表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

全財産百円玉の件について

暖かな日、1人の少年が森から旅立った。

「んーーー!!!空気うまっ!」

少年、ユウリは大きく深呼吸する。

しばらくすーはーと森のおいしい空気を吸うと、キリッと目を開いた。

「さーて、これからどうするかな?」

ユウリは今自分がしたいことを考えた。

「うーん、とりあえず…。」

それは生きていく上で一番大切なこと。

「住むとことかお金とかどうにかしないとな。」

ユウリは今、お金も家もない。

というか、今家から旅立ったばっかりなので当たり前なのだが。

一応少しだけならお金を持ってる。

ユウリは上着のポケットから全財産を取り出す。

その手のひらにはきらりと光るシルバーのコインが一枚…百円玉だ。

百円…駄菓子が2個買えるが、1日すら生活するためには足りない金額。

「…」

「まっ、何とかなるでしょ。」

今確実なことは今日は野宿ということだ。

出だしから躓きまくる少年ユウリの冒険が始まった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ