表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ホラー短編(四万字未満)

想起の種 

作者:紋 魅ル苦
伝わらない息子への思いが、父を再び狂気へと変えていく――。

 仕事を辞めて、堕落した生活をする和彦。
 そんなある日、発送元不明の荷物が届く。
 その中には、三つ折りの紙と、ひまわりに似た種が入っていた。
『ご当選おめでとうございます! 今話題の「想起の種」をプレゼントします……』
 和彦は、抽選に応募した記憶はなく、奇妙に思いながらも、好奇心から裏庭の畑に植えてしまう。
 
 そして数日が経ち、人の頭ぐらいのつぼみが出来た。

「パパ……パパ……」
 どこかで聞き覚えのある声に誘われて、和彦は目を覚ます。
 その先には、つぼみが開き、死んだ息子の顔があった――。
 ©Fortuna 2021
 ※エブリスタのコンテスト(妄コン「花ひらく」)用に書き下ろしました。
 ※この作品は「エブリスタ」「note」にも掲載しています。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ