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実体験[4]

 という事は忘れる忘れないじゃなくて、魂は記録にブックマークをして整理してるんじゃないでしょうか?

 それを意識する意識しないを別に思い出すというプログラムを起動して、引っ張りだして脳に記憶として再現している。

 ただここで重要なのは、意識したところに特化して思い出しているという事。

 その文藝春秋の内容は、変な名前と思ったS短大の大学名と裏表紙のトヨタチェイサー新発売の車の広告しか思い出せないんです。

 つまり、その時心で感じた思いをブックマークとして魂が活用してるんです。

 その他の記録は今は必要ないと、自己として認識していない部分の魂が判断したから思いだせない。

 では日常の、その膨大な記憶の記録領域が脳であるとすると、あまりにも小さい。だからこそ霊界に記憶領域=アカシックレコードがあると思えたんですな。


 だから、心は肉体に密接につながりながらも、肉体とは別に魂として存在しているものなのでしょう。


 お客様、みなさんも車を運転する方はその時の事、料理をする方はその時の事、旅行をする方はその時の事、思い出してみるといいですな、同じような事は日常全てにある。

 古沸妖が言っている事が全て嘘だとすると、思い出なんて存在しなくなるじゃありませんか…確かに脳の機能がうまく働かず、思い出したくてもできない人もある──辛いですな、でも物理的に再現出来ないだけで、それは魂だけになった時──つまり現世で亡くなってあの世で再生した時、肉体という煩わしい小さな箱から解放された時、脳を使わずとも魂の中で、全て自分の経験として思い出す事ができるならば、どんな人生だろうと一点の無駄もないのです。

 それが魂を成長させる原動力に違いないのですから…。


 じゃあ魂って一体なんだ、本当になくならないのかって疑問がでてきます。


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