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サフィームゲート  作者: 弥七輝
第二十五話
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アセンション

挿絵(By みてみん)

――旧暦二千十二年、十二月二十四日。



その日、地上は色とりどりの光に包まれていた。


空を覆う厚い群雲も、地上のイルミネーションを浴びて淡い色彩を宿していた。


華やいだ街は幸せに満ち、人混みを若い男女が闊歩し合い、ほほえみ返す。


その光景を、二人の男女が上空高くから見下ろしていた。


八歳前後の少年と、十代後半の少女だった。


巨大な赤い電波塔、その鉄骨の一部に腰を掛け、二人は楽しそうに話し合う。



「人が光を作り出し、その光は世界を包みこむ。まるで、アセンションね。」



上空から眺める街並みは、まさに神秘のそれだった。



ひとしきり光を眺める少女達の元に、二十代とおもしき男女が、空を滑り勢いよく近付いてきた。


少女はそれに手を振り、続けて少年も両手を上げた。



「君たちが一番乗りか。俺たちより早く待機とはやるな。」



来て早々、開口一番に男は言った。そしてすかさず、自分の名を言い右手を差し出す。


積極的な男に対し、一緒に来た女性は、なにやら萎縮しながら名を言った。


二人の自己紹介を受け、少女達も名乗りを返す。



――リリ=アンタレス。


――シオン=ダオラス。



名前を聞いた途端、男女は首を傾げ困惑した。



「国柄に似合わない名前」が、二人にそうさせたのであった。


悩む二人を眺める少女は、楽しそうに一言告げる。



「これは、アセンションを果たした後の名前よ。」



聞いて、男は手を叩き、納得した表情を覗かせた。



「気が早いな!そう言うことなら俺も名を改めさせてもらう。俺の名前は、そう…ザックだ。」


「じゃあ、わたしはソシノで…」



改めて自己紹介を終えた四人は、電波塔の鉄骨に腰を下ろし、光の街をしばらく眺めた。


自身の生い立ちや、これからについての話題で話は膨らみ、あっという間に打ち解けあう。


事に、リリ達が話した生い立ちは、ザック達に強い衝撃を与えていた。



「そうか…君たちは若いのに辛い体験をしてここまで来たんだな。」



顔を曇らせるザックに、「ワンダラーはみんなそう」と笑ってリリは返答した。


だが、あどけない笑顔の下に潜む悲壮の眼差しは、ザックの脳裏に深く焼き付き、離れることはなかった。



会話が一段落した時、ザックはなにやら周りが騒がしい事に気が付いた。


背後を見ると、周りには無数の人影が。



「見ろよ。知らない内にワンダラーがこんなに(ひし)めきあってるぜ。」



ザックが言った時、シオンは人影の中を指差し、駆け出した。


その先には、短い茶髪と青い瞳をした若い男が立っていた。


男を見るなり、ザックは立ち止まり身構えた。


シオンのはしゃぐ様を見れば、知り合い同士であるとこは明白。が、それを知っても尚、男を見やるザックの視線は鋭さを失わなかった。



「その青い瞳…あなたはこの国の者じゃ無さそうだが、自国に行かなくて良いのかい?」



警戒を悟られないよう声を静かに言うザック。


だが、男が名を告げた時、警戒は尊敬へと変わった。



「あなたでしたか… 光景です。まさかこの地でワンダラーの先駆者に出会えるなんて。」



ザックが尊敬の眼差しを向ける男は、リリ達を真似、名前をアセンション後に名乗る予定の「音吏」という名に改めた。



「俺がこれまで導いて来たワンダラーの中で、リリはひときわ強い力を持っていてね。最後までリリの面倒を見たくてついこちらにお邪魔してしまったよ。」



音吏の言葉に、ザックは申し訳なさそうに頭を掻いた。



「そろそろ時間ね。準備を始めましょう。」



気付けば周りに居た老若男女は、皆目を閉じ顔を上げていた。


リリ達も同じく空を見上げ、深呼吸。


空はうっすらと青みがかり、不気味な静けさをみせていた。


はるか上に広がる宇宙の中… 「ネメシス」という星が地球に急接近していることを、地上の人々は知る由も無かった。



「俺の受けた情報では、後十分後、ネメシス接近の第一波が地球に降りかかる。その時が好機だ。」



――ネメシス。



それは、暗黒星と蔑まれる太陽の伴星(ばんせい)である。



ネメシスが地球に接近する際、その強力なエネルギーにより地球に天変地異が起き、地上全土は暗闇に包まれる… 音吏は目を閉じそう言った。



「しかし、そのエネルギーは俺達の魂を高次元なものへと変化させる。進化した俺達は、ネメシスから地球を守り、同時に世界を新たなる次元へ昇華させる…」



言う最中、音吏は突如口を閉ざした。


まもなく予告した時間になるのだ。


世界中に居るワンダラーは、心の中で時間を刻み、その時を待った。


十… 九… 八……



やがて、刻む時間が無くなりその時は訪れた・・・






――世界中の時間は止まっていた。


錯覚や幻想ではないことを、街に設置された時計が告げていた。


ネメシス接近に伴い、発生した強力な磁場が時間の流れを乱したのだった。



ある者は、息子にプレゼントを贈り、ある者は愛する者と口づけを交わす。


彼らの時間はそのまま動き出すことは無かった。



硬直した時間の中、活動しえる唯一の存在は、リリ達のようなワンダラー達だけである。



「見て見て!成功よ!」



叫ぶリリの体からは、光が際限なく溢れていた。


それは赤い電波塔を包み込み、どこまでも広がっていった。


光に触れ、周りのワンダラー達も、リリ同様、光となりはじめる。



「レインボー、我々は、今まさに進化を遂げた。次にすべきは…」



――アセンション。



これまで眉一つ動かすことの無かった音吏が、興奮し叫びを上げた。


ネメシス接近で生じる第二のエネルギー波をワンダラー達が浴びた時、更なるフォトンエネルギーが彼らの中から生成される。それが地球を包んだ時、アセンションは遂げられるのだ。


だがそれには、ワンダラー達の意志を一つにし、アセンションの成功を願う事が必要となる。



「俺たちはディセンションでアセンション不達成者の魂を隔離する。君たちの役割は何なんだい?」



ザックは、光を地上に降らせリリ達に問う。



だが、嬉しさに身を踊らせるリリには、その声は届かなかった。シオンと共に、宙を陽気に走りまわり飛び跳ねる。


その表情は幸せそうだった。



「…いいのかな、こんな事して…」



沸き立つワンダラーの中、ソシノだけは憂鬱な顔で静止した街を見下ろしていた。


アセンションを行えば、今を生きる人達の人生を終わらせることになる… ソシノはうっすらと涙を浮かべた。



――アセンションを行わずとも、どの道ネメシスが地球を滅ぼす。



解ってはいたが、自分がアセンションを起こすという事実に直面した時、これまで秘めた決意は壊れた。ついには大粒の涙を流し、塞ぎ込む。


ザックは必死に落ち着かせようと獅子吼するが、ソシノは叫んで聞こうとしなかった。


遠くで見ていた音吏も、心配になり駆けつける。


ワンダラーであるソシノが取り乱した状態では、アセンションが無事に成功するか解らない。


たった一人、ワンダラーに意志の乱れた者が居るだけで失敗に繋がる事を、音吏は誰よりも知っていた。



「第二波が来る。間に合わないか…」



そして――






――リリはゆっくりと目を開けた。


もはや、視界には何も入らなかった。


周りのワンダラーも、ネオン溢れる街並みも、手を取り合うシオンの姿も。



『さよなら…じゃないよね。』



眩い光の中、シオンの言葉が耳に入る。


姿は見えないが、繋いだ手の感触は確かにまだある。リリにはそれが嬉しかった。



『うん。また、だね。』



そう告げ、繋いだ手をそっと離した。



なにとも繋がらない世界の中、リリは、自身の身体が周りの光と同化していくのをただじっと見つめていた。


ワンダラーから溢れ出た光は、帯状に広がり地球を覆った。



"フォトンベルト"


後にそう呼ばれる光の帯は、向かってくるネメシスを消滅させるほどの輝きをみせた――






―――――――――






――草が生い茂る緑の中、ひっそりと置かれたテーブルの上に、黒い凹面鏡が置かれていた。


進化派が世界中に広めたダークミラーである。


なにも反射させることもなく、ただ黒い姿を見せるだけに思えるダークミラー。だが、それを目の前にするリリには違っていた。



フォトンベルトが地球を包む神秘のビジョンが、瞳を伝い脳裏に確かに流れ込む。


次にダークミラーから見えた光景は、鬱蒼とする森の中だった。


そこには、紺色の長い髪を振り乱し、しきりに辺りを見回す女性が居た。


一人なにやら頷くと、地面に手を翳し、思念波を打ち出すような素振りを覗かせる。


地面は思念波によりえぐられるが、女性は納得しない様子で同じ事を何度も繰り返した。



「無駄でございます。我々はもうレインボーでは御座いませんから。」



風に乗り、低い老人の声が耳に伝わった。


振り向いた先にいた白髪の老人は、初見であるはずなのだが、女性には酷く懐かしく思えていた。



「目覚める事を予知し、待っておりました。リリ=アンタレス。」



(――リリ。)



その途端、リリはパッと笑顔を輝かせ、白髪の老人に抱き付いた。



「あなた音吏ね!ずいぶん老け込んじゃって!誰だか解りませんでしたよ!」



が、音吏は再会の喜びより先に、今の現状の話を優先し、淡々と言葉を紡ぎはじめた。



聞かされた事実は、再会の喜びを遮るには十分な効果があった…



――アセンションは不完全に終わり、世界や人類は完全な進化を遂げることを出来なかった。


そのため人類は、レインボーではなくクリスタルという種に覚醒し、かつての文明を参考にしつつ、キディペアという街を築き上げていた。



そして… かつてレインボーに進化したワンダラーは、次元を落としバイオレットとして誕生するよう促され、今続々と目覚めの時を迎えているという事だった。



「レインボーが、不完全な世界に介入すれば、世界の時間軸に大きなラグが生じます。そのため、これから目覚めるワンダラー達には、バイオレットとして生まれるようディセンションが施されたのです。」



目覚めて早々、突拍子のない事を淡々と言われたリリだが、悩む事なく全てを理解した。



そして、これからすべき事も…



――再びアセンションを引き起こす。



決意を込め、見上げた先には、眩しい青空が広がっていた――






―――――――――






――「なにか変わった事でも映りましたか?」



ダークミラーを覗き込むリリに、低い老人の声が行き届く。


後ろに立ったその姿は、映像に映された老人の姿そのものだった。



「みんな同じ考えだと思ってた。もう一度アセンションを起こすんだって。でも、今はこうして対立してる。…わたし自身、本当はどうしたいのかな?」


「ダークミラーは自身の悩みを打ち消すビジョンを映し出すもの。それがアセンション時の事を指し示すと言うことは、あなた自身がそれを強く望んでいるからに他なりません。」



言われ、リリは一人にしてほしいとだけ告げ、再び視界を鏡に向けた。



音吏は、そんなリリにため息を付くと、その場を静かに離れた。






(――リリ。)



ヤーニは、立ち並ぶビルを見つめ、吐息を漏らしていた。



ここは普段リリが居る部屋だが、当の本人の姿は見当たらない。



シオンを亡くしてから三日間。


リリは、自身が作った思念世界に閉じこもり、姿を見せず仕舞いだった。



ヤーニが何度目かのため息を付いた時… 突如光が部屋に生まれ、そこから音吏が現れた。



「音吏! リリはどうしてる?」



待ってました、とヤーニは溜め込んだ言葉を口にした。



だが、何も言わず首を振る音吏を見、再び肩を落とし口を閉ざす。



リリの憂鬱(ゆううつ)と一緒に、アセンションの計画は停止していた。


シオンを失った悲しみに打ち拉がれ閉じこもるリリには、とてもアセンションの事など話す余裕はなく、音吏はただ途方にくれていた。


そして、生みの親の憂鬱につられ、毎日ここで溜め息を付くヤーニもまた、音吏の悩みの一つだった。


残る戦力であるクルトも、一時的にメンバーから抜けた状態であり、戦力は大幅に削がれていた。



このままでは計画に支障が出ることは必須。


音吏は思い、椅子に根を張ったヤーニに向かい、口を開いた。



「君は、アセンションとはどういうものか知っているかね?」聞かれ、ヤーニは首を縦に振った。


アセンションは、世界に存在するエゴや業を淘汰し、より良い精神世界へと上昇させる行為… そう返された後、音吏は再び問いただす。



「ではなぜ我々がアセンションにこだわるか、考えた事があるかね?」



その言葉はヤーニの首を傾げさせた。


音吏は、全てを察していたかのように、懐から一冊の本を取り出し、それを読むよう促した。


その黒ずんだ書籍は、黙々と読みふけるヤーニの心も黒ずませていった。



「酷い…」



読み終えた手は震えていた。


怒りや悲観がこみ上げ、体温の上昇を止むことを拒絶する。


人が人を無惨に殺める過程が如実に記されたそれは、「真死録(しんしろく)」と名付けられた本である。


ワンダラー達の事を記したものだと音吏は言うが、猟奇的な内容からは、とてもそうとは思えなかった。



――肉体を破棄した魂(霊体)は、高いエネルギーで形成された存在。それらはワンダラーとして進化を果たす場合もあるという。


だが、全ての霊体が進化を果たせる訳ではないらしく、人々の悪意や業をその魂に深く刻み、かつ世界の進化を望む者でなければならない。


この真死録は、まさにその業を刻んだ魂を解説したものなのだった。



解説し終え、音吏は、カーキ色のページを探るようにめくり始めた。



「これがリリの事を記した部分だ。」



その後、クルト、シオンの部分とページを開き、滔々(とうとう)と話を始めていく。



「ワンダラーとなりうる魂を持つ者は、誰かが導かない限り、暴走し、自我を無くす。今のインディゴのようにな。」



やがて真死録は、始めのページを見開いた。


とある争いの中、四股や五感、殆どの臓器を失い、肉塊と等しくなって生かされ続けた者の末路。書かれていたその内容の人物、それが音吏であった。



――五感を失っても意識はあった。だが、生かされたその後は、自分の意志ではどうにもならない暗闇の地獄。その中でただ一つ、死ぬことだけを望んでいた。だが、それすらも許されず、何十年もの間暗黒の世界に投げ出された。


自身の事を話すその態度は、重い話に見合わずどこか軽快で、喜々としてさえいるように見えた。



「ある日、暗闇の中に光が生まれ、やがて音が聞こえ始めた。それがなにか解らなかったが、感激に身を震わせたのを覚えている。」



直接脳に話し掛ける声。それは、未来から送られてきたチャネリングであったという。



音吏に対し、ワンダラーに覚醒する可能性がある者だと告げた声の主は、やがて起きる地球の滅亡を予告し、警鐘を鳴らした。



ネメシスが飛来し、地球は崩壊を迎える事。


だが、飛来する際に発生するエネルギーは、同時に人類を新たな次元へと昇華させるという事。


そのエネルギーを直接取り込むには、肉体を捨て、かつ強い意志を持つ必要がある事。


その者の名は、ワンダラー。世界を導く新人類の先駆者。



「彼は、私にワンダラーとなり、その後ワンダラーになりえるであろう多くの魂を導くよう促した。私は死した後その通りに行動した。」



音吏はワンダラーを探し、覚醒したワンダラーもまた、新たな芽を見つけ、着実に数を増やしていった。


全ては、世界を変えるという理想の為に…



ヤーニは、黙って話を聞いていた。



普段は長話を嫌うのだが、今の話は大いに興味を駆り立てた。



「解った。そんなに重要な事なら、僕も手伝わないとね。」



不意に立ち上がり、ヤーニはそう声を張り上げ宣言した。


テーブルに置かれた冷えたコーヒーを手にし、一気に喉へ流し込む。


甘味のないその味は、ヤーニを別の意味で奮い立たせるのであった――






――赤く焼ける空の下。


街のベンチに腰を掛けるザックは、目を閉じ瞑想していた。


感覚を研ぎ澄まし、探りを入れるのは、ワンダラーの気配。


ワンダラー同士が衝突しあえば、時間軸に僅かなラグが生じる。 ザックはそれを探知出来る数少ない者であり、これまでもその能力を使い、進化派が行うアンチ活動を抑止して来た。



だが、ある日を境に、彼らのワンダラーへの干渉はピタリと止んだ。


ザックは、それがヤーニに関係があると察していた。


だが、解っていても今日まで抑止出来なかったのは、ヤーニの気配がまるで無いためと、もう一つ…


出来ることなら力で咎める事はしたくないと、どこかで感じていたからである。


ワンダラー…いや、リリ達に対する同情なのか、それはザックにも解らなかった。


しかし、シオンと対峙した際に聞いた言葉に、ザックの心は揺れ動いた。



(――我々は既にアセンションの準備を概ね終えている。)



それは他のワンダラーが犠牲になっているという証に他ならない。


例えヤーニを探知出来なくとも、他に手はなかったのか… そう自虐せずにはいられなかった。


ザックは、がむしゃらに数週間先まで探索範囲を伸ばすが、結果はやはり暖簾の腕押し。



「ザックさん。」



疲れきった時に、優しく聞こえたその声は、ザックの瞳を開けさせた。



街灯を指差し微笑むラーソが瞳に焼き尽く。



「ザックさん見てください。なかなかいい構図だと思いません?」



指差す先に、翼を休めた一羽の鳥が立っていた。



空やけにより、うっすらと暗くなった周囲を街灯が照らす。その上に立つ鳥は、放たれる光を喜ぶように羽を繕っていた。


ザックは、もう一度ラーソの方を振り向くと、首に下げたカメラを構え呟いた。



「人の業により滅びた魂こそが、人の業を浄化出来る…彼らのいう言葉に反論する気はありません。ですが…」



レンズを目にし、鳥と光を捉え、意識を集中。シャッターの音と共に、再びザックの声が放たれた。



「ですが、彼らのする事を許すわけにはいきません。彼らのしようとする事もまた、人の持つ業であるのだから。」



ラーソは、心に秘めたその叫びをしっかりと聞いていた。



シャッターの音に驚いた鳥は、あさっての方向に飛び立った――




第二十五話「アセンション」 完








二十五話登場人物集


※イラスト協力者「そぼぼん」

※登場人物一部割愛




少女(リリの前身)


挿絵(By みてみん)


少年(シオンの前身)


挿絵(By みてみん)


音吏=穢土(おんり=えど)


挿絵(By みてみん)

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