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シリーズ:加齢臭と転移する竜(関連話いろいろ)

加齢臭と転移する竜 こう考えると良いかもしれない設定

作者: 黒長 二郎太
掲載日:2026/08/23

<<https://ncode.syosetu.com/n8898ej/>>

の追加情報です。


ここに書かれている内容のうち、『加齢臭と転移する竜本体(n8898ej)』に書かれていないものは、『これこそが正しい設定であり、それを守って読め』というものではなく、もっと弱い設定です。


別の解釈が好きであれば、その解釈を変える必要はありません。


自分で読み直していて、こう考えると納得しやすいなと思ったことを書いています。


書かれていないのに、作者の頭の中ではこういう設定なので従ってくださいというのは傲慢に思えます。

書かれていない部分は、読者が頭の中で補間してかまわない。

※書かれていることを繋いで、間を埋めるという意味です。


それに、娯楽作品なので、厳密に理解しなければならないなんてこともないです。


なので、「書かれている内容を読むとこう読める」という部分は読者さんが好きなように読んでくれて構いません。


「私はこう読んだ」というのは読者の自由です。

ただし、作者はこう思っているはずという、作者の思考を勝手に創作するのは辞めてください。



優先順は、


本文の記載 > 読者の認識 > 補足(ここの記載など) > 作者の頭の中の設定 > 出どころ不明の情報


という感じです。


「どっちにも読める箇所で、どっちの意味なのかわからないから、作者の意図を参考にする」という場合は、作者の意見は有効だと思いますが、

普通に書いてある通りに読めば、大多数の人がそのように認識するという部分に関しては、作者が「そういう意味で書いたんじゃない!」と言ったとしても、それは誤記に近いものであり、書かれている内容を無視して、作者の意図はこうであるとするよりも、作者の意図が正しく伝わるように、作品側を修正した方が早い気がします。

(web小説なら)


実際、作者の意図と読者の反応が違うというのはよくあると思います。

本作も、ほのぼの終活(しゅうかつ)ですし、そんなことはよくありますよね!



■横浜編のループ描写

全部書く意味無いので3周だけ書いています。

これは投稿都合、書く都合でそうしただけです。

執筆都合です。技術的な制限だったと考えてもらってもかまいません。


『23-17.洋子の自殺を阻止せよ(1)』はループ1回目のように書いていますが、

実際は、何回かやり直した後だと思います。

なので、過去の周回で栫井が実際に樹海に行った回があったはずです。


もっと良い別解釈があれば、そちらを採用していただいても構いません。


21~22章、27章~が、最終ループです。

24~26章は最終ループの1回前。

26章最後の転移で行った先は、28章のルルシアさんのところです。

これはそのように書かれていると思います。


1-1の主人公は、本当に世界線B(塩の天動説の無い世界)で、49歳のある日【いつも通りに夜寝てたら異世界に召喚されてしまった人】です。


そんな形で異世界に行っても、現代日本の大事な記憶は置いていく必要があったようです。

1-1では名前も忘れた人として登場します。


1-1+の主人公の現代日本での生活の続きは、既に21章で消費されています。

なので、39章の交換転移でも、21章の状態には戻りませんでした。



■7章あたりのイグニス/ディアガルドさんの行動が良くわからない件

迷宮に来ても帰らせる割に、勝手に遊びに来ます。

もともとそんなにロジカルな行動をするキャラでは無いのですが、見つけた途端捕まえてもよさそうだよなと思ったのです。


ディアガルド/イグニスさんは、一番大きな竜の姿は知っていますが、人間の時の姿は知らないようです。なので、それっぽいやつが来ても、よくわからない…そこまではわかるとして、そのあと、7章では勝手にやってきます。


初期は、本当に探し人かを確認しようとしていて、わざわざ勇者鎧の隠し場所の地図まで渡しています。


そんなもの渡したら、怪しんで行かなくなるような気もするのですが、結局行っちゃうのですね。


7章でイグニスさんが来たのは、既に勇者鎧を所持しているからっぽいです。

勇者鎧を手に入れたので、リーディアさんを観察しに来たのではないかと思います。


たぶん、それで辻褄合うと思いますが、イグニスさんはそういう説明はしてないのですよね。


人探しであれば、巨大な老人というだけで十分わかりやすい目印になると思うのですが、シートさんやテーラさん、グリアノスさんも知らないようなので、グリアノスさんが知ってる歴史では、主人公はそんなに大きくなかったのかもしれません。


8章最後で実はグリアノスさん登場していて、ディアガルドさんが恋のライバルの存在に気付くのは、そのあたりになってからなので、それ以前のところでは急いでいなかったというのもあると思います。



■神様の特性

神様は人の願いを叶えてしまうことがあります。

明確な契約が無くても願いを叶えてしまいます。


無差別に全ての人の願いを叶えるわけではありませんが、周囲を変えるのではなく、自分を変えることで実現できる願いであれば比較的叶えやすいようです。

これは、本編でも書かれていますが、例えば、異世界の写真です。

異世界ではカメラを持っていなかったのに、異世界の写真が出てきたのは、ルルシアさんが【カメラというのは見たものをそのまま写すアイテムだと思ったから】です。


おっさんはその機能が使えるようになってしまいました。


おっさんが、やたら大きいのも、エスティアさんがそういう存在に守って欲しかったと思ったからかもしれません。

アイスさんも、デカいやつを望んだ可能性がありそうです。


なので、ちょっと大きめの姿で現れたのではないかと思います。

人間的な感覚では、大きいという、わかりやすい見た目上の特徴が伝わっていないのが変に思えます。


基本、竜は人間に興味無いので、見た目の特徴とか眼中無かったのかもしれません。

竜から見たら、人間はかなり小さな生き物でしょうし。



■主人公の自己申告と回想で大差がある件

少し仲の良い女の子がいた……という自己申告なのに、回想を読むと、そういうレベルじゃない。


この矛盾は、現代日本を離れるとき、現代日本に残りたいと思うような良い記憶は捨てなければならないという制限を回避する業だと考えると辻褄が合いやすいです。


本当は大事な記憶であっても、本人が転移時に大事だと思っていなければそのまま持っていけるのです。

なので、重要であるという認識を薄れさせることで、記憶は捨てずに転移できます。


その世界を去るための妨げになっていなければ、どれだけ大事な記憶であっても、転移の妨げにならない。

これは、実際そういう設定です。



■グリアノスさんが知っている未来とズレがある件

グリアノスさんは、未来を見て過去に飛ばされてしまった竜です。


未来を見た時点で歴史が変わるので、改変の反作用で過去に飛ばされてしまいました。

グリアノスさんの知っている未来には、グリアノスさん自身が変えてしまった歴史は含まれていません。

なので、当然ズレます。


ついでに、オーテルも改変してますし、グリアノスさんが未来の情報を過去に運んだためにガスパールさんの行動が変わり、かなり大きな改変が起きています。


それでも、行きつく未来は、最終的にはあんまり変わらない。


主人公は、固定された世界線に来ていると思うので、実は未来はほぼ固定されている可能性があります。

先に、オーテルが生まれて、黒い悪夢を消し去る未来が確定している世界を確保して、現代日本側の願いが叶う歴史を組み上げたのかもしれない。


大きな失敗をしない限りは、黒い悪夢を消し去り、オーテルが生まれるところは再現される。

はずなのですが、グリアノスさんが未来見て過去に飛ばされたりしているので、けっこう変更されちゃってます。


そんな設定ですが、無理なく説明できるなら別の解釈であってもかまいません。



■世界線移動と世界線固定移動とオーテル

この作品、現代日本には2つの世界線が存在します。


・世界線A現代日本(塩の天動説があった世界線)

 洋子と夫婦、子無し、49歳で主人公死亡。

 浪人はしなかった。中堅会社に就職。


・世界線B現代日本(塩の天動説が無い世界線)

 独身のまま49歳まで過ごす。

 浪人して大学に入る。中小企業勤め。


世界線の分岐が存在するのに、毎回世界線Bに戻ります。

一見矛盾に思えます。


一般的には、過去に干渉した場合、変更した部分と、その影響を受けた部分が小さく変わるのが普通です。なので、何度もやり直すことができる。不足した部分を改変しなおすことができる。

この作品では、時間戻してやり直すと些細なズレが拡大されて30年後にはかなり大きな差になるようです。なので、45年前とかに干渉すると、差が拡大して数十年後は、元の世界とは結構違う世界になってしまっている。


塩の天動説のある世界線Aで、死後、神様として出発しますが、1回目は、異世界に行ったのではなく時間を戻して干渉しています。


死神さんは、願いを叶えてから異世界に行けと言ってました。

ところが、塩の天動説のない世界になってしまいました。

何も考えずに時間戻してもだいたい勝手に世界線がかわります。

世界線Bに行ったのではなく、世界線Aの歴史を変えたら意図せず世界線Bになってしまいました。


そこで、世界線Bに来たオーテルさんと出会ってます。

世界線Aで死ぬ前に会った死神さんは2度来たわけではないのですが、時間を戻した主人公は2回会います。


その後、異世界を挟んで間接的にやってきた時には、世界線の分岐は起きていません。


外の世界から来れば、世界線は変わりません。おそらく、ゲスト扱いになるのだと思います。

つまり、放置すると未来が収束する世界です。

主人公が変えた部分は変わるけれど、何もしなければその他は変わらない。

間接的な影響も、次々に他の影響を発生させて拡散しやすい特性は無く、どちらかというと収束方向に向かう。


直接戻すと拡散しやすく、異世界挟むと収束する。


望む結末に繋がる世界線を選んで、そこに飛んでいるのかもしれません。


最後に世界線Aに復帰しますが、世界線Bで作った歴史を世界線Aに移植したように見えます。


交換転移で戻ってきたのは世界線Aの神様として出発した日だと思います。


世界線Aの死神さんは直接の描写がありません。

世界線Bのオーテルさんは、生前に来たのは自分では無いと言ってますが、生前に来たオーテルさんとは別の世界線の存在なので、記憶に無いのは当然です。


■神様の能力

元々の能力は、かなり広いものだと思います。

ただし、大きな力を使うほどペナルティーも大きくなるので、なるべく小さく済ませたい。

神様の特性は、誰かの願いに引っ張られやすいこともあり、神様が使う手段も、誰かが思った内容であることが多いです。


転移する竜の特性は、おそらく大きな竜・ガスパールさんの能力のコピーです。

ガスパールさんが、一番大きな竜は転移する竜だからこういう特性を持っていると思っているから、その仕様で行動しているだけです。



■首の骨、首飾り、石がたくさんある問題

元は遺骨の首の骨ですが、破片だったり加工されてものだったり、たくさん出てきます。

さらには、同じ個体が同時に2個存在したりします。

未来から誰かが運んできたものがあるので、同時に2個存在したりします。


異世界と現代日本を行き来するとき回収される首の骨は、霊的、精神的なもので、実態があるわけではありません。実物の方は、あちこちにばらまかれてしまっています。


今何個持っているかは、ある程度情報量の目安になりますが、10個持っていれば7個の時より情報量が増えるかというと、そうでもない。



■竜は基本人間に興味無い。なので人間の言葉にも興味ない。

作中にも書いてありますが竜は基本人間に興味無いです。

それに、人間の言語を話したりもしません(基本的には)。


人間の世界に来る竜は、一番大きな竜を探しに来ています。

一番大きな竜と接触するために人間の言葉を話す個体も存在します。


人間と関わらない竜が何をしているかは書かれていないので、

結果として、この作品に出てくる竜は高確率で話します。

ただし、人間並みに会話が成立するとは限りません。


誰かと会話して訓練してる感じでは無いので、石の記憶で習得したのではないかと思います。


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