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マサトキマジック!

長い通路を減速もせずに反対にブーストを吹かして、スピードを上げている。

 「ヒャッホーーーー!」

 「楽しい!」

 暗い通路をボディスーツのライトが照していく。この通路が透明で、横から見れば発光しているホタルが通過しているようにも見えたのではないだろうか。はい

 一回目に落ちた時は直に風を浴び凄く心地よかったが、スーツを着て落ちるのもまた気持ちいい。

 ダンジョンが広がる空間の光が見えてきた。

 もうすぐで到着だ。俺はこれからの事に心を弾ませながら着地体制をブーストで整える。

 轟音を響かせ派手に到着した。砂埃が舞うがヘルメットの性能で、全てがくっきりと見える。

 頭が丸い奴はバルトだろう。暗視をつけてみるか。うわっ!まぶしい!さすがはスキンヘッド、ルクスが違う。

 「温度が上がりました。排熱します」

 とアナウンスが入り、ヘッドとボディの排出管が持ち上がり空気が勢いよく排出された。

 これに長谷は驚き、腹を抑えてうずくまってしまった。

 騎士団長は驚きの余り唖然としている。

 うむ、どうやら気付いていないようだな。

 時間稼ぎは上手く行った様だ。

 お礼を言ってやらないとな。最後だから名前で読んでやるかな。はて、長谷の名前は…何だっけ?

 聞くかな。

 「長谷、お前の名前は何だっけ?」

 それを聞くとちょっとムッとしたようだが、この有り様じゃ怒っていられないだろう。

 「お れ は ゆう き ハセユウキ!」

 お、おう。そんなに叫ばなくても聞こえるぞ。

 「そうか、勇気。約束守ってくれてありがとな。もう、楽になって良いぞ」

 俺の言葉を聞くと安心したように眠った。

 ん、あそこに炭素になっちまったのが美空か。

 あ、九条君出てきたんだね。久しぶりー。

 団長が我に還り此方を警戒しながら

 「貴様!何者だ!名を名乗れ!」

 クラスメイトはこの装備に見覚えがあるのだろう。不思議に思い首を傾げている。

 「グヒヒ、お前らクズが殺したと勘違いしている奴さ。」

 騎士団長は有り得ないものを見て目を丸くしている。

 「そんな!有り得ん!貴様はここで粉粉に飛び散ったはずだ!」

 他の騎士やクラスメイトも

 「そんなことあり得る訳がない」

 「私は任務を完了しました。偽物が私のボーナスの邪魔をするのであれば容赦なく殺しますよ」

 「ここに死体が有るじゃないか」

 「いや、でもアイツの声はマサトキだぞ!」

 「マサトキかっ!?俺が貴様を殺してやる!美咲がこんなのになったのは貴様の責任だ!死んで責任を負うがいい!」

 あーあ九条は死んでも美空、美空、美空いってそうだな。

 「俺のせいにするのか?お前は馬鹿だな。お前が美空に固執し過ぎたせいで、お前に惚れていた女達が殺したんだろーが。それはお前の責任だ」 

 「何だと!黙れ!」

 「認めろよ。お前の頭は犬以下だな。だからお前が死んで美空に謝って振られて来いや」

 「うるさい、うるさい、うるさい!俺は美空のことだけを思っていたんだ!」

 「それが迷惑だったんだよなー。美空ちゃんからよく相談きたし」

 「貴様!嘘ばかりつくな!」

 「いや、ホント、マジです!」 

 「クソガ!殺してやる!」

 皆が剣を抜く。

 「お前達が万が一もないが、いや、無限に一もないが俺を殺しても、生きて出ることは出来ないぞ?」

 「何をふざけたことをいってやがる!」

 俺は笑いながらいった。

 「このダンジョンを鑑定してみろ」

 皆は警戒しながら鑑定をする。

 「なっ!?なんだこれ!?」

 「えっ!?嘘!」

 「何でダンジョンが…………

             ドラゴン…」

 ステータス

 種族 デスパレートドラゴン 性別 無 年齢0

 名前 ドラゴンくん

 所属 マサトキの所有物

    Z級魔物

 ステータス level 1

 生命力 10億/10億

 魔力  10億/10億

 体力    ∞

 物攻  10億/10億

 魔攻  15億/15億

 物防  10億/10億

 魔防  10億/10億

 筋力  15億/15億

 精神力 24億9999万9950/25億

 速力  1000

 器用  100

 知力  1500

 魅力  500

 

 スキル

 ノーマル

 突進

 レア

 並列思考 lv MAX

 

 スペシャル

 言語完全理解 lv MAX

 ユニーク   

 ブレス lv MAX

 飛行  lv MAX

 

 レジェンド

 魔物飼育 lv MAX


 称号

 動く迷宮

 ドラゴン

 マサトキの所有物

 

 「だ、だからか!全て納得が行く!俺達がダンジョンに呑み込まれたはこいつが建物ではなく生物だっからだ!」

 「その通りー。長谷くんたちに時間稼ぎしてもらって鑑定をしないように気を逸らさせてもらったんだよ。気づくと奥に行っちゃって探すの大変だからね」

 「貴様!それだけの為に長谷達を犠牲にしたと言うのか!」

 「そうだけど?何かな?」

 「何て野郎だ!貴様は外道だ!」

 「その長谷達を殺したお前らが何を言ってやがる?更には俺を殺して笑っていたしな。お前らの方が外道だな」

 「ふざけたことを言うな!」

 「それに、ちゃんと君達を殺せば俺は長谷の仇をとれるだからね、俺は君達より善人なのは確かだよ」

 皆は俺の言葉にだまる。

 「そうだ!何で俺が生きているのか種明かしをしないとね!」

 「ステータスオープン」

 

 種族 ハイヒューマン 性別 男 年齢15

 名前 加嶋正時

 所属 第〇〇〇〇〇異世界の最強の戦士の一角

    アルファ王国の無能

 ステータス level 10

 生命力 10000/10000

 魔力  1000/1000

 体力  10000/10000

 物攻  3000+100000

 魔攻  1000

 物防  3500+1000000

 魔防  1000+1000000

 筋力  100+10000

 精神力 1200/1200

 速力  1000+10000

 器用  15000

 知力  120000

 魅力  3000

 

 スキル

 ノーマル

 

 レア

 瞬間記憶 lv MAX

 速読   lv MAX

 並列思考 lv MAX

 透視   lv MAX

 脳内整理 lv MAX

 

 スペシャル

 言語完全理解 lv MAX

 鑑定     lv MAX

 偽装     lv MAX

 ユニーク   

 変次元化   lv MAX

 読心     lv MAX

 念話     lv MAX

 瞬間移動   lv MAX

 

 

 レジェンド

 異世界の戦闘の集大成 lv MAX

 異世界の知識の集大成 lv MAX  

 異次元収納      lv MAX

 マップ表示      lv MAX

 



 称号

 女を選ぶ者

 我が道を進む者

 創造者

 

 「なっ!何だと!貴様は最初から偽装を使っていたのか!」

 俺のステータスに皆は驚愕している。

 「そ、そんな馬鹿な!何故だ!何故俺達が虐めていたのに手も足も出さなかったんだ!?」

 リョウスケがたまらず質問を投げ掛けてくる。

 そんなの当たり前じゃないか。

 「俺はこの国を、人類を助ける気はない。ただ、自由を愛し、戦闘を愛しているだけだ。そうだな、趣味が戦闘で、自由が生き甲斐といったところかな」

 「その自由を手に入れるためにわざと無能を演じていたんだ。九条があのとき余計な事をしなければお前達にはハッピーエンドがあったのかも知れなかったのにな。だが、残念。九条は俺を押さえつけるだけでなく、俺を弱いと侮辱し、それに皆が一緒に馬鹿にし、挙げ句の果てに俺を助けず、殺した。

さて、そんな俺が何をするだろう?なぁ九条?」

 「黙れ!俺から美空を奪うから行けなかったんだ!」

 「はぁーまだそんなことが言えるのか。こんな馬鹿に何を言ってもわからないようだ」

 他の皆は俺が何をしようとしているかわかったようで恐怖している。騎士団は青い顔をして、剣を抜く体勢をとる。

 「さて、一番の種明かしをしよう。俺が何故生きているのかそれはファンタジー級スキルリスポーンの効果だ」

 「ファンタジー級スキルだと!」

 「団長!それは何だ!」

 「ファンタジー級は100年に一人の割合で存在する。こいつを見ることが出来ると幸運だと言われる程希少な階級だ!」

 「くっクソ!何で貴様がそんな物を持っているんだ!」

 「はぁーバカだなー。管理者の説明を聞いて、理解出来れば手に入れることは赤子の手を捻るよりも簡単だったぞ。管理者は知識やスキルに対してなにも言わなかった。ただやるとだけしか言われていない。つまり、どんなスキルでもくれてやるということだ」

 「そ、そんなのは屁理屈だ!言わなければわからないだろ!」

 「そうよ!そんなの聞いてない!」

 「そんなの理解が出来ていなかったお前達が悪い。それに、ステータスを開示したときに鑑定、言語完全理解以外のスキルが無い時点で不思議に思うべきだ。それをお前達はただ俺を馬鹿にしたくて無能と決めつけていたのさ」

 「さて、全ての種明かしは終わった。そうだな、名付けてマサトキマジックはいかがでしたでしょうか?」

 「調子に乗るな!皆!アイツを殺すんだ!俺達はここで死ぬ訳にはいけないんだ!」

 九条の号令で皆は剣を抜く。

 「そうか、では、マジックショーの代金を貰うとしよう」

 「グヒヒ!」

 俺の笑い声と、雰囲気に恐怖するクラスメイト。

 「ヒィィィ!」

 「落ち着け!奴は一人だ!皆で連携すれば勝てる!」

 「お代はお前らの命だ」

 そう言うとレールガンの安全装置を外した。 

ごめんなさい。コピぺミスって途中で途切れていました。ドラゴンくんの種族修正しました。

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