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放水、止め!

 明日は練習が休みという土曜日、良行はいつものように冴子の家へ向かった。このところ、冴子はデッサンしている最中は一言もしゃべらない。良行を無視したままキャンバスの絵を見つめていたり、描きかけのデッサンにじっと目を落としていることの方が多かった。

 日の暮れた能島の町は、暗く沈んで青紫色に染まり、眠りに就こうとしている。寒風をまともに受けて疾走する良行は、この景色の中にとけ込んでいた。

 サエはどんな絵に仕上げるつもりなんじゃろう。

冴子の家に到着して、玄関のチャイムを鳴らして待っていると、冴子の母親が出てきた。

「あら三島さん、冴子から聞いてません?」

 良行には何のことだか分からない。

「今日から一週間程、冴子は画材集めに京都へ行ってるんですよ。大学時代の友だちを頼って行くとかで」

 冴子の母親は不審そうな表情をしている。不審に思いたいのは良行の方だった。冴子の母親は気を利かせたつもりなのか、冴子が宿泊している友人の住所と電話番号を良行に教えてくれた。

 あいつ、何も言わんで。なんで急に京都なんじゃ?それに、どうして画材集めに一週間もかかるんじゃろう。

 良行は自宅へ戻りながら冴子のことが気になって仕方がなかった。

 ポン操の訓練の方は、大会まで1ヶ月を残すのみとなり、追い込み時期に入っている。冴子のことが頭から離れない良行は、訓練中、精彩がなかった。

「どうした三島、調子でも悪いんか?」

 仲野県指導員は、ちょっとした息の合わない部分にまで厳しくチェックを入れてくる。

「何でもありません」

「そんなら、しっかり呼吸を合わせろ。呼吸が合わんかったら何回でも繰り返すしかないぞ。明日は訓練休みじゃ、限界に挑戦しろ!」

 松崎も大谷も心配そうに良行の顔をのぞき込む。

 休憩時間に入ると、埴生分団に別の不安が顔を覗かせてきた。大谷の嫁、トッちゃんの妊娠中毒症が悪化しているらしいというニュースだった。

「医者が言うには、まだ軽い方なんじゃと言うけど、蛋白の出が多くなってきとるらしんじゃ。もしかしたら、ひどくなるかもしれん言うんで心配しとる」

 大谷は、あえて「軽い方」だと強調していたが、大谷自身がそう思いたかったのかもしれない。松崎も心配そうにしている。

 橋本班長が努めて明るい顔をして、大谷に話しかけた。

「おまえが心配してもトッちゃんの症状は変わらんよ。せっかくここまで訓練してきたんじゃないか。今のおまえにできることは、生まれてくる子のためにも、これを精一杯することじゃないか?鏡庄の連中にも負けとうなかろうが」

 最後の方は良行にも当てはまることだった。

 練習中、仲野県指導員は叫び続ける。

「限界に挑戦しろ!限界に」

 出初め式の事件以来、4人のポン操要員は、訓練中にけっして弱音を吐かなくなった。その結果だろうか、その晩の訓練では、これまでの最高タイム、53秒というとてつもないタイムが生まれた。仲野県指導員によれば、このタイムは一昨年の準優勝チームの作った記録に並ぶということだった。これは、鏡庄にA、B二つあるチームの内、Bチームの作ったタイムらしい。

 訓練が終了して解散した時、最高タイムが出たという嬉しさがあった反面、何か、もやもやとした不安に晒されているようで、良行は冴子のことがますます気になっていた。

 あいつ、ワシんところへ連絡してくるようなやつじゃないからなー。

 冴子は携帯電話が嫌いだと言って、未だに持とうとしない。

 一週間か……。

 その晩遅く、冴子から電話があった。

「ヨッちゃん、連絡するの忘れててごめんね。そろそろ構図もできてきたんで、画材を揃えなくちゃと思って。今、京都から掛けてるの」

「お母さんから聞いたよ。一週間かかるんじゃて?」

「じっくり吟味して買い集めて来なくっちゃ。もしこれで失敗したら、今までの苦労が台無しになるもの。それとも、私がいないと寂しい?」

 冴子はご機嫌の様子だった。

「あー、寂しいね。置いてけぼりにされたみたいな気分じゃ」

「今日はいやに素直なんじゃねー」

「色々あったからなー」

 良行がトッちゃんのことを伝えようと思っていると、突然電話が切れた。

 サエのやつ、公衆電話からか?

 良行には冴子からの電話が突然途切れた理由が分からない。

 でも、友だちの家にいるってお母さんは言うとったのに。

 冴子からの電話は、それっきり掛かってこなかった。

 昨日は普通にワシをデッサンして、それでいつものようにコーヒーを飲んで別れた。画材集めの話は聞いてないし。それにしても、何で京都なんじゃ?

 良行の頭は混乱し、もやもやとした気分は良行を追いつめていく。

 たった一日合わんかっただけで、オレはどうなっとるんな。

 冴子と会話した受話器が良行の視野から外れても、冴子との会話だけが絡みついてくる。掻き立てられる不安は、川の急流にも似た瀬戸内海の潮流に逆らって泳ぐように、際限なく広がっていく。

 良行は、倉敷での出来事を思い出していた。

 冴子の姿を追い求めて美観地区を歩き回り、高台にある阿智神社の境内にまで足を運んだ。石段を走って登っていくと、外国の観光客が不思議そうな顔をして良行を見ていたことを思い出す。気温が下がってきているはずなのに、額に汗を感じ、身体は熱を帯びていた。境内まで駆け上がり、どこかへ隠れてしまった冴子を用心深く捜し続けていたとき、ふいに、冴子のいない寂しさを実感した。

 あの時の、不安だけが増幅されていく気分、目の前にサエのいない事実、霧の中を彷徨っているような所在なさが、再び良行を襲ってくるようだった。

 あの時、もし、サエがあのまま見つからなかったら、どうなっとんじゃろ。ワシは、なんであんなに必死になってサエを探したんじゃろう。

 良行は眠りに就くまでに何度も冴子との思い出を振り返っていた。

 翌日、良行は意識して早朝に目覚めた。冴子がどうしているのか確かめたいと思ったからだ。戸外はまだ暗く、ガレージの隅に生えたノゲシの葉が霜を帯び、センサーライトに照らされて輝いている。完全防寒に身を包んだ良行は、CB400をガレージから出すと、もう一度自分の気持ちを確認してみた。

 何がしたいんな。

 京都まで行ってどうする気な。

 一週間たったら帰って来るんじゃろう。

 何を不安がっとるんな。

 良行は、その答えを求めようとするかのように、CB400のセルを回す。4サイクルの落ち着いたエンジン音が身体に心地よく響く。

 ただのツーリングじゃ思やあええが。

 京都までなら片道3時間半もあれば着くじゃろう。

 こんだけ完全防寒としるんじゃけ大丈夫よ。

 良行は、CB400のクラッチを合わせながら、関西弁で独り言を呟いてみた。

「ほな、行きまひょか」

 自然に可笑しさがこみ上げてくる。

 アクセルをふかして早朝のまだ薄暗い埴生の町を走り抜ける。対向車もあまり走っていない。能島市内を走行している間は、グループでいつものコースをウォーキングしているお年寄りたちを見かけただけだった。

 ヘルメットのシールドが風を切って甲高い口笛を吹いているように聞こえる。

 鏡庄を抜け、白滝町との境にある能島大橋の入口に到着すると、良行の覚悟は決まった。

 国道2号線から山陽道へ上り、高速でひたすら京都を目指して走り続ける。良行が京都に到着するまでに止まったのは、中間地点に当たる加古川のパーキングだけだった。能島から走り続けて1時間半ほどしか経っていない。京都までなら、後1時間もあれば到着するだろう。

 加古川のパーキングには、休日で小旅行へ出かけているらしい家族連れやカップルが何組も入ってくる。観光バスも何台か止まっているようで賑わいがある。良行は休憩所のベンチに座って、紙コップに入れたサービス用のお茶を飲んでいた。

 居場所、か。

 良行は、冴子の言った独り言を思い出す。

 サエは、ゴーギャンの言った言葉の意味を探し出せたんじゃろうか?

 自分が自分のままでいるためには、確かに居場所がいる。今のワシの本当の居場所はどこにあるんじゃろう。

 本道に戻って再び走り出した良行は、京都に着いてからのシミュレーションをする。高回転域で回り続けるCB400のエンジン音がそのシミュレーションに期待と不安を募らせていく。単調な高速道路でのツーリングは、冴子を驚かせたいと思う良行の気持ちだけを高ぶらせていくようだった。

 京都南ICで降りて、洛西へ向かう。冴子の母親からもらったメモには、阪急京都線の桂駅近くとなっていて、友人の名前は平野絵理とあった。電話番号の他、住所には番地まで書き込まれているので、すぐに冴子の居所は突き止められるだろう。

 西宮を通過し、大阪の江坂付近を通過しようとしていると、徐々に空が薄暗くなってきた。天気予報では曇りになっていたが、今日一日でそれほど天気が崩れるとは思えなかった。しかし、一直線に続く高速道路の頭上を見上げると雲の厚みが増してくるように思えるのだった。

 京都南ICを降りていくと、ふいに初恋の人にでも出会ったときのように心臓の動悸が早くなってくる。鳥羽大橋を渡ってしばらく行ったところにあるコンビニにバイクを止め、良行は気持ちをぐっと落ち着けて、自分の気持ちをもう一度確認した。

 洒落よ、シャレ。サエにあったら、そう言おう。

 コンビニで簡単な地図を買うと、良行は住所の書かれている場所を確認した。

 上鳥羽の交差点を左折し、桂川に架かる久世橋を渡り、そのまま道なりに進むと阪急京都線に突き当たる。その線路沿いを北に向かって走れば桂駅に着き、住所のある場所はちょうど西側になっていて、近くには小学校があるはずだった。良行は冴子の友人として書かれた平野絵理に電話してみようかと思ったが、もし本人以外の家族に受話器を取られたとき説明に困ると思って断念した。

 良行は自分に言い聞かせる。

 ただのツーリング。シャレ。思いつき。

 久世橋を渡り切る頃には、自分でも動悸の高まりを押さえきれなくなっていた。そして桂駅に到着すると、良行は冴子の目を意識し始めた。電話口で、「それとも、私がいないと寂しい?」と言った冴子の声が聞こえてくるような気がする。

桂駅を通り越して左折して行くとすぐに目的の小学校が見つかった。友人の家はすぐ近くにあるに違いない。良行は桂小学校と書かれた校門の前でバイクを停めると、もう一度地図を確認した。

 地図を持つ手が震えているような気がした。

 平野絵理の家はすぐに分かった。玄関先に立って、良行は小脇にヘルメットを抱えたまま、しばらく玄関チャイムを眺めていた。目的地に到着した充実感がこみ上げてくる。その気持ちが高まってくると同時に、思い切ってチャイムを鳴らしてみた。

 指先に走る電撃のような感触の正体はなんだろう。長時間、高速走行させたバイクのハンドルを握り続けたためのしびれではなかった。回転計の針をレッドゾーンに放り込んだエンジンが悲鳴を上げるように心臓が高鳴ってくる。

 ドアは、ふいに開けられた。

 玄関先には高校生の男の子が出てきた。

「平野さんのお宅ですよね」

 高校生は不審そうに良行を見ている。良行の顔は強ばっていたのかもしれない。高校生は、平野絵理の弟らしい。

「そうですが、どなたですか?」

「三島というもので、広島県の能島から来たんですが、絵理さんはご在宅でしょうか?」

「姉は、朝から友だちと出かけていますよ。たぶん、夕方になってからでないと帰らないと思いますが」

「どこへ行ったか、分かります?」

 高校生は良行の顔をますます不審そうに見つめてくる。

「ボクは絵理さんの友だちの方に用があるんです。その友だちというのは、秋本冴子さんですよね」

「ええ、大学時代の友だちで、昨日から泊まりに来てるみたいですよ」

 高校生の疑いはやっと晴れたようだった。硬い表情が次第に和らいでいく。

「お姉さんたちの行きそうな場所って分かります?」

「うーん、姉たちの行きそうな場所ですか……。ボクは塾の都合で夜はいつもいないんで、秋本さんに会う機会はあんまりないんですが、たぶん、中京区辺りをぶらついているんだろうと思いますよ。二人とも変わってますからね」

「変わってる?」

「変人コンビですよ、ボクに言わせれば」

 高校生は、ニヤッと笑って得意そうに解説する。

「あの二人、大学で出会ってから気が合うのか、よくここへ来て、ボクを追い回すんですわ。ヌード描かせてくれへんかって、冗談やないですよ。バイト代、払うって言うんですが、あの姉が素直にお金を渡すはずないですやん」

「やっぱり、お姉さんも画家の卵、ですか?」

「今は趣味で、絵は時々描いてますけど、姉は画家は諦めて中学の先生してますよ。どんな先生ぶりか知りませんけどね」

 平野絵理の弟は屈託のない笑顔を見せる。

「もし、途中で連絡があったら教えましょうか?どうせ今日は、模擬試験の追い込みで家にいますから。もし夕方になっても連絡が付かなかったら姉には連絡しておきましょう」

「ええ、お願いします」

 良行は、平野絵理の弟に携帯の番号を教えて、中京区へと向かった。この大きな町に放り出されると、どこをどう探せばいいのか見当も付かない。河原町三条の交差点へ到着すると、良行はバイクで辺りを散策することにした。この付近には京都市役所があり、平日なら人通りも激しいのだが、観光客が訪れるのは秀吉によって後世ここに移転させられた本能寺がある辺りに限られるだろう。しかし、ここも意外にひっそりとしている。

 午後を過ぎて良行は空腹を感じていた。京都市役所前構内の喫茶店に入ると、そこで遅い昼食を取った。店内から街の様子を見ていると、この人混みの中に冴子がいることが不思議に思えてくる。

 しょうがないのー。連絡がつかんで会えんとまでは考えんかった。せっかく、サエをびっくりさせちゃろうと思うたのに。これじゃ、待機線にも着けんが。

空しさだけが増幅させられていく。

 会計を済ませて喫茶店の外へ出る。能島までの道が遙か遠くに感じられる。

 ヘルメットを被り、グローブをはめようとしていたら携帯が鳴った。着信画面には、見慣れぬ番号が表示されていた。

「三島さん、でしたよね。平野絵理の弟です。姉が話したいと言ってるんですが…」

 耳元には、平野絵里の弟の声が飛び込んできた。ポン操の競技開始を告げる「操法開始!」の合図のように聞こえる。

「そりゃあいいですけど」

「今、どこにいるんですか?」

「京都市役所前にいます」

「じゃ、今から姉が行くそうです」

 平野絵理の弟からの電話はそれで切れた。

 冴子と連絡が繋がったんじゃろうか?もし、そうだとしたら、冴子はどう思うじゃろう。こりゃあ、予定通りシャレですますしかないのー。

 急に恥ずかしさがこみ上げてきて、良行の不安がベールを脱いで消えていく。梅雨明けした初夏の能島が潮風の香りを増してくるような、そんな感じだった。

 平野絵理は30分ほどして、駅構内の雑踏の中から良行がバイクを停車した場所に向かって歩いてきた。たぶんバイクの特徴を弟から聞いていたのだろう。しかし、冴子は現れなかった。

「電話した平野絵理です」

 初対面の平野絵理は、真面目そうな女性だった。

「せっかく京都まで来られたのに、残念ですね。サエ、携帯持たないし、今朝からどこへ行った知らないんです。昼過ぎに自宅へ帰ってきたら、弟があなたの来たことを話してくれたんですが、ちょっと遅かったですね。どうせ、こっちへ帰ってくるとは思うんですが」

 彼女は悪戯っぽく笑う。無論、良行には答えようがない。

「今日は、京都へお泊まりですか」

 平野絵里は、興味深そうに問いかけてくる。

「いいえ、日帰りの予定ですから」

「日帰りの予定で京都まで?それは大変でしょう」

「明日も仕事があるし、急には休めませんから」

 彼女は、バイクでここまで来た良行を好奇に満ちた目で見つめている。

「もし連絡が取れたら、あなたにお電話しましょうか?」

「連絡してくれるんですか?」

「捕まり次第ね」

「一週間の予定で画材を集めるとか、言ってましたが」

 彼女その答えには応えず、時計を気にしているようだった。そして、ふいに良行に別のことを尋ねてきた。

「昨日の晩、あなたをモデルにしてるって聞いたんですけど、本当なんですか」

 サエのやつ、そんなことまで話しとんのか?

「何回かデッサンのモデルにさせられたぐらいですが」

 良行にはそれぐらいしか答えようがなかった。平野絵里にしても、良行にそれ以上の質問はしてこない。二人の会話が途切れるたびに駅の雑踏が気になってくる。

 彼女は、再び時計に目を落とした。

「私、近くに用事があるので、これで失礼します。お会いできて嬉しかったです」

「僕もです」

 彼女は、別れ際に笑顔を見せた。良行は、再び駅の雑踏の中へ消えていく彼女を見送りながら自分の不器用さを恥ずかしく思う。

 立ち話なんかせんと、どっか喫茶店にでも誘やあよかったのに。用事があるとか言うとったから、それもしゃーないか。こりゃあ、撤収するしかないよな。

 良行は平野絵理と別れてからの不甲斐なさを感じつつ、能島を目指して帰途に就いた。その途中、行きの空模様で不安を感じたように、姫路を過ぎた辺りから霙交じりの雨が降る。

 おるわけもなぁーのに、サエを捜して、本能寺なんかへ立ち寄らにゃあよかった。

 本能寺の変の信長と三劫。無勝負の謂われがまとわりついてくる。良行は勝俊の影響で囲碁に詳しかった。

 無勝負どころか、天気まで変わりやがった。

 シールドにへばりつく霙をグローブで取り除きながらのツーリングは、良行に京都まで行った自分のバカらしさを思い知らせてくる。倉敷を過ぎ、福山へ入る頃には、防水したダウンジャケットを貫いて、皮のつなぎの縫合部分からも冷たい雨が滲み込んでくるようだった。

 良行のツーリングは、日没からさらに時間も掛かり、午後7時を過ぎてやっと終了した。自宅へ帰り着いたときには、体中に鉛を埋め込まれたようにグッタリし、食事も摂らずに就寝するしかなかった。

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