表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/60

プロローグ

「ここ」とは違う世界−


そこには荒れ果てた砂漠が延々とつ続いていた。


この世界に住んでいた全人口の八割は、政府が保管していた兵器の暴走により、命を落とした。


その兵器は、一瞬にして

森を砂漠に、街を荒れ地に変えてしまった。

政府の人間の大半も死亡し、世界は闇に包まれた。


瓦礫から音がした。

十数名の人間が、瓦礫からはい上がってくる。

そのほとんどは負傷していた。


「・・・この街で生き残れたのは、我々だけか・・・」

「仕方ねーだろ。この魔石を持ってたのは、俺達だけだ。」

男の手には、綺麗に光る石が握られていた。


「これからどうする?俺達は悪政を行っている政府を倒すため、魔石を作った。政府も消え、人々もほとんどが死んだ。」


この中で最年長と思われる老人が口を開いた。


「全てのに人間が命を落としたわけではない。まだ再生の道はある。我々は、世界が再生するまで、魔石で人々を救うのじゃ。」


そして、生き残った十二名は、魔石を作りつづけた。



しかし政府の所持していた兵器をも越える力を持つ魔石が、平和のための道具になることは無かった。






そして、400年後−

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ