聖奈美ルート・ヴィヴァーチェ(4)
「あーあー、相変わらずラブラブだね~あの二人は」
「そうですね~。でも、見てて不思議と嫌な感じはしないからおかしいですよね」
「そうなのよね~。何でなのかしら? 理想的な付き合いをしてるからなのかしら?」
「なんですかね~? ――勝利できる可能性はたくさんある~って言ってますけど、それに関してどうですか? カホラ先輩は」
「もちろん、大いにその可能性はあると思うけど、それに負けないくらい、障害はたくさんあると思うわ。――特に、私とかね」
「お、大きく出ましたね~」
「たまには、こういう展開も悪くないんじゃない? いつもの友人が敵側に回る。なかなかに熱い展開でしょ? それに、二人の更なる関係の発展にも一役買ってるしね」
「頑張ってくださいね、先輩」
「もちろん。……というか、祐喜だって出るんだから、何か一言言っておいたほうがいいんじゃないの?」
「え? 僕はいいですよ。一応参加はしますけど、正直先輩や吹雪たちのような実力はありませんから」
「……そういうことを言うチームに限って、ちゃっかり良い所持っていくものよね」
「いや、別にフラグを立ててるわけではないですよ?」
「そうなの? ――まあとにかく、当日のマジック・コロシアム2は悔いの無いように頑張りましょう」
「はい、そうですね」
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