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サフィームゲート  作者: 弥七輝
第三十話
52/75

凛然凛乎(りんぜんりんこ)

挿絵(By みてみん)

――ザックは、人が行き交う駅のホームの中、じっと目を閉じ立っていた。


大きく息を吸い、そして吐く。



意識を集中し、感じたものは辺りを包む異様な雰囲気。


それがザックに「確信」という言葉を与えていた。


異様な雰囲気は、間違いなく荒らしの放つ負の生体磁場によるもの…


かなりの数、もしくは非常に強力な生体磁場を纏う荒らしの仕業か…


クルトから聞いた、進化派が作り上げたという荒らしを誘き出す旋律の存在が、それら全ての仮説を否定できないものにしていた。


ホームを離れ、街に踏み出したザックは、赤茶色の煉瓦群の中に移動した。


建物がすべて煉瓦作りで統一されているのが特徴であるこのクシミは、「大陸五大都市」に数えれる地である。


建物大半は赤茶色だが、所々、色彩鮮やかな千変万化の姿を見せる。


また、煉瓦にはチャットリングで描かれた絵が描かれており、来る者を楽しませていた。



「芸術の街」と謳われる由縁に浸りながら、ザックは影で蠢く進化派の動きを探ることにした。



ここへは、モバンで出会ったスイの協力の元、ジョウントタグを利用し来ていた。


とはいえ、モバンからクシミへ移動するジョウントタグは無いため、最寄りのボンセクイテンを経由しやって来たわけだが、それでも時間はかなり省かれていた。


その分開いた時間で、ザックはクシミをくまなく調べる事にした。



まず第一に向かう場所、それはやはりチャットルーム。


カメラは美しい煉瓦群を捉えるが、ザックの瞳は、くすんだ影を見据えていた――



挿絵(By みてみん)



――大陸から離れたとある孤島。



クレロワから休暇を貰ったビンズ達は、その地で羽を休めていた。



桜が咲き誇り、広い海を一望出来る桃源郷で、さぞかし優雅な暇を送っていると思いきや…



「一体何だってんだ!」



そこには、優雅とはかけ離れた光景が広がっていた。



――ビンズとクロンを囲う複数の男女。



皆一様に目を光らせ、手には鋭利なものを輝かせていた。


突然の襲撃だったが、ビンズは冷静に頭を回転させ、状況を整理していた。



――クロンに付き纏う過剰なファンか…



だが、その考えは、すぐに改まる事になる。



「無防備にも二人きりで休暇とは、馬鹿とバカンスを履き違えたか?リリのお仲間さん。」



襲撃者の嘲りに、沸騰しそうになる頭を冷やし、ビンズは「何者」かと返す。



「お前達が邪魔な人間がいてね。俺たちが変わりにやってやろうって魂胆さ。」



その一言に、ビンズは確信した。



今までのような蛮人とは違うのだ、と。



何者かは解らないが、このままおめおめとやられる訳にもいかない。



とっさにビンズは前方に思念波を放った。


ビンズの思惑を理解し、クロンはすかさず走り出す。先手を打たれ尻込む集団の間を、クロンは無事くぐり抜けた。


見届けたビンズは、バイオレットの力を生かし、高速で宙を駆け出した。



全員クリスタルである「襲団」は、まずは同種であるクロンに狙いを定め動き出した。



クリスタルでは、高速で宙を舞えるバイオレット相手に単純な鬼ごっこでは叶わないと踏んだためだ。



だが、バイオレットには体力の概念がある。全力で移動出来るのはもって数分程度。



――ビンズが疲労し動けなくなった所を襲えばいい。



そんな狡猾な考えも働いていた――






―――――――――





――数分後、無事ビンズはクロンと合流を果たした。



「クレロワさんに伝えよう!」



隣を走るビンズに、クロンは迷わずそう述べる。


が、ビンズは首を横に振った。



単に意地を張っている訳ではない。



「この先に崖があったはずだ。その下の海に飛び込めば流石に奴らの手も緩むはずだ。」



状況が差し迫っていることもあり、クロンはその考えに乗った。



芽生えた焦りを押し殺し、風より早く走り抜け、獅子奮迅。


ようやく崖が見えてきた時…



「…残念だったな。お前達の動きは予知済みだ。」



ホッとしたのもつかの間、大勢の襲撃者が崖の下から現れた。



こうなったら戦うしかない。


ビンズは臨戦態勢に入り、クロンも拙いながらも身構えた。



互いの敵を見据え、いざ…



「…なんだ!」



ビンズが踏み出した時、突如、襲撃者の中の数人が崖下へと吹き飛んだ。



「残念だが。こちらの方が予知済みなのだよ。蛮人。」



上空から聞こえた老人の声。


ビンズは、それが誰なのか知っていた。



「音吏さんか!…恩に切るぜ。」



内心、今の状況に恐怖していたビンズは、素直に助けを感謝した。



クロンに合図を送り、二人同時に包囲網を切り抜ける。



止めに入った襲撃者達を、音吏が重ねて止めに入る。


思念波が、土煙となり舞い散った。


なだらかだった地面は、異常なほど抉れていた。



「全ては私の計画通り。ノコノコとやって来たのを感謝するよ。」



地に降り立ち、音吏は笑う。



そもそも、今回の襲撃の原因を作ったのは音吏である。



ビンズ達を囮にし、敵対する者達をおびき寄せる… その計画に、まんまと襲団ははまったのだ。



「さて、君たちを雇っている者の居場所を話してもらおうか。」



なんの事かと集団の一人が口を出す。


音吏は人差し指を立て、男が手にした長剣を指差した。



「そのギベオンが何よりの証拠だ。お前達は組織だって我々を潰そうとしているのだろう?」



その言葉に、襲撃者達は、ようやく音吏の鋭さを知った。



「ふん。老馬の智と言ったところか。」



リーダー格の男が殺気立って悪態付く。



同時に仲間は身構えた。



この場に第三者が居たのなら、音吏が不利だと言うだろう。


だが、音吏は余裕綽々の態度を崩さない。


不意に、握り締めた右拳を肩まで上げ仰向けに開く。


そこには、奇妙な模様をした石が乗っていた。



「まだ気づかぬかな?」



音吏が言ったとほぼ同時に、リーダーの男が武器を突き出し声を上げた。



「貴様、一体どうやって!」



音吏に向けられた長剣… そこに先ほどまで装飾されていたギベオンが、跡形もなく消えていた。



「これはお前達には過ぎた産物だ。」



音吏は、ギベオンを宙に放り投げた。


そして今度は、思念波を打ち出す構えでギベオンの方に手を翳す。



…その場の全員は、声を失った。



瞳に映った光景は、みるみる肥大する巨大なギベオン。



「馬鹿な…」



それは、あっという間に質量を増し、隕石と間違う程にまで肥大した。


とっさに地を蹴り、避を決めるが、複数人がそれの下敷きとなり、肉塊と成り果てた。






――それから数十分が経過した。



地面に出来た無数の陥没は、争いの激しさを物語る。



さすがにあの大人数相手では、音吏も苦戦は必須だろう… そう思われたが…



「くそ!」



音吏の周囲には、罵声を送る者と、後方で叫びをあげる男のただ二人だけが立っていた。


周りに居たはずの、十人以上もの集団は、どこを見渡しても見当たらない。



さらに、後方の男は、叫び声をあげるのみでなぜか不動を決め込んでいた。


実質、対峙する者は一人のみ。だがそれも、剣を突き立て応戦するが、まるで音吏に歯が立たず、何度も腕を掴まれ地に煽られる。



「まだ、これからだ!」



倒れ込んだ身体を立ち上がらせると同時に、男は地を拳で打ち立てた。


舞い散る砂煙。それに乗じ、渾身の機動力を持って攻め立てる。



「蛮行だな。」



音吏は半霊化すらせず仁王立ち。避ける素振りも見せる事無く、振り上げられた長剣を右手で払い、上空に放り投げる。


そのまま、左右の拳を男の腹部に向かわせ、数打連撃。


さらに、反撃されるより早く目の前で跳躍し、身をうねらせ鞭の如く脚撃を繰り出した


顔面を擦りヒットした靴底は、男に再度地の味を覚えさせた。


同時に、放り投げられていた長剣が、音吏と男を隔てるように落下し地を貫いた。


音吏はそれを手に取り、倒れた男の右脚に刺し通す。


叫び声と、遠くで見やる仲間の声が重なり合って阿鼻地獄。


だが、仲間は叫ぶだけで一向に加勢する素振りを見せなかった。



自分の命が惜しいのか?



――否。



助けたくても行けないのだ。



仲間が切り刻まれていく様を苦眼する男の下半身は、服もろとも鉛のように凝固していた。


音吏は、更に片足を突き、左右の腕をも突き立てる。


魂の劣化を狙ってのことだろう。だが、その様は、余興に快楽を注ぐ狂言師にも思えた。



「ギベオンの効力に頼りすぎだな。剣の方はまるで玩具だ。」



念入りに胸元を刺した後、遂にその刃先は首を捉えた。


魂は肉塊を捨て、遠くの空に消え失せる。


リスボーンの余裕を削いだつもりだった音吏には、その結果は不満だったらしい。


鬱憤は、残る一人に向けられた。



「じじいが!」



傍観する男は、鉛となって動けぬ身体の変わりに、口を動かし舌撃する。


「じじい」と蔑まれ、音吏は顔色を変えず返答した。



「この姿かね。お前達蛮人には意味は見いだせまい。」



――どっちが蛮人か… 言い掛けた時、男は音吏の殺気に気押され閉口した。


このままではやられる… 意識した時、覚悟が力に変わった。



<ul><li> </ul>



その文字が飛び出すのに有した時間はわずか数秒。


光球となったタグは、そのまま勢い良く飛び出した。



「スクリプトか。やれば出来るではないか。」



音吏は徐に手を翳す。


その途端、光弾は拡散し、周囲の光に消え入った。



男は出す言葉を失った。



(――…この力…まさか…)



先刻までの音吏の力を、男は全てタグの一種と理解していた。だが、ここに来て初めて音吏の力の深淵に触れた気がした。


音吏がこちらに手を翳すわずかの間、思考が許す限り問答する。



そして、ある可能性が頭の中を駆け巡った。



身体に流れる悪寒を外へ吐き出すように、男はその名を絶叫した。



「まさか、"ネメキネシス"…なのか!」



その途端、下半身までて留まっていた身体の鉛化が上半身に及び、首もとまで到達した。



「その通り。お前に少し細工を施した。これから私の言う事に素直に答えたら解放してあげよう。」



男は絶叫をこらえ、それに従った。



音吏の問いは二つ。



一つは、仲間が集まる居場所。


二つ目は、裏で糸を引いているであろう敵対するワンダラーの事。



「…俺たちはグリーズに集まってたんだ!都市部に一際大きい廃屋がある、そこにだ!」



男は意外に早く口を割った。


だが、一つ目の質問には答えても、二つ目は言おうとしなかった。


ここまで言って、今更仲間を庇うという事は考えにくい。


音吏は、男が本当に知らないものだと結論づけ思考を始めた。



(――グリーズか。直接その輩に聞けばワンダラーに会えるか…)



音吏が口を噤む間、男の悲鳴が辺りに響いていた。



しかし、それもすぐに止んだ。


男の身体は頭の先まで鉛と化し、既に物言わぬ存在となっていた。


魂は飛び立たず、永遠の闇へと沈んでいく。


音吏は、それを思念波で砕き、背を向けた。


丁度その時、テレパシーが入り込んだ。


内容を聞き音吏は微笑する。



『それは吉兆だな。私は一旦戻るとしよう。』



――立つ鳥跡を濁さず。


誰も居なくなった崖には、再び海の音が戻っていた――






――カニールガーデンに戻った音吏は、先ほど聞いた情報をクレロワとヤーニに伝えていた。



「・・・グリーズの市街地に、敵対勢力の手がかりになる者達が潜んでいるとのことだ。今日にでも排除に向かう。」



聞いたクレロワは、その話に異を唱えた。


嘘ではないにしろ、罠か、或いは仕掛けられる事を予想してなにか対策を立てている可能性が高いと踏んだのである。


だが、音利にとってそれは微々たる驚異。


敵対する勢力を一網打尽に出来るなら、水火も辞せず。それが音吏の精神だった。


意見を出し合った結果、件の場所には音吏が一人で向かうことで決定。


話は終わったかに思えたが…



「そういえば、(まき)が知り合いから知らせを受けたらしい。…それによると、ザックはクシミに向かう可能性が高いとのことだ。」



新たに紡がれた話は、纏まった空気を一変させた。


ザックは、メンバーなら誰もが知っている邪魔者の名である。


それは、クルトの手により葬られた事になっていたため、生存報告は凶兆のそれだった。


だが、話す音吏は、至極冷静に表情を変えない。


むしろ、微笑を湛えるようにクレロワには思えた。



「ザックは一度モバンを訪れ、巻の居場所を巻の知り合いに聞いた。これは、ある可能性を意味している。」



――巻を突然訪ねてきたという事は、巻が何かを企てているのを知り、それを阻止しに来たとも考えられる。


巻を知っているのなら、モバンからクシミに計画を移行していることも知っていてもおかしくはない。


だが、モバンでの計画を破棄したのは今から一ヶ月程前。それを知っているのならモバンへは行かないはず。


つまりザックは、最新の情報を知らずにモバンを訪れた事になる。



「当然、計画は世間には漏れないよう手配してある。敵対する者達にも伝わらないほどにな。」



計画を知るものは限られる。



リリ、ヤーニ、クレロワ、クルト…


そう。同じメンバーのみである。



「この中で、唯一私が計画の移行を知らせていない者が居る。」



音吏これから言わんとする名は、すぐにヤーニ達には理解できた。



「…クルトさん、だね。」



場の空気が極端に冷えたような気がした。



――ザックがクルトを通し、計画を知ったのだとしたら、古い情報しか知らないのも納得できる。



また、情報者がクルトだと仮定すれば、以前のリリ襲撃の際にも関わっている可能性が高くなる…



「まぁ、今の話は憶測に過ぎん。ザックは偶然モバンに立ち寄り、そこで何かを察し巻を怪しんだとも考えられる。」



だが、それでもクルトを疑うのは十分な理由にはなる。



「…リリにこの事を話すのか?」



クレロワが意味深に言った時、音吏はすかさず否を出した。



これ以上マイナスな話題でリリを落ち込ませるわけにはいかなかった。



クルトの件はひとまず保留。ザックの対処についてを先決し、話を進めることにした。


現状、ザックを迎え撃つ適任な人物はヤーニただ一人。話し合う必要は無さそうだが、それには一つ問題があった。



ここ数日、ヤーニはワンダラー感知が全く出来ない状態であったため、精神的にも不安定だった。


武力的には支障がないにしろ、ここに来ての異常は、注意すべき事である。


ヤーニ自身、それが気掛かりで仲間に咎められる事を危惧していた。


今まさに、咎められる… ヤーニは思い、歯を食いしばる。



だが…



「君の体調不良は一時的のことだろう。タルパには良くあることだ。気にすることはない。」



ヤーニの肩を軽く叩き、音吏は笑った。肩に乗った感触からは、悪意がまるで感じられない。暖かさすら感じられるそれは、気休めではない真意が受け取れ、ヤーニを安堵へといざなった。


咎められぬばかりか、信頼し新たな役目を与えてくれる… 心の底から感謝の念が湧き上がる。



「ミレマに行ってザックを始末すればいいのかな?簡単だよ!」



やる気十分、瞳に熱い輝きを見せ、ヤーニは口角火花を飛ばす。


音吏は、更にもう一つ、やるべき事を上乗せした。


燃え上がるヤーニは、それを聞いて舞い上がる。



「…解った。簡単簡単!」



話はすべてまとまった。



クレロワは、これまで通り世界に蔓延するネガティブオーラの調査、管理任務。


ヤーニはクシミでザックを向かい打つ。


そして音吏は、グリーズに向かい、敵対勢力に加担する蛮人の排除。



各々の役目を再認識し、その場は解散。


ヤーニはクシミに向かうため、ジョウントタグを書いた。


その時…



「皆さん、楽しそうに何の話をしてるんですか?」



その清らかな女性の声に、いち早く反応したのはヤーニだった。



美しい音色を聞いた時のような気持ちの高ぶり… どこか懐かしく、どこか心が欲していた暖かい声…


それは、ヤーニが今最も会いたかった者の声だった。



「リリ!気分はもう良いのかい!」



リリは明るく微笑んだ。そこには、憂いや悲壮は感じられない。



そこにあるのは、ただ一つの「凛」。



引きこもっていた間、虚無に感じられた時間の中で、リリはひたすら自分を見つめていたのであった。



「色々考えたの。やっぱり、いつまでもへこんでちゃシオンに茶化されちゃいそうだしね。」



周りが目覚めを喜び中、リリは冷静に現状を伺った。



――敵対勢力の所在地の判明。


――ヤーニが能力不全に陥った事。


――邪魔者であるザックが計画の邪魔をする可能性があること。


音吏は、クルトが裏切り者の可能性がある事を伏せ、必要だと感じた部分のみをリリに教えた。



「なるほどね…ヤーニについてはわたしにも責任があると思う。それと…」



リリは一旦そう言うと、音吏を見つめた。



「グリーズにはわたしが行こうと思うの。」



リリは、小さく拳を握った。



音吏に代わり、自らが敵対勢力に引導を渡す… これまでにない好戦的なその思想に、音吏は感じたことのない身震いを覚えた。



「気付いたの。今まで、わたしは汚れた所から身を引いて、上から見てるだけだって。」



生体磁場の強大さ故、他の者には成し得ない事が行えるリリは、進化派に取って極めて重要な存在である。


それ故、前衛に出ない行為は理にかなった事だった。


理解者の音吏は、当然リリが前衛に出ることに首を振った。



だが、その意志は変わらない。



自分と、自分の過去と語り合った虚空の時間が、確固たる覚悟と精神を植え付けていた。


リリに否を示していた音吏も、ついには説き伏せられ、膝を屈する。



「…いざとなればいつでも駆けつけます。」



かくして、士気が高まる進化派の、静かなる闘争が始まった――




第三十話「凛然凛乎」 完








三十話登場人物集


※イラスト協力者「そぼぼん」

※登場人物一部割愛




ビンズ


挿絵(By みてみん)


クロン


挿絵(By みてみん)


音吏=穢土


挿絵(By みてみん)


ヤーニ=ファイス


挿絵(By みてみん)


リリ=アンタレス


挿絵(By みてみん)

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