僕に絵の具はまだ早い
僕の世界には色がない。
誰か色をつけてくれる人はいないだろうか。
そんなことばかりを考えていた。
そんな時、君と出会った。クレヨンと絵の具を両手に迫り来る君と。
「色をつけたって絵の具だと、擦れば水で落ちてしまう。」
「じゃあ弾けば。」
彼女は僕の世界に落ちない色をつけてくれたんだ。
好きを、くれたんだ。
誰か色をつけてくれる人はいないだろうか。
そんなことばかりを考えていた。
そんな時、君と出会った。クレヨンと絵の具を両手に迫り来る君と。
「色をつけたって絵の具だと、擦れば水で落ちてしまう。」
「じゃあ弾けば。」
彼女は僕の世界に落ちない色をつけてくれたんだ。
好きを、くれたんだ。
赤いクレヨン
2023/01/15 15:00
(改)