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聖奈美ルート・ビエンリズム(12)
「どうして、論文みたいな返事なのよ」
「まあまあ、そこまで深く考えなくてもいいさ。それを考えるのなら、明日の事を考えようぜ」
「……何か、流されたような気がするんだけどな~」
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「ありがとうね、送ってくれて」
「これも、彼氏の勤めだろ。――ここからは、ダルクに任せるぜ」
「うん、任されました」
「じゃあ、明日、優勝目指して頑張ろうな」
「ええ、あたしたちの力、見せてやりましょう!」
――大会前日は、こうして過ぎていったのだった。
そして、いよいよ当日がやってくる。
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