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妖精

妖精はよろよろと手のひらの上から飛び上がりちょうどユウリの顔としては同じ高さで止まる。

「一応聞くけど、大丈夫?」

妖精は縦にゆっくりと動く。

…大丈夫みたいだ。

「なんで猪に追いかけられてたか知らないけど、次からは気をつけろよ。じゃあな。」

ユウリはまた歩き始める。

(…)

すると妖精もふらふらしながらついて来る。

ユウリはそれが分かっていても振り向かなかったが、ずっと付いて来るので振り返った。

「まだなんか用があるのか?」

ユウリには妖精の言葉はわからない。

聞いたって無駄なんだろうけどずっとこのままよりましな気がして思わず聞いたが、やはり何も返事は帰ってこない。

(上位妖精なら俺でも会話できるのにな…)

彼らは『テレパシー』という魔法を使うことができるので、会話ができるのだ。

ユウリと妖精はしばらくにらみ合ってやがてユウリは諦めてまた歩き始めることにした。

(もう、無視しよ。)

面倒くさいことは嫌いだ―――――ユウリは考えるのをやめた。


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