第9話
「・・・・。」
「ねぇ、ソフィア?」
『はい、なんですか?まぁ、頑張ってやっつけてくださいね!!あと、呪い解くの忘れずにお願いします!』
「いや…。えっと、ってかどうやって戦うん?」
『……。よくそんなこと知らずにあんな台詞強気で言えましたね…ある意味尊敬します…。まぁ、とにかく、したい事をイメージしたらきっと出来ますよ』
「あ、そうなの意外と簡単そうだな。」
《オホホホホ 馬鹿ね!!そんなのでこの最強な私に勝てるのかしら?秒殺してあげ……》
乙姫が喋っているにも関わらず私は攻撃を仕掛けてみた。(笑)
「バーンアウト」
一瞬にして炎が人魚に襲いかかった
《ギャアアアア!おニューの服がぁ!!》
「よそ見してんなよ
けっこう簡単だぜ」
《もう最悪!この楽譜の 恐ろしさを味あわせてあげるわ!!》
「いいぜ。かかってきな」
『いいですよ!桜花さん!!頑張れ~』
「(うっぜぇぇ…あんたも戦えっつうに)」
『なんか言いましたかぁ?』
ソフィアがとてもとても黒い笑みを浮かべていらっしゃった。
「いえっ、何も言っておりません!!」
《キエェーーイ!!》
ドシャッ!
私達が相手を無視して喋っていたらいきなり大量の水が、いや氷が降ってきた。
「不意討ち~!しかも無暗唱!?無いわあ!」
《ああああぁっ!!服の恨み、消えろ消えろ消えろっぉ!!》
「たかだか服1枚でマジギレとかどんだけだよ!!」
《あああああぁっ!私の新品のっおニューの服がぁ~!!》
「はあ、厄介極まりないわね」
無言で視線をぶつける二人。勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか…
◇・.。*†*。.・◇・.。*†*。.・◇・.。*◇・.。*†*。.・◇・.。*†*。.・◇・.。*
「はい!!どうも主人公の桜花だぜ~い」
『同じくソフィアです。』
「『ここまで読んでくださってありがとうございます!!」』
「作者はもっともっと上手に書けるように頑張るので、暖かい目でみてくれるとうれしいぜ」
『これからも宜しくお願いしますね。』
『にしても、乙姫様との戦いどちらが勝つんでしょうね?』
「そんなの主人公である私が勝つに決まってるでしょ、主人公の特権よ、特権」
『分かりませんよ…作者は案外負けさせるかもしれないんですから、主人公だからって何でもかんでも勝ちとか、人生そんなに甘く無いですよ』
「夢落ちとか?」
『死んでるかも知れませんね(笑)』
「うわ、ないわあ。鬼畜ソフィアめ!」
『なんとでも言え(黒い笑顔)』
「キャラ崩壊してるって!?やめてっ、いやっ、やめてください!笑顔でナイフたくさん向けてくんの!!」
『一度お遊戯するか?』
※お遊戯とかいてバトルと読むよ★ byソフィア
「ぎやあぁぁっっ!!」
[とまぁ、桜花とソフィアのお喋りはここまでにして、ここまで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます!作者はこれからも精一杯頑張らせて頂きます!これからもよろしくお願いします!!]by黒椿