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聖奈美ルート・ヴィヴァーチェ(6)

「……なあ、祐喜は恋人とか欲しいって思ったことはないのか?」

「え? どうしたの? 急にそんなこと聞いて」

「いや、考えてみたら、あんまり祐喜からその手の話題を聞かない気がしたからよ。学園の時なんて、いつも翔の与太話の聞き役に回ってばっかりで、祐喜の口からそういうことを一度だって聞いたことなかった気がするし。実際どうなんだ? 女の子に興味はあるんだよな?」

「それは、もちろん。僕だってちゃんと男だし、女性に対しての興味はあるよ?」

「そうか。……どういう感じの女性が好みなんだ?」

「うーん。……どんな子とか、特にこだわりはないんだけど、強いて言うなら沈黙をあんまり嫌がらないような子かな? ほら、僕ってそこまで会話が上手じゃないから」

「そうか? 俺はそうは思わないが」

「それはいつも一緒にいるからだよ。何だかんだ、長い付き合いだし、今さらちょっとくらい互いが黙っても気まずくなんてならないよ。……うん、そうだね。今の僕と吹雪のような関係を、そのまま女の子に求めたいかな」

「……俺、遠まわしに告白された? 今」

「言った後、自分でもちょっと思ったね。周りの人に誤解されてないかな?」


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