最終的には、日本国からの依頼だった、とも言えるだろうぜ」


 浬の問い掛けに、フェルが圧倒的な覇気を纏って告げて、御門が苦笑しながら、それを認める。二人とは、真実、住む世界が違う。それを、誰もが思い知った。そして、その少しだけ青ざめた顔を見て、御門が告げる。


「あいつは良くも悪くも日本人だ。それ故、こうなるのは仕方がない。あいつが日本に居る以上、世界は奴を日本の戦力として見なす。それだけは避けられないし、俺も奴は日本の戦力としてカウントしている・・・最近、日本とイギリス、北欧の幾つかが同盟を結んだのは知っているか?」


 急な話題の転換と問い掛けに、一同一度顔を見合わせるが、それに頷いた。数年前の事だったが、日米同盟の深化から連なる一連の出来事は、連日連夜、それこそ毎日の様に報じられたのだ。知らないはずが無かった。そして頷いたのを見て、御門が告げる。


「奴とその縁者達が政府に働きかけた。日本と同盟を結ぶのが得策、だってな。そして理由を告げると、政府にしても二つ返事で頷いた。イギリスに至っては、裏の顔役達と奴は親友だ。最終的な意思決定権を持つ奴とは昵懇の仲だしな。それに、インドも同盟の準備中、だ」

「は・・・?」

「出来ないわけじゃない。俺は帝釈天・・・軍神インドラだ。インドの上層部とは当然に繋がりがある。まあ、日本じゃ知名度無いからわかんねぇんだろうが・・・軍高官なんぞ、アルジェナやカルナ相手にただただひれ伏すぐらいだ。カイトを知る以上、日本との敵対を選ぶより、同盟を選ぶのは当然だ」


 告げられた言葉に一同は目を大きく見開く。だが、当然だった。どれだけいい加減な存在だろうと、相手は曲がりなりにも神様だ。その存在を知っている者からすれば、それだけの権力があって然るべきなのだ。

 彼の子はインドにおいて最大の大英雄と言われ、多大な人気を誇るアルジェナだ。この二人が理を説いて告げれば、そしてそれが真実利益となる物であれば、うなずかないはずが無かった。それを知っていれば、彼の言葉が真実だろう、とすぐに理解出来ただろう。


「だが・・・俺達の様に、正体を知るが故に、同盟を選べた奴だけじゃない。奴はお前らの為、味方以外に正体が露呈するのは絶対に避けた。そして、奴は見事にそれを成し遂げている。それは、日本と敵対している奴らからすれば、最悪だ。なにせ、弱みを握る事もプロファイルをすることも出来ない。対応策が取れない」

「あの・・・それと、今の地球がどう関係があるんですか?」


 海瑠が一向に理解出来ない話を聞いて、首を傾げて問い掛けた。とは言え、これは全員の心情を表していたのだが。


「・・・言っただろう? 面子を潰された、と。そして、戦力の大半を失った、と。奴らは大国だ。それ故に、次を考えるのなら、早急な戦力の立て直しは必須だ・・・今のあの国は第二次大戦のドイツと一緒なんだよ。失った戦力を取り戻す為に各国のテロ組織を支援して、魔術的な品を回収させている」

「次って・・・また来るんですか!?」


 御門の言葉に、侑子が思わず声を上げる。それが意味する所はただ一つ。戦争、だった。


『仕方がなかろう。あの大国が世界の覇権を握るなら、なんとしても日本は抑えねばならん国よ。なにせ太平洋が押さえられんからのう。地政学的な問題じゃ。おまけに、日本の海軍力は馬鹿に出来ん』


 侑子の質問に答えたのは、うろたえ、怯える少年少女達に目を細めていた玉藻だ。どうにも悪辣な性格は抜けきっていなかった。そんな彼女は、更に続ける。


『とは言え、それもあと一歩、という所じゃった。じゃが、それが成る直前、カイトが現れよった。全力で叩き潰すのは当然よ。しかも、まるでそれに呼応する様に現れた天城なる男も食わせ者じゃ。天道も神宮寺という大財閥が協力に回る所為で、金等の根回しでは叩き潰せん。実直剛健であるが故に、ハニトラ等も通じん。あの二人の出現は、あの大国にとってはまさに最悪と言ってよかろ。逆に、相対的に弱まったかの大国にとっては、崩れかけた覇権を確たるものにする戦力。拒む道理は無い』


 戦いの臭いを嗅ぎとっているのか、こここ、と笑いながら玉藻が告げる。あと一歩。それで日本を叩き潰せるだけの戦力が整う所で、いきなり予想も出来なかった大戦力の出現だ。何が何でも叩き潰そうと思うのは当然だった。

 更に悪いのは天城総理とカイトが個人的――といっても天城総理側は知らないが――な付き合いがある事だ。それ故、カイトが彼の守りに入る。カイトを叩き潰せないので、どう足掻いても力ずくで叩き潰せないのだ。


「・・・一つだけ、お前らに言っておいてやる。お前らの兄は何も悪くは無いぞ。あいつはただ単に、正しい事をしただけだ。それが巡り巡ってこうなっただけ。仕方がないと諦めるしか無い」

「諦めろ、って・・・戦争が起こるかも、ってのに、諦められるはずが無いでしょ! カイトさんはなんで帰ってきたの!?」


 鳴海がヒステリックに問いかける。当たり前だ。戦争の原因と糾弾されても仕方がないのだ。そして真実、戦争の原因の一端が、彼にはあった。だが、此方もまた、仕方がなかった。それを受けて、フェルが諭す様にゆっくりと問いかける。


「・・・あいつが行った世界で、奴は勇者になった。それは良いな?」


 こくん、と鳴海が頷いたのを見て、フェルは続ける。


「その後・・・奴は帰って来るつもりは無かったらしい。愛した女達にしても、あの世界に家族が居る。共に戦った仲間達の多くが、あの世界で散った。帰れるはずが無いだろう。だが・・・奴はよくも悪くも、世界を救った大英雄だ。それを世界は放っておかない。そのはずもない。そのうねりはやがて仲間との戦いの兆しとなった。それ故、奴は地球に帰るしか無くなったらしい。幸い、日本では無名だったからな。我々の存在も知らなかったし、潜んで暮らすつもりだったらしい」

「だがまあ、こっちでも奴は放って置かれなかった。いや、ぶっちゃけると、俺達が放って置かなかっただけなんだがな」


 流石にこのままではカイトが悪者扱いされかねないと、御門がため息混じりに真実を語る。


「まあ、この間言った一神教・・・俺達にとっては死活問題でな。何人もの神様があいつらに討伐された。なにせ、一神教にとっては他の神様は認められない存在だからな。奴の力を借りようとするのは当然だった。まあ、それが同盟に繋がり、占術師達の来襲に繋がったわけだ」

「簡単にいうと、時代が悪い。戦乱の時代という、今の時代がな。世界最高戦力というあいつが放って置かれるはずがないだろう」


 理を説いて時代が悪いと結論付けられては、ヒスを起こした鳴海ももはや何も言えない。しかも、カイトにしても、隠れて暮らすつもりだったのだ。つまり、なろうとして、大戦の原因になろうとしたわけではないのだ。

 本来は、彼も引っ張りだされた被害者に近い。ヒステリックに彼の家族の前でこれ以上非難することは出来なかった。と、そこに声が響いた。


「いえ、それで言うのなら、私達にこそ、責任があるわ」

「それ以前に、儂じゃのう」


 そうして現れたのは、蘇芳翁とエリザだった。説明をすると聞いて、仕事が手隙になった二人がやってきたのである。


「元はといえば、儂があ奴に当主の座を譲ったのがきっかけよ。里を守る為にな」

「そしてその後、私がもう一つの里の当主の座を譲ったのよ。彼との縁を得るためにね」

『それが、あの戦いを招いたわけじゃ。あれは助かった。あ奴の子飼いではあるが、お陰で妾らも自由になれたわ』

「あの戦い?」


 海瑠の問い掛けに、玉藻が笑って答えた。


『あれが日本にあり、と知らしめた戦いよ。日本の裏に潜む陰陽師達と名のある名家達を総出にさせた大戦。世に言う陰陽大戦、と呼ばれる物じゃな』

「私達の里を守る為、カイトが主導して戦ったのよ。そのお陰で、私達は未だに平穏に暮らせているわ。ただ・・・その結果、日本には世界有数の魔術的戦闘力を持つ陰陽師達でも勝てない強者が現れた事が明るみになって、世界は揉めたわけよ。理解してもらえたかしら」

「・・・はい」


 どう考えても、彼らに非は無いのだ。ただ単に、彼らは彼らの里を守る最善を尽くしただけ。責められる咎は無かった。そうして、彼らは知りたくもなかった世界の真実の一端を知るのだった。

 お読み頂き有難う御座いました。次回は来週土曜日の21時です。

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