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ビッグバン[4]

 物質が多様性を持つという事は魂も多様性を持って広がった。

 その勢いは加速度がつき、宇宙に存在するあらゆる物質とあらゆる魂が生まれた。つまり、魂の世界と物質の世界は同じ勢いで今でも広がっているという事になる。物質界であるこの世では空間が広がるという意味だが、空間や時間という概念がないあの世の広がりはどういうものか、想像つかないですが…宇宙が広がっているのが観測上明らかならば、そうならないとおかしい。


 ──さてこの時愛はどうなったのか?


 心の世界、物質界とは全く別のエネルギーを持った、魂の世界を包み込むように、愛も究極の状態に向かって進化を始めた、そして進化し続ける究極の愛に近づく事こそ魂の求める究極の目標となった。

 この時はまだ物質界は物質しかないので愛はない、ただ物質的に釣り合うという条件で結合し、安定に向かっていたのでしょう。そうでないと作用反作用の法則に逆らう。

 ──だから、

 最初の小さな愛こそ、それが生んだ作用反作用の原則こそ、宇宙の摂理の根本、全てを生んだ創造主──宇宙の摂理であり全ての根源、つまり神様と呼ばれる存在です。


 0+1=1を実現できたのは創造主だけなのです。



 カオス状態だった物質界が、物質がお互いに結合し、緩やかに安定して、星や地球や太陽が形成されてくると、あの世の魂もおのおの形が整ってきた。

 やがてあの世に安定が訪れると、何の負荷もなくなってくる、死がないから当然です。しかし、愛──神様は究極の状態を目指している。

 魂もそれに向かって向上しないといけない──全ての生命に課された宿命です。

 それで、物質的な結合力に限界がある──つまり死がある物質界に魂を送り込んで自ら負荷をかけ、向上するようになる──生命の誕生です。

 それが地球では、おそらくまずは単細胞植物だったのでしょう、生命が活動できるように地球を作らないといけない必然性がある。だが思考や行動という面では制限されたものだった。

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