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お宅訪問と言う名のお出かけ

皆さんこんにちは!桜花です!


私が異世界から帰ってきて3日目です!

異世界から帰ってきて、マンションは引き払いました。

私的にもいちいち往復するのめんどくさかったんですよね。

という訳で私はマンションの荷物をごっそりと家の自分の部屋に移し終わって、今は机の上の整理をしてます!

いや、荷物も全部運び終わって荷解きも終わったんですけどね、私の机って気づいたらよごれちゃってるんですよねー!

何でだろ?

まあ、そんな訳で、私はせっせと机の上や中の整理をしています。


ピンポ~ン


「誰だろ? 咲夜~!!ちょっと出て~!!」


「え~!?ねーちゃんが出ればいいじゃん!」


「もー!いいから早く出なさい!!」


「もー、しょうがねーなー」


「はいはい、どなた様ですかっと」


ガチャ


咲夜が玄関の扉を開けたその先にいたのは赤の髪に緑の服をきた美少女


パタン

ドダダダダダダダダダ

バンッ


「家の前に変な格好した美少女がいる!!」


「はぁ~?」


「いいから出てみろよ!」


咲夜にぐいぐい押されながら玄関を開けると、つい最近まで見慣れていた懐かしい(?)顔だった


「ソフィア・・・」


「あ、桜花さんお久しぶりです~」


「もしかして、この人ねーちゃんの知り合い?」


「うん・・・」


まじでか・・・ と言う顔で咲夜が見てくるが気にしないことにしよう。


「まあ、外もなんだから上がってよ」


「お邪魔しますー。」


とりあえずソフィアをリビングに通す


「咲夜、あんたはとりあえずお茶の準備しなさい。」


「でも」


「いいから。お茶菓子忘れずにね」


「うん。」


とりあえず咲夜をリビングから追い出したところで、


「何でソフィアここにいんの!?」


「いやー、何でって言われましても暇だったからとしか言え無いんですけど。」


「暇だったからって、だってソフィア別れ際に私がもう会えないのかって聞いたら会えないって言ってたじゃん!!」


「会えないとはいってませんよ。桜花さんからはって私いいませんでした?」


「もう知らないよ!」


「まあ、まず、おひさしぶりです。桜花さん。」


「おひさしぶりじゃないよ!まだ3日だよ!!」


「だから前にも言いましたけど、時間の流れが違うんですって。桜花さんにとって3日でも私には1年でしたもん。」


「時間差はんぱねー!」


「ねーちゃん、お茶持ってきたよ・・・」


「ああ、咲夜ありがとう。」


「ありがちうございます。咲夜さん。」


ソフィアがニコッと微笑む。

咲夜の頬がボッと赤くなる。


「じゃあ、俺これで!!」


早足で去っていく咲夜。

犠牲者がまた1人増えたな・・・

皆あの笑顔にだまされるんだよな。

まあ、私もだまされたうちの1人だけど・・・。

中身は真っ黒なんだよ~!咲夜!!

中身をしったら幻滅どころじゃないよ!!


「どうかしたんですか?桜花さん。」


お茶をズズーとすすりながらソフィアが聞いてくる。


「ソフィア」


「何ですか?」


「咲夜、私の弟には本性ばらさないようにしてね・・・。」


「わかりました。とりあえずおしとやかキャラで通したらいいんですね?」


「うん。お願いね。」


本性しったらたぶん咲夜は立ち直れないから・・・


「まずさ、ソフィア」


「なんでいつもの格好で来たの?」


「なんでって、いつもの格好で来たら駄目なんですか?」


「駄目も何もこっちの世界でそんな格好してる人いないからね。警察呼ばれても文句言え無い程度には変だから。」


「桜花さん、警察って何ですか?」


ソフィアが小首をかしげて聞いてくる。

ああ、おとなしくしてれば本当、文句なしの美少女なのになー。

本当、中身が残念すぎる。


「桜花さん?」


ビクッと体が震える


「警察って、何ですか?」


心で思ってることが伝わったのか黒い笑顔でソフィアが聞いてくる。


「え、えーっと、そっちの世界で言うリリみたいな感じ、かな」


震えながらもちゃんと答える私は偉い。

普通の人なら気絶してもおかしくないレベルには怖い。


「こっちの世界じゃわたしそんなにへんですか?」


「うん。まず赤の髪の人なんて私はまず見たことがない。服だって緑のフリフリ着て歩いてるのなんてまずいないよ。」


「そうなんですかー?」


「そうだ!ソフィア、私の服着て髪染めて遊びに行こうよ!!まだ時間大丈夫だし!」


「時間についてはたぶん私の世界では3ヶ月くらいはたってるんじゃないでしょうか」


「そんなに!?」


「はい。あ、でも大丈夫ですよ。時間は元に戻してもらう予定ですから。」


「ならいいや、じゃあ、私の部屋へ!」


階段を上り自分の机の扉を開ける。


「そうだなー。ソフィアに似合う服かー。」


棚をいじくりまわす。


「私基本ボーイッシュ系しか着ないからなー。」


さらに奥の方をいじる。


「あっこれなんてどう!?」


私が取り出したのは前買ってもらったものの一回もきてないフワフワヒラヒラしたワンピース。


「ソフィアになら似合うと思うんだよ!」


「じゃあ、それ着たらいいんですね。」


「うん!」


そのワンピースを手に取ると一瞬で着替えてしまう。

でも私は驚かない。だってソフィアだもん。


「よし、あとは髪だな。」


服をあさる間に探しておいた試供品の髪染め。使うことはないけど捨てるのももったいなくて棚にしまっておいたのだ。


「よし、ソフィア、いくよ。」


「はい。」


ソフィアの赤の髪を黒く染める。




「よっし、できたー!もう動いていいよー」


「やっとですか。」


「しょうがないじゃん、乾くのに時間いるんだもん。」


にしても、ソフィアが黒髪か、なんか ソフィアの心の中をまんま表してるみたいだな…


「桜花さん。どうかしました?」


「いや、何も?」


「そうですか。」


よかった~。

今回は心読まれなかった。


「桜花さん、どこ行くんですか?」


「う~ん、どこいこう…」


「私お腹空きました!」


「よしっ!それじゃあ、何か食べに行こう!」


「何食べるんですか?」


心なしかソフィアの目がキラキラと輝いているきがする・・・。

下手なものは選べないっ!!


「え~と、じゃあワックにでも行く?」


「ワックって何ですか?」


「肉をパンで挟んで食べるもの、かな?」


「なんですかそれ!食べてみたいです!!」


「簡単に言ったらサンドイッチみたいな感じ?」


「サンドイッチ、ですか・・・」


あ、ソフィアの目の輝きが失われた・・・

罪悪感を感じてしまうな・・・


「だ、大丈夫!サンドイッチみたいなもんだけどサンドイッチとは全然ちがうから!!」


「どんなのですか・・・」


あきれ半分で言われたが少しソフィアの目に輝きが戻ってきた。


「よし、じゃあ行く場所も決まったし、出発するか!」


「はい!」


ワックはここから10分ほど歩いたところにあるから楽だ。

けどそのせいで晩御飯がワック・・・。というのが結構あるんだよ・・・


「どうかしたんですか?桜花さん」


「あ、いや、何でもないよ。気にしないで」


気にするって言ったら今さっきから通りすぎる人が必ずソフィアを見ていくんだが・・・

自分が見られてないからといってもいごごちがわるいな・・・


「ソフィア」


「何ですか?」


「今さっきから視線気にならない?」


「全然ですけど・・・」


う~ん・・・。ソフィアが鈍感なのかそれともこれが普通なのかどっちなんだろう?


「ソフィアってさ、向こうの世界で結構可愛いほうでしょう?」


「私なんて良くて中の上くらいですよ。」


これで中の上くらいだと!?

こっちじゃ上の上だよ!!


「私より可愛くて綺麗な人なんていくらでもいますよ。」


「そうなの!?」


確かに向こうで見た人達って皆美人だった気がする・・・。(おばあちゃんとかすこし肥満体系の人を除く)

おばあちゃんでもこの人若い時絶対美人だったろうなーって人もいたし。

もしかしなくても向こうの世界ってランク高い!?

じゃあ、こっちの世界の美人は向こうで良くて中の下、か・・・。

なんか複雑だな・・・。


「桜花さん?どうかしましたか?」


「いや、向こうの世界とこっちの世界のランクの違いに少しショック受けてるだけだから気にしないで・・・。」


「そ、そうですか・・・。」


「うん。あ、そろそろ着くよ。」


「本当ですかっ!?」


ソフィアの目がキラキラと輝く


「とうちゃーく!」


お店の前に立つ。


「どうやって入るんですか?」


「え、あそこだけど」


そう言って自動ドアを指さす。


「あんなのドアノブもないのにどうやって開けるんですか?」


「まあ、きてみればわかるって」


二人で自動ドアの前に立つ。


ウィーン


「わっ 桜花さん、桜花さん!ドアが勝手に開きましたよ!手を使ってないのに!!」


「こっちの世界ではこおゆうお店ではこのドア、自動ドアが普通なんだよ。」


「発達してるんですね!」


「そうなんだよ。ソフィアの世界より科学は発達してるんだよ。」


顔は何十倍にも劣るけどね・・・。


「何か言いました?」


「いや、別に?」


ソフィアごまかしつつ入店。


「ああ、何食べましょう!」


「好きなの食べたらいいよ」


「桜花さんのオススメってありますか?」


「そうだなー、やっぱりソフィアは初めてだからここは無難にワックバーガーがいいよ。」


「じゃあ私、それにします。」


「飲み物のむ?」


「いいんですか!?」


「うん。飲みなよのどかわくでしょ?」


「じゃあお言葉に甘えていただきますね。」


「よし、話もまとまったし、並ぶよ」


「並ぶんですか?」


「うん。並んで、注文するんだよ。」


「へー。そうなんですか。」


「少し待つことになるけど我慢我慢。」


「大変なんですね。」


「そこまででもないよ。ここ回転率いいから。」


「次でお待ちのお客様。こちらにおねがいします。」


「ソフィア、こっち」


「あ、はい。」


「お待たせしました。ご注文はお決まりでしょうか?」


「えーっと、それじゃあ、ワックバーガが3つと、ワックシェイクのバニラ2つ」


「ワックバーガーが3つ、ワックシェイクのバニラが2つですね。お客様のお会計は500円でございます。」

「はいはい、500円ね」


私は財布から500円玉を取りだし店員さんに渡す。


「500円ちょうどお預かりいたします。」


店員さんはパパッとレジ打ちをこなし、私にレシートを渡した。


「レジからずれてお待ちください。」


「はい。」


「あの、桜花さん」


「なに?」


「お金を渡したのになにも貰わないんですか!?」


「ああ、違う違う、いまお店の人が準備してるの。」


「じゃあ、出来たら出てくるんですか?」


「うん。そうだよ。」


「ああ、びっくりしました。桜花さんがお金だけ渡したのを見て桜花さんはバカなのかと思いました。」


「バカで悪かったねっ!」


クスクスッとソフィアが笑う。


「お待たせいたしました。ワックバーガーとワックシェイクでございます。」


私は一言「ありがとうございます。」と言って、ソフィアを連れて席に着く


「これ、食べれるんですか?」


「この紙をはがして中のパンを食べるの」


「そうなんですか。」


ソフィアは紙をはがしパクッと一口かじりつく。


「お、おいしいです!!」


「それは良かった。」


ソフィアがパクパクとかぶりつくのをみながら私は自分の分に手を伸ばした。


「あと、これも飲んでいいよ。」


「あ、これもいいんですか?」


「どうぞ、食べてくださいな。」


「それじゃあいただきます。」


向こうの世界にも紙コップに入った飲み物はあったからソフィアは慣れた様子でシェイクを飲んだ。


「アイスですっ!」


「そうなんだよ。簡単に言えばこれは飲むアイス。おいしいでしょ?」

「美味しいです~っ!!」


ソフィアは本当に美味しそうにそれらを完食した。


「はぁ~、美味しかったです。」


「それは良かった。」


「桜花さん、次はどこ行くんですか?」


「そうだなー、どこいこうかなー。」



私達はそのあとショッピングセンターやゲームセンターなどに行った。


「楽しかったです!」


「うん。楽しかったね~。」


もう空はオレンジ色に染まりきれいな夕暮れとなっていた。


「あ、私そろそろ帰らないと。」


「そうなの?そういやどうやって帰るの?」


「ちゃんと向こうで帰る為の転移魔法をセットしてきました。」


「そうなんだ。じゃあ人がいなさそうな所にいかないとね」


「どうしてですか?」


「ソフィアの世界では魔法が当たり前でもこっちではあり得ないから。」


「あ、そうでした。」


「もし見つかったらヤバいしね。」


私が。

見つかったら確実に問題になる。

そうなったら私の平穏な日々が消えてしまう。

それだけは阻止しなければ!


「てことで路地裏にでも行こう。」


「てことでってどういうことですか 別にいいですけど」


クスクス と笑うソフィア


「それじゃ、隠れよう。」


「はい。」


私達(おもに私)は辺りを警戒しつつ路地裏にはいる。


「ふー。ミッションクリア」


「何ですかそれ。」


「特に意味はない!」


「無いんですか あ、そろです。」


ソフィアが言ったと同時にソフィアの周りが淡くひかりだす。


「それじゃあ、また遊びに来ますね。」


「うん。平日以外ならいつでもいいよ。また遊ぼうね。」


「はい。さようなら。」


「バイバイ。」


ひかりが少し強くなる。

まばたきをして開くとソフィアの姿はもうない。


「あー、楽しかった!」



私は1人家への帰路を歩いた

お出かけ編でした。


私的には番外編もこれでラストかな。という感じです。


今回で番外編も完結。ということで。


本編から番外編まで付き合ってくださった皆様、本当にありがとうございました。



新連載を始めましたので、良ければそちらの方も読んでください。


またファンタジーです(笑)

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