報連相!野菜のほうれん草とは違います
ちょと愚痴っぽくなってしまった気がします。
ほうれん草って美味しいですよね。
お浸しとか和え物とか結構好きで食べます。
ただ、スーパーのやつは胡麻があえてあってちょっとマイナスですね。
本日はそっちの美味しいほうれん草じゃなくて頭が痛くなる報告・連絡・相談の報連相についてです。
仕事において重要となるこいつですが介護の現場でもやっぱり重要です。
ただ、結構これが出来ていない。
特にこの業界はいい加減な報連相多い気がします。
介護現場で良く思うのが軟膏類の塗布です。
何かね、勝手に塗る人が多くて困ります。
『赤くなってる。とりあえずアズノール塗りました』
はい、待ってください。
何でそうなるんですか?
看護師に報告とかは?それ無くてもせめて上司に報告して指示仰ぎません?
『これまでの経験からこの軟膏が適切と思いました』
だから待ってください。
あなたは看護師ですか?何で勝手に判断するんですか?
確かにベテランになると『あ、これはあれかもしれないな』って勘が働くことがありますよ。
でもね、勘って怖い物でもあるんですよ。
我々はあくまで『介護士』です。良かれと思って見当違いの事をしてしまう可能性だってあるんです。
『そうは言うけど赤けりゃアズノール塗っとけば鉄板ですよ』
違うんです。
アズノールを塗る事で悪化しちゃうものもあるんです。
だからお医者さんがいるんです。看護師が居るんです。
素人考えで応急処置して悪化させてしまう事だってあります。
例えば真菌とかはアズノールを塗る事で菌の餌を提供してしまい繁殖させてしまうらしいです。
怖っ!
後、本人に処方されたわけでもないアズノールを塗る職員とかも居ますがあれはマジでヤバい。
一応、看護師がいいよ~とか言ってたら別として何かあったらどうするのって話です。
『経験に基づいた考え方』って大切でもありますよ?
でも、別の職種の領域に踏み込んではいけません。
『そんな事言ったって今のご時世誰で検索で医療知識を得ることが出来るんですよ?』
そうかもしれません。
でもね、それ『本当に正しい』ですか?
もしかしたら適当に書いた間違った知識かもしれないじゃないですか。
何かあったらどうするんですか?
だから報連相なんです。
すっ飛ばして対応した結果何かあったらどうやって庇うんですか?
他で言えばこんな事がありました。
新型コロナの感染予防や働き方改革の観点からも、ウチでは無駄な会議は削減していこうとなっています。
それで年度が替わると共に幾つかの定例会議が休止し、必要に応じ開催する事となりました。
ところが先日、こんな電話がかかってきました。
『何でおたくの部署は〇〇会議に参加してないんですか?』
はい?
〇〇会議は休止対象になっている会議です。
どういう事かと首を傾げていると『必要な会議だと思っているから開催しました。早く代表者を出席させてください』
いやいや、マジで意味が分からないと上層部に問い合わせたら『何で会議してんの?意味わかんねぇ!!』ってなりました。
まあ、これ特殊な事例ですけどね。
元々その会議を主催していた委員会が『これまでの慣習だし』でやっててね。
ほら出た、慣習だよ。現実を見てないやつ。
これもある意味『報連相』かなって思いました。
その会議はやっぱり重要だって想いがあるなら上層部にその会議の重要性を相談すればいいんです。
勝手に判断して会議を開催しちゃダメなんですよ。
あの、刑事ドラマとかでよく上に相談もせず単独で動いて怒られるけど結果として事件解決!とかあるじゃないですか?
あれはドラマだから成立するんですよ、
主人公が尋常なく優秀で上層部が驚くほど無能だったりするんで何かそれっぽくなってるんです。
現実にあんなのしたらガチで懲戒免職処分です。
報連相をきちんしてしないとマジで危険なんですよ。
というのをここ1週間ひしひしと感じる出来事が幾つかあり胃が痛くなりました。