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サフィームゲート  作者: 弥七輝
第十一話
30/75

うねりの中で

挿絵(By みてみん)

――雨明けの、緑生い茂る森の中。


高く伸びる無数の木々が、下に佇むヤーニを見下ろしていた。


脇には、土に埋もれ横たわる一人の男。それはそどなくし音も無く消滅した。


森の光と同化し消える男を眺めながら、ヤーニは冷笑を浮かべた。



――ワンダラーアンチ。



それは、リリにより与えられた役割である。


今まさに、ヤーニはそれを実行し終えた所だった。


喜々としてチャネリングを行い、戦果を伝える。


それを聞き、はしゃぐリリの姿を見るのがヤーニには何より嬉しい事だった。


通信をしながら緑の中を歩き始める。


降り続いた雨のため、地面はぬかるみ歩きにくいが、ヤーニにしてみればこれも自然観察の一環。新鮮な気分を与えてくれるものだった。


一つ一つ、自分の軌跡を土に刻んでいく。だがその途中、ヤーニは急に立ち止まり辺りを見渡した。


森にいる生物とは明らかに異なる気配… それは殺気を帯び始め、軌跡を刻む邪魔をした。



背後に突如、一陣の風が吹き荒れた。


ヤーニはその風から逃れ、梢の上へと身を潜めた。


そこから様子を眺める。すると…



先ほどまで居た場所に、スーツを着た男が片膝を屈し座っていた。


周りは大きく陥没し、その光景に木々の上の鳥達は、さえずりを止め逃げていく。


男は立ち上がると、強い眼光をヤーニに向け、声を上げた。



「さすが、我らがリリが生み出したタルパ、大したものだ。」



スラリとした出で立ちと、着こなすスーツが相俟って、男からは威厳にも似た風格が満ち溢れていた。


言動を聞き、ヤーニは男が何者か察しが付いた。


梢から降りると、男に負けじと背を伸ばし、声高らかに言った。



「ずいぶんなあいさつじゃないですか。シオンさん。」



聞いて、スーツの男「シオン」は、小さく頭を下げ、非礼を詫びた。



「リリが我々に直に話があるそうだ。」



そう言うと、右手をヤーニに差し出し同行を求めた。


男がリリの仲間だと改めて知り、ヤーニは黙って頷いた。


シオンが作った固有周波数リンクタグが二人を光に変えていく。


その光は、カニールガーデンへと向かい飛び立った――






――長い間「夜」に包まれていたヴァース。


だが今は、暖かい光に満ちている。


光が戻れば活気も戻るというもの。夜の反動なのか、ここ「カニールガーデン」は、拍手と歓声に包まれ、妙な賑わいをみせていた。


それは、先日クレロワが行ったチャネリング放送「インディゴ」「レインボー」が好評を博し、反響の声で異様な活気に包まれていたからであった。


反響の声は、クレロワ宛にテレパシー通信で送られてくる。クレロワは、その通信を旧文明の機器「電話」に受信させ、多くの者に対応させていた。そのため、電話が受信を知らせる音が、まるで拍手と歓声のように聞こえていた。


ヤーニ達はそんな活気溢れるカニールガーデンの影にある、リリの部屋を訪れた――






―――――――――





――リリはのん気に眠っていた。夢を見ているのか、その寝顔は妙に幸せそうだった。


だが、ふいに目を開け、部屋の隅に視線を移す。


そこには、光が現れ拡散していく光景があった。


光の中には人影が二つ。


それがヤーニとシオンだと知ったリリは、笑顔を見せ、両手を広げ出迎えた。


直後、反対側の部屋の隅にも光が溢れ、今度は初老の男が姿を現した。


ややシワが目立つ顔付きは、弱々しさを感じさせるが、そのシワに隠れた眼光は、とても重く深かった。


ヤーニが誰かと訪ねると、男は「音吏(おんり)」と名を告げた。


次に音吏は、リリに向かい膝を付き、敬愛を浮かべた。


それに続き、二人も膝を付く。


リリはそれを報いると、ヤーニを見据え、はしゃぎながら「仕事」の成果をねぎらった。


喜ぶヤーニだが、それもつかの間、先日のマティス達の過剰な追い込みを指摘され、ふてくされる。


でもなぜ、マティスはワンダラーでもないのに、詳しく事情を知っていたのだろうか…疑問に思い、リリに問う。



「ワンダラーから聞いたのかも知れません。自分がワンダラーだと話す人なんて、聞いたこともないですが。」



リリは特に気にしない素振りでそう言うと、話を本題に移すと告げた。


再びアセンションを達成するために、これからすべき役割を確認する… それが三人を呼び出した理由だった。


だが、それにしても呼び出す数が少ない。


ヤーニは疑問に思い首を傾げた。



「わたし達は少数精鋭なのです。・・・本当は、ほとんどのお仲間が消えちゃったんだけど。」



そう言い、寂しげな光を瞳に宿らせ、リリは昔の出来事を語り始めた――






――その昔、ワンダラー達が世界の在り方を掛けて争い合う出来事があった。



不完全なアセンションを、完全に遂げるよう求める「進化派」。


この世界を存続させ、ワンダラーが干渉せずに見届けようという「存続派」。


不完全なアセンションなら、いっそもう一度旧文明の人類に戻してやり直そうと主張する「退化派」。



その戦いを勝ち抜いた進化派だが、犠牲もまた多かった。


リリは進化派の長だった。そのため、仲間が消滅することに誰よりも心を痛めた。



昔を思い出し、リリは物思いに老け込んでいた。そんなリリに変わり、音吏が話を続ける。


それによると、ここに居る者が今の主戦力で、数十年前からこの少人数で活動していたらしい。



「後二人仲間が居るのですが、一人はスパンセにベッタリなのです。家族が大好きな人なのです。」



言ってリリは、話が反れてきたと自覚し慌てて話題を変えた。



ヤーニに対し、これからすべき役割を声高らかに指令する。



ヤーニの役割、それは、これまで通り進化派以外のワンダラーのアンチ活動。つまり消滅させる事だった。


アセンションは人類の心が同調し、進化を求める心がなくては成功しない。


進化以外を望むワンダラーが居たままでは、アセンションは成功し得ないのだとリリは話した。


ヤーニがワンダラーを削除し、リリ達は他のアセンション達成要素「インディゴ確保」及び「ディセンション抑止」を進めることで一致した。


だが、ヤーニはまだ解せない部分があった。


リリほどの者が、他のワンダラーをアンチすることなど造作もないはず。それなのになぜ…



「それがそうでもないのです。わたし達が動くと、どこで知ったのかいつも邪魔する人が居たの。そのおかげでもう何十年もアンチ活動は止まったままで…」



オイオイと、解りやすい嘘泣きをリリは決め込む。それを見て、音吏はハンカチを取り出しそっと渡した。



「でもそれもこれからまた動き出します。あなたにはワンダラーを探し当てれる設定をしてますし…」



言う途中、ヤーニが口を挟んだ。



「さっき話したスパンセに居るお仲間を貸してくれないかな。それでその古い邪魔者を誘い込めるかも。」



それは、突拍子のない提案だった。


リリは悩むが、邪魔者は居なくなるに越したことはない。そう判断し、シオンにヤーニの同伴を命じた。


目標は、スパンセ。


ジョウントタグが二人を目的地へと導いた――






――列車に揺られ、数時間移動を重ねていたザックは、無事にスパンセへ到着した。


列車を降りた時、瞳にスパンセの自然が映された。


この風景はそれほど懐かしいものではない。だが、五感に感じるこの空気には、どこか懐古の念を掻き立てられた。


スパンセの空気を思い切り吸い込むと、ザックは天気予知の受信を始めた。



『天気は快調!皆さん、心も快調に行きましょう。∵そぼろ∵』



そぼろ… ラーソだ。


チャネリングで見るラーソは、なぜか驚くほど脳天気なのである。


疑問に思いはしたが、なにはともあれ夜になる心配は無さそうだ。


ザックは、チャットルームを目指し、軽快に自転車を走らせた。


レンガ造りの建物が立ち並ぶ商店街を横目に、車輪は勢いをあげていく。


ふと、走る最中レリク達の事が頭に浮かんだ。


街の喧騒(けんそう)を離れ、静かに暮らすレリク達。


少し遠いが、久しぶりに会いに行くのも悪くない。



思いを巡らす中、チャットルームが見えてきた。


自転車を止め、やや錆び付いたチャットルームの扉を開け中へと入る。


中は煎れ立てのコーヒーの匂い、紅茶の匂いが充満し、外とは違った癒やしの空間が広がっていた。


その中で、まず真っ先に視界に入ったものは、おかしなチャットリング文字が書かれたテーブルだった。




《(∵)》




それを見るなり、ザックは笑い、その席に座る女性に話し掛けた。



「…これはまた偶然ですね。そぼろさん。スパンセに来てたんですか。」



ザックの声に「そぼろ」ことラーソは身体をビクつかせ反応した。


恥ずかしいのか、顔を赤らめるラーソだったが、すぐに気を切り替えあいさつを返した。


これから仕事があるらしく、ここで依頼主を待っていた時に、偶然ザックが声を掛けてきたとのことだった。


チャットリングで書いた文字(∵)は本人曰わく自分のシンボルマークらしい。


相変わらずの変わり者っぷりに、ザックは安心感を抱くのだった。



「お二人さん、楽しんでる最中失礼するよ。」



突然、一人の男が現れ会話に加わった。


男は「クルト」と名乗り、空いた席に腰をおろす。


頭を下げ、会釈をするラーソを見、ザックはこの男が仕事の待ち合わせ相手だと理解した。


二人の邪魔をしては迷惑だろう… そう思い、ザックは席を立ちチャットルームを後にした――






―――――――――






――外の空気はやはり美味い。


手ごろなベンチを見つけたザックは、そこに腰を据えることにした。



座り込み、空を見上げてリラックス。


大きく腕を伸ばした後、ザックは瞳を閉じた。


それからしばらく時間が流れ、数十分後…ザックは騒がしく立ち上がると、東に広がる森へと出掛けた――






―――――――――






――向かった森は、切り立った崖の上に広がる、普段あまり人が踏み入れない場所だった。


そこに用事があるのか、ザックは一心不乱にひた走る。


だが、ザックより先に森に踏み入れていた者達がいた。



ラーソとクルトである。


どうやらクルトの依頼はこの森に関係があるようだ。


草藪の中を掻き分け、切り立った崖の前で立ち止まると、クルトは周りを見渡した。


下を覗き込むと、思わず吸い込まれそうになる錯覚に陥る。


遥か前方、微かに聞こえる川のせせらぎ。

その先を、目を凝らして見つめるクルトは、川の中になにか気になるものを見つけた。


途端に崖から身を乗り出し、下へと落下していく。


その身体は半透明に変わると、地に着く直前に空中で停止し、ゆっくりと着地した。



そのまま急ぎ足で川へ向かう。



歩を進める毎に、川のせせらぎが大きくなっていく。


その川は、森を断ち切るように流れていた。


川の中洲(なかす)にある草藪、ここに先ほど見た気になるものがあった。


近づき、クルトはそれに触れた。


そして、後を追ってきたラーソの方を向くと、嬉しそうに手を振った。


クルトが手にした物は「ブリザードフラワー」と言う、普段は夜にしか見ることができない貴重な花だった。



「ラーソさん。あんたの占いは大したものだ。これで手土産が出来たよ。」



用意していた小瓶に花を入れ、クルトは言った。


川の澄んだ冷たさを足元に感じながら、ラーソは依頼達成の満足感で満たされた。


もう帰ろうか。そう思い背を向けた時、クルトがそれを呼び止めた。



「…ここからが本題だ。そろそろあの話の返事を聞かせてくれないか?」



ラーソは表情を変え、小さく下を向くと、首を横に振った。


そして「まだ解らない」と告げ、森の中へ消えていった。



クルトはため息をつき、その場に座った。


手にしたブリザードフラワーを見つめ、澄んだ流れの音律を耳に入れる。


透き通った水の中、魚が仲間と泳いでいた。



「勧誘失敗か。まぁまだ時間はある。」



何者かが、川を見つめるクルトに話し掛けた。


その声は、風に揺れ、騒ぎ出す木々と同調してか、やけに響いて聴こえた。



「…シオンか。覗き見はあまり感心出来ないな。」



促され、風と共にシオンが姿を現した。



「貴様に少々用事が出来てな。」



言い終える前にシオンは動いた。


一瞬静まり返った後、中洲の土が巻き上がり、川が濁流となり果てた。


地に開いた穴の上、シオンは不敵に笑っていた。


攻撃を寸でで避けたクルトだが、この仕打ちは当然納得出来るものではない。


怒りを見せるクルトに、シオンは立ち上がり言った。



「リリの意に従わない者は、地に伏すのがお似合いだ。」



姿を消し、クルトの背後に回り込む。


身を低くし、肩から勢い良くぶつかるシオンの攻撃に、クルトは川の向こうまで弾き飛ばされた。



だが、なんとか体制を立て直し、今度はこちらの番だと反撃に転じる。


目にも止まらぬ速さでシオンの元に近づき、首を狙い脚を蹴りあげる。が、シオンは片手でそれを受け止め、逆にクルトの体勢を崩してみせた。



クルトは一旦間合いを大きく開け、腕を力一杯横に振った。


その先から、生体磁場(オーラ)が質量を持ったエネルギー波に変わり、シオンめがけ真一文字に直進した。


乾坤一擲(けんこんいってき)。クルトは好機とばかりにシオンの懐へ入り込む。


先ほどの衝撃波は、シオンの意識を拡散する目的で放ったものだった。


シオンの懐に、きれいに繰り出された拳が向かう。



「甘いな。」



シオンはそれを造作も無くいなすと、クルトの背後に回り込んだ。


そして、獲物を絡め取る蜘蛛の如く、身体の自由を奪いさる。



「怠けている証拠だ。」



右腕を首筋に絡みつけ、左腕でクルトの両腕を後ろ手に拘束。完全に動きを封じていた。


クルトは必死で抵抗するが、もはや一人ではどうにもならない。



(――ん…来たか。)



どういう訳か、シオンは急に腕を放し、後方を振り向いた。


そして、目を凝らし思念波を発生させ、向こうの木々をなぎ倒した。


倒れた木々の中、立ち上がる人影が一つ。



「なるほど…クルトさんが狙われてたのか。」



一眼レフカメラをキラリと光らせ、ザックがそこに立っていた。



「やはり貴様だったか。 …まさか生きていたとはな。」



途端に、どこからともなく拍手が鳴り響いた。


拍手の主は、冷笑を湛え、ゆっくりとこちらに歩いて来る。


それに向かいシオンは言った。



「少々手間取ったが、ヤーニ、後は任せる。」



言い残すと、ジョウントタグを用いシオンはその場を後にした。


クルトもまた、いつの間にか姿をくらましていた。



「君が僕の仲間達の邪魔をしてたってワンダラーか。初めまして。僕はヤーニ。」



手を胸にかざし、口を綻ばせながらヤーニは言った。


ワンダラーでもなく、なにか人ですらないような存在感に、ザックは強烈な力を感じ取った。


先ほどの二人はこの少年の仲間で、自分をおびき寄せるために芝居をしていた… それに気付き、ザックは小さく舌打ちをした。



「ワンダラー同士がぶつかり合えば、時間流に微妙な変化が生まれる。それを察知して来たんだよね。だけど…」



ヤーニは一瞬姿をくらましたかと思うと、ザックの目の前に現れた。


すかさず後方へ退くザックを面白おかしく眺め、更に話を続けた。



「だけど、それを感知するのは並みのワンダラーじゃ無理だ。君はなぜそれが出来るんだい?」



ザックはなにも言わず、ヤーニに向かった。


飛ぶ鳥と間違うほどに素早く滑空し、ヤーニに詰め寄る。


そのまま腕に掴み掛かり、掴んだ腕を力強く空中に放り投げた。


勢い良く回転を加えながらヤーニは投げ出される。だが、あわや地面に激突かという所で、その身体はピタリと宙に留まった。



「驚いた。やっぱり並みじゃないね。」



他のワンダラーとは一線を画すザックの動きに、喜びにも似た感情が湧き上がる。


その間、ザックは果敢に攻め立て、威圧した。


素早く小さく繰り出される突きの応酬に、ヤーニは次第に翻弄され始め、ついに上方へと逃げ出した。


だが、只で引くヤーニではない。同時にタグを作り出し、それをザック向け放った。


その途端、大気が大きく震えだす。空中で起きた地震に似た振動は、ザックに燃えるような衝撃を与えた。


たまらず川の中へと落ち込むザック。


よろめき、なんとか立ち上がるが、川の流れに逆らうのがやっとなほど傷は深い。



「タルパ…ですか。」



バイブレーションタグを疲労無く扱う姿を見、自然とそんな言葉が出てきた。


ヤーニは頷き、笑顔を見せる。



あらゆる状況、あらゆるモノを超越するよう設定され、生まれてきた存在。


理想や妄想を実体化するタルパと言えど、それには条件がある。


より高度な条件を与えるには、より多くの生体磁場(オーラ)が必要となる。それを解決する唯一の方法、それは…



「察しが付いたようだね。そう、"クラインの壷"に収められたインディゴの魂から僕は作られたんだよ。」



インディゴ… つまり荒らしは、強いオーラを持つため、タルパ作りに利用されることがある。それを知っていたザックはヤーニに鋭い眼光を向けた。


だがヤーニは、再びバイブレーションタグを作り出し、そんなザックに引導を渡した。


川は弾け、滴に変わり、やがて雨となって降り注ぐ。


雨で視界が悪くなったためか、ヤーニはザックの姿を見失った。


雨がようやく晴れた時、ザックの姿はそこになかった。


小さな虹が一つ、悔しがるヤーニを眺めるように生まれていた――



第十一話「うねりの中で」 完








十一話登場人物集


※イラスト協力者「そぼぼん」

※登場人物一部割愛




シオン=ダオリス


挿絵(By みてみん)


音吏=穢土(おんり=えど)


挿絵(By みてみん)


クルト=ブル


挿絵(By みてみん)


ヤーニ=ファイス


挿絵(By みてみん)


リリ=アンタレス


挿絵(By みてみん)

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