「チャネリングとテレパシー」
チャネリングとは、その昔人類が失ったとされる「概念原回路」を通じ、自分の思念を自身が持つ生体磁場を使って不特定多数の人物に送る能力、またそれを受信する能力である。
送れる思念は「映像」「音声」等、自分の想像していることなら全て送ることが出来る。
そうした能力を、不特定多数に送るチャネリング方法を「チャネリング放送」という。
受信する側は、思念を送る側の周波数をキャッチし、チャンネルを開くことで映像、音声を見ることが出来る。
人が持つ周波数は、指紋と同じように、一人一人全て異なる。
新人類は音感が発達しているため、その周波数を個別に脳裏で聞き取ることが出来る。そのため、チャネリングの能力が飛躍的に向上していった。
なお、映像を長時間にわたって不特定多数の人物に送るという作業は、生体磁場を多大に消費し人体にも多大な影響を及ぼす。
そのため映像を長時間送る場合は、多数の人物、そして専門的な技術を有する必要がある。
それを行う者達を「プロバイダー」と呼び、プロバイダー達が一様に集まって映像を作る行為を「シンクロニシティ」と言う。
一方で、上記のような大規模なチャネリングの他に、個人の周波数をキャッチしあって連絡を取り合うこともある。
この個人を特定した小規模なチャネリング技術を「テレパシー」と呼ぶ。
送信、受信方法はチャネリングと同様である。