表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/200

聖奈美ルート・トスト(1)

12月8日


「――ふぁ~あ、おはよ~ふーちゃん」

「おはよう、マユ姉。……今日は、学校行かなくていいのか?」

「今日はお休みだよ~、だから一日中家でグータラしてる~、じゃないとやってられないから~」

「全て語尾が間延びしてるな。……そんなに激務なのか? 最近」

「まあね~、これでも担任の先生だから、生徒のフォローっていうのがなかなか骨が折れるんだよ。問題児っていうのはいないんだけど、みんな元気だからさ~。それに合わせると体力を消耗するんだよ」

「何が骨が折れるだよ……俺からしたらマユ姉の方が問題児みたいなもんだぜ」

「あ~、またそういうひどいことを当たり前のように~」

「だってそうじゃないか? 家では俺が全てあなたの面倒を見ているのですから」

「そ、それはそうだけどさ~……」

「元気なら腐るほどあるんだから、そこで使わないでいつ使うんだよ。頑張って生徒のために尽力しな、繭子先生」

「はーい……お腹すいた~、ふーちゃんごはーん!」

「へいへい……」

 数年経っても、マユ姉の容姿は一向に変わる気配がない。こんなのが担任だっていうんだから、不思議なもんだよな。まあ、誰にでも分け隔て無く接することができるから、そこを認められたっていえば多少納得はいくが……生徒に混じったらどれが担任なのか分かったもんではなさそうだ。

 …………。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ