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救世主症候群シリーズ解説文置き場  作者: 秋犬
【贖罪ノワール1】救世主症候群・事件編
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休暇編あらすじと解説文

〇「休暇編」あらすじ


 リィア国の上級騎士ティロ・キアンは上司である上級騎士筆頭の娘であるレリミア・トライトを誘拐して隣国へ亡命する。


 隣国でリィアへの反乱の意を持つ反リィア組織に世話になることになり、代表者であるシェール・アルフェッカをはじめ周囲はティロを不審に思う。ティロは組織内で一番のセラス・アルゲイオに勝ち圧倒的な剣の腕を見せつけることで認められる。


 セラスと鍛錬に励んでいるうちにティロの協力者である発起人ライラと彼の旧友であるシャスタ・キアンが合流する。ライラ以外ティロの誘拐の理由を知るものはなく、また反乱の意も不明なままであった。


〇キャラ動向

※年齢は休暇編の時点です※


ティロ(24)

 主人公。類い希なる剣の腕を持つが極度の閉所恐怖症でかなり酷い不眠に悩んでいる。事件編においては頑なに心を閉ざしているため、何故彼がレリミアを誘拐してリィアに刃向かうことになる。


ライラ(25)

 ヒロイン。事件編においてはトライト家の女中セドナとしてレリミアの誘拐を手助けしながらリィア国への反乱を画策している。反乱は「発起人ライラ」の名の下に行われており、あと4つの組織と連絡を取っている。


シェール(27)

 準主人公。リィアの隣国クライオで反乱軍を率いている。かつてリィア侵攻により処刑されたオルド国王の息子らしい。証書の偽造を得意としている。


セラス(19)

 反乱軍で女性にして一番の剣の使い手。剣豪小説が大好き。


シャスタ(24)

 ティロの旧友。元リィアの特殊任務部に在籍していたらしい。ビスキの組織からライラと共にクライオの反リィア組織に合流するが、その真意は定かではない。


レリミア(15)

 リィアの上級騎士隊筆頭ザミテス・トライトの娘。セドナとティロと旅行に行く最中に騙されて誘拐される。何故彼女は誘拐されなければいけなかったのかというのが今作品での大きな謎のひとつになってきます。


〇内容解説

 休暇編はかいつまんだ解説が難しいため、全体的なポイントをピックアップします。


「お嬢様誘拐して亡命してティロは何がしたいのか?」

→これが今作での大きな謎になります。どうやらレリミアの父親に相当な恨みがあるようですが、レリミアを誘拐することとそれに何の関係があるのかというのが今後のテーマです。


「ティロは過去にトライト家に何かされたの?」

→これは事件編の大事なポイントです。レリミアの父親に恨みがあるのはわかるとして、何故家族全員に恨みを募らせているのか。家族ぐるみで酷い目に合わせられたのでしょうか? しかし、レリミアには心当たりが全くありません。


「ティロは一体何者なの?」

→彼によると「一度死んでいる」「強いて言うなら亡霊」だそうです。この辺の事情に関して、彼はしばらく口を開きません。事件編では何故彼が身の上を一切話さないのかというのがメインの謎になってきます。


「トリアス山の死神の真相は?」

→死神の件に関しては、ティロは何故かレリミアとセラスには「自分が死神だ」と打ち明けているのに、案内人には「知らないね」とすっとぼけているあたり、何か事情がありそうです。


「発起人ライラの目的は何?」

→何故こんな回りくどい真似をしてティロに協力しているのか、そして彼との関係も今のところ自称「俺の女」だけでいまいちわかりません。この2人の関係も今作では非常に大事になってきます。


「結局シェールは何者なの?」

→途中で妙な噂ややり取りがありました。そもそも何でオルド国の兵士たちがクライオに集結しているのかの話が全く語られていないですね。その辺も今後大きく話に絡んで来ます。


「セラスの態度が露骨に変わったのはなんで?」

→セラスのティロに対する態度は実は非常に複雑なものになっています。立場や身の上などを踏まえて今後の展開に注目です。


「ティロはどうやって上級騎士になったの?」

→最後にシャスタとセラスが気にしていましたが、どうにも彼の身の上だと上級騎士という身分になるのはかなり難しいみたいです。事件編でこのあたりのことは解明されていきます。



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