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聖奈美ルート・ヴィヴァーチェ(10)

「もぐもぐ……うーん、ちょっとお肉が固いかな~。舞羽の作ったハンバーグの方が美味しいわね」

「そりゃそうですよ。学食ですから、安ければそれでOKなんですよ」

「そうよね~。ワンコインで三ツ星みたいな味だったら、メディアも放っておかないわよね~」

「はい。……ふむ、間接キスか……」

「吹雪、そこで喜ぶのはよくないよ? 聖奈美にバレたらとんでもないことに」

「おっと~、危ない……もし見られていたら血祭の刑に処されるところだった」

「ん? 何? 聖奈美って、吹雪が他の女の子にあーんしたくらいでそんなに怒るの? そこまで凶暴ってイメージは無くなったんだけど」

「もちろん、昔みたいにトゲトゲしてはないんですけど、何て言うか……無言の圧力っていうのがあるんですよね。あんた、それは他の女の子に興味があるって捉えてしまいかねない行為ですよ? みたいな」

「なるほど。昔より、焼きもちっ気は強くなったと。いいんじゃない? それだけ吹雪に思い入れがあるってことなんでしょうし」

「まあ、そうですね。厚意を寄せられてる内は花ですからね。大切にしますよ」

「うん、そうしなさい」


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