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第8話
とても短いです。
《えぇ、そうだけど、何か御用かしら?》
『やっぱりこの人が番人です。覚悟は出来てますか?』
「うん、大丈夫」
《あなた達何をヒソヒソ話していらっしゃるの?それに、あなた方は誰なの?》
「あぁ、すいません、私は人間界から精霊界を救うべく楽譜を求めてここに来ました。貴方が持っている楽譜を私達にください。最終的には強行手段をとらせて貰うかも知れません。」
《あなた達、この楽譜の事を知っていらっしゃるの?》
「はい、お願いします楽譜を私達にください。」
《ふーん、この楽譜をねぇ、…やぁよこの楽譜は私に力をくれるのそんな便利な物はい、どうぞって素直に渡す訳ないじゃない。》
「はぁ、残念です。では、こちらも強行手段をとらせていただきます。」
大きく息を吸って私は叫んだ
「哀れな彼女に魂の救済を!!」